初めてロードバイクを購入する時に、別売りで必ず購入しなければならないのがペダルです。
ペダルがないと漕げないじゃないかと思われるかもしれませんが、ビンディングぺダルにはたくさんの種類があるために好みのペダルを選べるようになっています。
ビンディングシューズもペダルの規格に合わせたものを購入する必要があるので慎重に選択しましょう。
フラペでよいと思われている方もこの記事を読まれているかもしれませんが、ビンデイングペダルを使うことをオススメします。ビンディングペダルの簡単な練習方法も後半に書いておきます。
ビンディングペダルの形状別メリットとデメリット
ビンディングペダルは専用シューズを使用して、ペダルとシューズを固定しクランクを回します。ペダルを引き上げたり、回したり、通常の踏んで漕ぐ以外の動作でも力をクランクに伝えることができまます。
シマノのビンディングペダル、ビンディングシューズを例にSPDとSPD-SLメリットとデメリットをあげていきます。
ＳＰＤ－ＳＬ
ＳＨＩＭＡＮＯ ＨＰよりロードバイクをせっかく購入したのだから性能重視で、歩く事はないから歩きづらくても問題ないという方にはSPD-SLをオススメします。
後述のSPDペダルに比べてクリートとペダルの接触面が大きく、おもいっきり力をかけても安定しているという優位性があります。
あとはデザインがロードバイクのシルエットとマッチするため違和感無くかっこいいです。
デメリットは歩きづらいという点につきます。輪行など行うときはそのまま飛行機や鉄道に乗る事はできません。履き替える必要があるため、履物の大きさだけ荷物が増えることになります。
これは、沖縄に飛行機輪行したときの荷物ですが、青いシューズケースに替えの履物が入っています。この大きさとペダルの踏み込みやすさがトレードオフになります。
あと注意点としてはシューズ裏面がプラスチック製もしくはカーボン製のために、イベントで砂利のエイドなど地面が悪いところに歩いていくとかなり裏面が削られます。
濡れたコンビニの床はかなり危険です
ＳＰＤ
ＳＨＩＭＡＮＯ ＨＰより飛行機輪行や鉄道輪行をするときに便利なのがMTB用ペダルです。通勤通学に使われる方にも好適です。
SPD-SLに比べて簡単にペダルとクリートが離れます。初めてのビンディングを使われる方でも簡単に扱えるようになるでしょう。
SPD専用のシューズを使えば、クリートが靴底のゴムの中に隠れてしまうので普通の靴と同じように歩くことができます。
SPD、SPD-SL両方使えるシューズはクリートが隠れないため歩きづらいです
お見苦しい写真で申し訳ありませんが、ＳＰＤシューズを履いたまま飛行機に乗る事も可能です。保安検査場もこのまま通っています。
デメリットは力がペダルに伝わりにくい気がすることです。SPD-SLに比べて明らかに面でなく点で押している事がわかります。
観光メインでのんびりサイクリングするのならSPDペダルの方が適しているでしょう。
ビンディングの練習方法
ビンディングペダルは脚と自転車を固定してしますので、はずしたい時にはずせないと大変危険です。乗車する前にしっかり練習しておきましょう。
ビンディングの開放は最弱から始めましょう
固定式ローラーを使った練習
固定式ローラーを持っている、またはショップで貸してもらえる場合は何の問題もありません。つけはずしを思う存分練習しましょう。
固定式ローラーを使うことができない場合
固定式ローラーがないときは、片足ずつ練習します。
またがった状態で、付ける外すをくり返します。かんたんに脱着ができるようになったら実際に自転車に乗って練習します。
安全な場所で行ってください
止まるときは左足を地面につきますので、最初は右足だけ固定して走行します。走行しながら脱着を繰り返します。
かんたんに脱着ができるようになったら、次は左足だけを固定して脱着の練習をします。
両足がスムーズに脱着できれば、練習はおわりです。
スムーズに脱着できるようになっても最初のうちは、走行中に足首をひねって外したり付けたりを繰り返しビンディングを使っていることを忘れないようにしましょう。
私は初めてビンディングを使ってサイクリングをしたとき、ビンディングを使っていることを忘れて立ちごけしました。
ありえないと思われるかもしれませんが、それくらいビンディングペダルは違和感なく使用でき、完全にサイクリングの楽しさに心を奪われていました。
まとめ
足が固定されて怖いと思われているビンディングペダルすが、慣れてくると太腿の筋肉を使い分けることができ疲労を分散させることができます。
太腿の前側だけ使って踏むペタリングで長距離を乗ることは難しいです。もしフラペで100km走行できるのなら、前後の筋肉を使って200kmは走行できるのではないでしょうか。
ビンディングペダルを使うのは当然として、あとは使用目的で最適なビンディングシステムを選択していただきたいと思います。
シマノビンディングペダルの代表的な２つを使った感想でした。
ビンディング選びの参考になればと思います。
