佐賀インターナショナルバルーンフェスタ(佐賀バルーンフェスタ)は、1980年から開催されている歴史のある大会です。100機以上の気球が飛び立つ姿は圧巻で、観客動員も80万人を超えています。
佐賀県を代表するイベント、佐賀バルーンフェスタの撮影スポットに行ってきましたので紹介します。
佐賀インターナショナルバルーンフェスタ
午前7時に離陸開始とかなり朝の早い時期でのイベントなので、のんびり到着で大丈夫だろうと思っていたら場所取りは厳しいです。
深夜2時ごろの到着で、ロケハンのため離陸地点反対側の土手を歩きましたが、すでに何人かの方が場所取りを開始していました。
それでも、これくらいの人数ならなら撮影場所も広いし、仮眠を取っても大丈夫だと判断してその場を離れました。
午前6時ごろ、もう一度対岸側の撮影エリアに向かったときは人であふれかえっていました。
日の出の様子がわかります、朝焼けになっている方角です。
スマホの画角でちょうど良い距離ですので、無理して場所取りをせずにお手軽に撮るのも手かもしれません。
佐賀バルーンフェスタの防寒対策
撮影とは直接関係ありませんが、11月上旬は明け方かなり冷え込みます。午前中の撮影で場所取りをしている間は、天気がよければ放射冷却でグングン気温が下がっていくのを体感できるでしょう。
体感で5℃くらいを想定しましょう
佐賀バルーンフェスタ離陸場所へのアクセス
佐賀バルーンフェスタ開幕中は長崎本線に「バルーンさが駅」が臨時駅として開設され電車が停車します。
バルーンさが駅から国道207号線までの河川敷がメイン会場になります。 対岸からリフレクションを狙うのならば、2km弱歩くことになります。およそ30分程度の時間が必要です。
始発に乗ったとしても、会場対岸からの撮影の場所取りに間に合わない可能性があるので注意が必要です。
国道207号は横断禁止になりますので、橋の下を遠回りする必要があります。
佐賀バルーンフェスタ離陸場所と太陽の向き
11月上旬ごろの太陽の向きです。右側オレンジ色の線の方角から朝日が上がってきます。(黄色の線は月です)日の出は、およそ午前6時40分です。午前に対岸から撮影するには日の出の向きを考慮する必要があります。
一斉離陸の場合は、地図右側の河川敷いっぱいに使って競技が開催されます。バルーンさが駅の方角に向かってカメラを構えると半逆光になります。そのように撮影ポイントを決めることで、スマホでかんたんにきれいな写真を撮ることができるでしょう。
iPhone XS Maxで撮影しましたが、スマホの画面で見る程度ならフルサイズ機にも引けをとりません。
リフレクションにこだわらなければ、対岸に渡らなくてもよいです。
なんといってもバルーンフェスタらしいリフレクション
バルーンさが駅から遠い
場所取りが熾烈
逆光を考える必要がある
気球を至近距離で撮影できない
身勝手なカメラマンが多い(目に付く)
佐賀バルーンフェスタのオススメレンズ
対岸からの使用レンズは35mm換算で24mm-70mmの標準レンズで問題ないです。遠くに飛んでいった気球を追いかけるのに望遠側があったほうが良いことに間違いはありません。
広角側24mmは、余計なものが入るためほとんど使いませんでした。広角側は35mmからを多用しました。
望遠側70mmをトリミングしています。一斉離陸をすると撮るのが忙しくて、撮影後にのんびりとトリミングすることになります。
今回のレンズはSONY FE 24-70mm F2.8 GM一本勝負としました。
佐賀バルーンフェスタで中止になる風の強さ
気球は風に弱い乗り物です。強風で競技が中止になることもざらにあります。午前の開催確率80%、午後の開催確率40%らしいです。
雲の形でわかりますが上空は強風が吹いています。この日は運よく開催されました。天気予報などの風速で4mくらいが中止の判断になるようです。
まとめ
朝早起きする必要があるので、忙しいイベントにはなりますが、頑張ったかいがあるすばらしい景色を見ることができます。
ぜひ会場近くまで足を運んで、日本最大級(アジア?)の気球イベントを楽しんでください。佐賀バルーンフェスタは本当によいイベントですよ。