自転車

肥満と自転車とダイエットと私。

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幼少期の私は、おばあちゃんっ子って事もあり食べる事が大好きで、体重が増え続けながら成長していました。

人間っていつまで成長続けるのかなって、20歳の時に100キロを超え何かおかしいと疑問を感じるまで体重は右肩上がりでした。

20代

21歳のときに香港旅行をしました。その時に漢方薬のお店に行ったんですが、そこのおばちゃんがズケズケ言うんですね。

あなた太り過ぎこの薬買え。痩せる。

当時、払った金額は12000円だったと思います。痩せないといけないと思い始めた頃でしたので、とりあえず買ってみました。まぁ烏龍茶とかプアール茶とかも行く先々のお店で買わされた訳ですが。

帰国してその漢方薬を飲み始めて3ヶ月たった頃、10キロ痩せる事に成功しました。100キロあった体重は90キロになっていたのです。

今になって考えるとその時に痩せた理由は明確です。当時は会社の寮生活をしており車やバイクに給料の全てを注ぎ込むために寮の食事を断り、1日にバターロールひと袋とプアール茶をしつこく急須で何回もいれて飲み空腹を紛らわす生活をしていたのですから・・・20代で100キロの体重および基礎代謝を考えると痩せていく事は明白でした。

この20代前半の成功体験は私に間違った認識を刻み込むことになります。香港の漢方薬を飲めば10キロ12000円で痩せることができると・・・

25歳のときに私は株式投資に目覚めます。外に出て一晩中、車やバイクに乗ることはなくなり、当時普及し始めたインターネットを使いチャートと、にらめっこする生活が続きました。わりと活動的なほうでしたのでバレーボール、サッカー、野球などの人数あわせで呼ばれていましたが、めっきり外での活動が減ってきたのもこの頃です。

その当時の日本はデフレが始まったばかりの時代であり、私の食生活にも大きな変化が訪れました。マクドナルドのハンバーガーが10個買っても600円だったのです。チーズバーガーにしても800円、体重が3桁に戻るのは神の思し召しだったと言えるでしょう。

30代

30代になってもとくに生活が変わることはありませんでした。新しく始めたことといえばスキーやスノーボードでしたが、3ターンくらいで息が上がることに何の疑問も持たず、30過ぎてウインタースポーツを始めたのだからしょうがないよね・・・と、肥満というのが静かに進行していく病気であることの認識はまったくありませんでした。

しかし困ったこともありました。格好のよいウェアがまったく無いのです。それどころかスポーツ量販店に行っても入る服が無いのです。痩せなければ・・・という思いが日に日に強くなっていきました。

30代中盤に一念発起して、香港の漢方店に電話をかけ、国際郵便保険付きで現金を送ります。10キロの減量ができると信じて疑わなかった私は18000円に値上がりしていた漢方薬を2瓶購入したのでした。

ロードバイク購入そして40代へ

それから40歳を目前に控えた頃でした。相変わらず3桁の巨体を揺らしながら庭で車を洗っていると20年来の悪友TETU氏がなにやらカッコイイ自転車に乗ってきました。

キャノンデールと誇らしげに刻まれたその自転車はバットボーイというクロスバイクでした。

とりあえず試乗させてもらい、高校生ばりの全力疾走をしてきました。今となっては恐ろしいくらいなにも考えていない、もがきっぷりでしたが、ここ何十年と味わったことのない疲労感に私は確信しました。たかだか1キロメートル走ったくらいでこれだけヘロヘロになるのなら絶対痩せるはずだと。

その後すぐ2人で自転車屋さんに直行し、私はキャノンデールCAAD10アルテグラを注文したのでした。付属品を含めて30万くらいだったと記憶しています。

これが私とロードバイクの出会いです。

まとめ

ロードバイクとの出会いで、痩せないまでも楽しい自転車生活をおくっています。

内臓脂肪脂肪だけは減っていますので、健康に良い結果をもたらしているのですが、皮下脂肪はついたままです→【絶対痩せる】デブがロードバイクダイエットに適した心拍数で脂肪燃焼するのは不可能なのか

脂肪燃焼
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