スノーボードの遠征に使うために、飛行機預け可能サイズでおそらく最大の厚さを持つアジアラゲージdeparture HD-510-29を購入しました。
ヘルメットの厚みは変えることができないため、ギリギリ入るのではなく半分で納めて内張を使いたいと思って厚いスーツケースを探していました。
衣類と遊び道具を別にすることができるのはメリットで、旅行先で何かして遊びたいと考えている方にはとても良いスーツケースです。
炊飯器が縦にふたつ入るというPOPが、departure HD-510-29の厚さがいかに大きいかを物語っています。
スノーボードや撮影旅行など、サイズが変更できない道具を入れるのに適しています。
さっそく注文して到着しましたので、いちばんかさばる荷物のブーツとヘルメットを入れてみました。
departure HD-510-29購入の経緯
このスーツケースを購入する前は、
このケースの190cmモデルを使用して、宅配便で宿まで発送していました。
ソフトブーツと、ハードブーツそれに対応する板の、2セット余裕で入る大容量のケースでとても使い勝手が良かったのですが、残念な点が一点だけあります。
スノーボードを2セット入れたときに、ヘルメットを入れるスペースが無いため、他にも大きなカバンを持っていく必要があったのです。
また、blp(ビーエルピー)のケースは大容量という点が逆にあだとなり、満タンに詰め込むと重量が40Kgを超えてしまいました。一人では持ち上げて運べなくなりキャスター頼みの移動になってしまいます。
10年近くスノーボード遠征をしているとだんだん慣れてきて、持って行っても使わないものがわかるようになります。
大きいケースはいくらでも入れてしまうので、本当にいるものだけを考えて、必要最小限の遊び道具にすること。
宅配を使わなくても旅行できるぐらいの荷物にすることに、旅のスタイルを変更していきました。
departure HD-510-29開封レビュー
サイズ | 幅43×マチ37×高さ75cm |
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キャリーハンドル | 高さ87・94・103cm |
容量(約) | 105L |
重量(約) | 4.8kg |
素材 | 表地/ポリカーボネート、裏地/ナイロン |
容量は105L、無料で航空機に預けることができる最大サイズです。7~10日の旅行に最適なサイズとなっています。
この状態で到着しました。かなり邪魔です・・・
箱から出すと、きんちゃく袋に入っていました。収納のときはこの柔らかい素材のきんちゃく袋に入れて保管すると傷防止になります。
スーツケースの厚みがよくわかります。ほぼ正方形で、この形のスーツケースはあまりないと思います。ヘルメットや望遠レンズなど、入れるスペースを確保することができます。
TSAロック対応(ダイヤル式TSAロック対応)海外旅行には必須の装備です。
キャスターは4輪タイプです。4輪タイプのものは斜めにして2輪だけ使うと故障の原因になるので注意が必要です。この容量で、満タンにすると重量も増えますので、しっかりと4輪使いましょう。
大型の車輪が使ってあります。動きも軽くスムーズに動いてくれます。あとは耐久性に期待したいところです。
通常の使用で、10年の保証がついています
キャリーハンドルは、3段階伸ばすことができます。全部ひっこめた状態、真ん中まで伸ばした状態、最大に伸ばした状態です。
最大までキャリーハンドルを伸ばした状態です。本体自体の高さがありますので、キャリーハンドルもちょうどいい高さに伸ばすことができます。
荷崩れ防止ネットの状態です。厚さのたりないスーツケースに遊び道具を詰めると中のネットが使えなくなって荷崩れを起こしてしまいますが、この厚みのおかげで有効にスペースが活用できます。
荷崩れ防止のネット小物入れが3つありますのでなくなりそうな小物を入れておくことができて安心です。
ハンガーが常備されていますので、スーツのような衣類もシワにならないように収納できます。
予備のハンガーをもっていくときも、縦にして入れることができ隙間スペースが無駄になりません。
スノーボード用ヘルメットLサイズ、スノーボードブーツ27cmを入れたところです。
隙間には、グローブなどの小物を入れるスペースが残っています。
ゴーグルはキズ防止のために、ヘルメットの内側のスペースに入れておくことをおススメします
荷崩れ防止ネットを閉めることができますので、開けるたびに荷物がグシャグシャになる心配はありません。
あと半分のスペースが残っていますのでウェア類、アクションカム一式を余裕をもって入れることができます。
スノーボード本体はソールガードや薄いケースで保護して単体で持ちましょう。
ソールガードならばとても安価に販売していますので、イチ押しでオススメします。
まとめ
スーツケースの厚みが増えるだけで、スノートリップだけでなく普通の旅行でも荷物が入れやすくなります。
撮影旅行でたくさんのレンズを運びたいときにも重宝しそうです。
スーツケースを上から押さえつけて無理やりファスナーを閉めた経験のある方は、ぜひ厚さのあるスーツケースを試してみてください。