「写ルンです」のレンズをミラーレス機に取り付けて、独自の描写を楽しめる GIZMON Wtulens L(うつレンズ)Eマウント版を購入しました。
GIZMON Utulens
単焦点 f=32mm F16 (絞り固定)
GIZMON Wtulens
単焦点 f=17mm F16 (絞り固定)
値段も手ごろで、少量生産のためいつも品切れをおこしています。在庫を確認してみてください。(リンク先でマウントの変更は可能です)GIZMON Utulens を購入したいと思っているのですが、まだ買えていません・・・
半年待ちで、購入することができました→【GIZMON Utulens開封レビュー】品切れ続きで手に入らないパンケーキレンズをα7Sに装着してみた
運良くGIZMON Wtulens Lを入手できましたので、紹介したいと思います。GIZMON Wtulens L は、GIZMON Wtulensの薄型軽量版になります。
「写ルンです」レンズを使用したGIZMON Wtulens L
GIZMON Wtulens L とは
「写ルンです」の非球面メニスカスレンズという高い描写力をもつレンズをリサイクルしたうつレンズには、単焦点 f=32mm のGIZMON Utulens と単焦点 f=17mm のGIZMON Wtulens があります。
どちらも「写ルンです」のレンズを使用していますがWtulens は、レンズを2枚使い、ダブルガウス型のように対称に配置してより広角なレンズになっています。
「Wtulens L」は、「Wtulens」の光学性能をそのままに、より薄く軽量に仕上がっているミラーレスカメラ用のパンケーキーレンズです。
20gほどの重さしかありませんので、気軽にスナップを撮ることができます。
[マイクロフォーサーズ]
[Eマウント]
[富士フイルムXマウント]
[EOS Mマウント]
[ニコン1マウント]
GIZMON Wtulens L 付属品
レンズ本体とマウントアダプターです。レンズポーチが付属しているのが嬉しいです。
レンズをマウントアダプターに取り付けてみます。この状態でかなり軽いです。スナップがはかどります。
横から見たところ。ほとんど厚みがありません、ボディマウントカバーよりも薄いのではないかと思うくらいの厚みです。
GIZMON Wtulens L をEマウント機に装着
α5100 とGIZMON Wtulens L
α5100に取り付けたところです。APS-Cサイズに取り付けた場合、おおよそ28mm(35mm換算)の広角レンズになるそうです。
レンズ交換式のカメラは、レンズが出っ張って大きいイメージです。
しかしGIZMON Wtulens L と、α5100の組み合わせはRX100などの高級コンデジと同じくらいになります。
横から見ても、ボディマウントカバーよりも薄く感じます。よくここまで薄型軽量にしたと、感心します。
α7s とGIZMON Wtulens L
α7Sとの組み合わせは、カメラ自体がα5100よりも大きいため「小さくなったなぁ」という印象はあまりありません。
この組み合わせがフルサイズセンサーの撮影システムの、最軽量クラスにちがいありません。
世界最軽量はおそらくα7Rでしょうが、生産が終了しているため、新品購入できるフルサイズ最軽量の組み合わせはα7(無印)になります。
GIZMON Wtulens L は、絞り固定のF16と暗いレンズなので夜間のスナップはISO感度を高くでき、センサーのピッチが大きく諧調性が豊かなα7S系との相性がよいように感じます。
まとめ
バリッと解像された今どきのレンズもきちんと撮れれば楽しいです。自宅のパソコンで拡大して感動する楽しさは否定しません。
しかしSNSなどにアップすることを考えれば、そこまで解像していなくてもよいです。
シャッターを押すだけで味のある写真が撮れるGIZMON Wtulens L は、値段が安いこともありカバンにいつも入れておきたくなる当たりレンズです。