自転車用リュックとして、宿泊サイクリングにDEUTER(ドイター) Race EXP Air (レースEXPエアー) を使用していたのですが、カメラやアクションカムを入れていくと少し容量が足りなくなりました。
自転車用ではなくバックカントリースキー用になりますが、DEUTER(ドイター) Free Rrider Pro 30(フリーライダープロ30)も所有しています。
カメラや15インチクラスのノートパソコンも入れることができとても重宝していますが、バックカントリースキー用のため生地が丈夫で重量があります。
そのため、容量も大きくサイクリング用として必要として充分な強度を備えた、DEUTER(ドイター) Giga Bike (ギガバイク)を追加購入することにしました。
DEUTER(ドイター) Giga Bike (ギガバイク)
DEUTER(ドイター)を選ぶ理由
どうして、DEUTER(ドイター) のリュックばかり購入しているのかというところからですが、DEUTER(ドイター)には、 ドイターエアストライプシステムがすべてのリュックに採用されているからです。
ドイターエアストライプシステムとは、かんたんに説明すると背中の熱を逃がしてくれる機能です。
デブがロードバイクに乗ったり、歩いて撮影旅行をすると背中からの放熱が非常に重要になります。
肥満でなくても、リュックを背負っていると背中が汗でぐっしょりといったことを経験したことはありませんか?完全に汗をかかないわけではありませんが、有ると無いとでは大違いです。
仕組みとしては、背面の両サイドに縦にふたつパッドがあり、パット中央の溝が空気の通り道になって熱を逃がすというものです。
背中とバッグの接地面積が減るのも、汗で背中が蒸れないために役立っています。
腰を固定して密着しているベルトはメッシュになっていて、これもまた通気性を考えられています。
ベルトの幅が広く取ってあるので、腰に負担がかからずサポートするような形になります。
地味に見えますが、これが夏場にはとても効いてきます。
DEUTER(ドイター) Giga Bike (ギガバイク)の収納部分
DEUTER(ドイター) Giga Bike (ギガバイク)は容量28ℓと大型の自転車用リュックです。本来は通勤通学に使うことを目的に販売されているものでしょう。
28ℓの容量を撮影機材でフルに使って長距離のサイクリングをすると、肩が痛みで大変なことになりそうです。
しかし、どうしても持っていきたいものがあるときにこの容量は頼りになります。またリュック本体の重量が約1150 gと軽量なため旅先で使わない荷物を別に保管してサイクリングに出かけることも可能です。
いちばん外側に荷室です。ここには家の鍵など無くすと困るもの、携帯や財布などすぐに取り出すものを入れておくスペースがあります。
ポケットはたくさんありますが、チャックで閉じることができる場所はこの一か所のみです。
二番目に荷室は高さがあり、衣類や輪行袋携帯ポンプを入れることが可能です。
リュック用インナーバックで有名なJILL-E DESIGNS インナーボックス(M)を入れると、このような大きさになります。
撮影旅行と宿泊サイクリングを兼ねる場合は、どちらかを少し諦める必要があります。
私の感覚では、フルサイズ機+広角f2.8ズーム、高倍率1インチセンサーコンデジ、アクションカムまでかなぁというところです。
写真は機材の占有を見るためで、実際は機材の保護が必要です
サイドコンプレッションストラップと、サイドのペットボトル用の袋を使用して三脚を固定することができます。
サイドコンプレッションストラップとは、本来、荷物の入りが少ないときにリュック本体を絞って膨らまないようにするためのものですが、長物の収納にも使えます。
いちばん背中側には、ノートパソコンを収納する場所があります。15インチのノートバソコンでも収納できるスペースがあります。純粋なサイクリング用ではなく通勤通学を考えられています。
サイクリングも撮影旅行も楽しみたい人には、このノートパソコンを入れるスペースはとても重宝します。
ヘルメットホルダーが下についています。これは取り外しのできないタイプですが、取り外せると無くしてしまうのでこれはありがたいです。
下の背中側ポケット内には簡易的ですがレインカバーがついています。
お約束ですが、「完全な防水を保証するものではありません」と書いてあります。このレインカバーは、とっさの雨などで使う程度でしょう。
このレインカバーは取り外し可能で、取り外せばパンク修理セットを入れるくらいのスペースはできます。DEUTER(ドイター) Giga Bike (ギガバイク)にはチャックつきの収納が少ないために、絶対晴れる自信があるサイクリングならば取り外すことも選択肢に入ります。
DEUTER(ドイター) Giga Bike (ギガバイク) 意外にコンパクト
DEUTER(ドイター) Giga Bike (ギガバイク)の上にDEUTER(ドイター) Race EXP Air (レースEXPエアー) をのせてみました。
容量はおおよそ二倍の差がありますが、DEUTER(ドイター) Giga Bike (ギガバイク)はスクエアな外観で荷物を入れる効率が良いことがわかります。
DEUTER(ドイター) Race EXP Air (レースEXPエアー) は長距離サイクリングに特化しており、前傾姿勢をとることを含めて空気抵抗を考えられています。荷物の量によって使い分けがオススメです。
まとめ
どうしてもアウトドアで活動していると、リュックをひとつで済ませることは不可能になってきます。
DEUTER(ドイター) はあらゆるシチュエーションに対応したリュックを発売しているために買い足していっても役割のかぶりを抑えることができます。
荷物の存在を忘れて遊びに集中したいときに、リュックはとても重要なアイテムになります。