千里川土手は伊丹空港(大阪国際空港)への離着陸を目の前で見ることができます。航空カメラマンはもとより、無料で楽しめるスポットとしてファミリーにも人気急上昇中のスポット、千里川土手への行き方をまとめてみました。
日本有数の航空スポット千里川土手とは
千里川は,箕面山を源流としている一級河川です。伊丹空港のすぐに南にある千里川沿いはり,伊丹空港そばの土手は,日本で最も飛行機を近くで見ることのできる場所として、航空ファンの間で撮影スポットとして知られていました。
そんな千里川土手ですが、GoogleのCMに取り上げられたことによって一躍有名になりました。
Googleの航空写真でわかるように滑走路進入口にかなり近い位置から、飛行機を見学することができます。
真横から見ると人と飛行機はこのような距離になります。ものすごい迫力で飛行中の飛行機を見学することができます。
千里川土手へのアクセス
最寄り駅は、阪急宝塚線の曽根駅になります。
伊丹空港の最寄り駅は大阪モノレールの大阪空港駅です。伊丹空港に到着してから大阪モノレールで蛍池駅まで行き、そこから阪急宝塚線の普通列車に乗り換え曽根駅にいく必要があります。
曽根駅から千里川土手まで徒歩でおよそ20分です。最短距離は、いりくんだ住宅街を通るため、初めての方は少し多めに時間を見積もる必要があります。
レンタサイクルを利用する
撮影機材が重いなどさまざまな理由で、千里川土手まで歩きたくない人は、レンタサイクルを利用しましょう。阪急レンタサイクルが曽根駅にあります。1日310円で借りることができます。(電動自転車420円)
阪急レンタサイクルS-style阪急曽根駐輪センター
電話番号 06-6850-4411
営業時間 7:00~21:00
営業時間が21時までですので夜間の撮影を楽しみたい場合は注意が必要です。その場合は半球宝塚線の豊中駅、岡町駅で自転車を借りましょう。
阪急レンタサイクル阪急岡町北駐輪センター
電話番号 06-6840-4080
営業時間 6:30~23:30
阪急レンタサイクル阪急豊中北駐輪センター
電話番号 06-6840-8858
営業時間 6:30~23:30
一番遠い豊中駅からでも千里川までは2.5kmしかありませんので、自転車で充分移動できる距離です。
タクシーを利用する
公共交通機関をつかって大阪入りした場合、いちばん手っ取り早いのがタクシーです。ただし帰りは歩きになる可能性大です。
曽根駅方面に歩いたときに、タクシーが拾えそうな道に出たら、すでに曽根駅まで1/3の距離を歩いています。
初めて千里川を訪れたときは伊丹空港でタクシーに乗りましたが、運転手さんに千里川を伝えるのに苦労しました。
いまは観光スポットになりましたので事情は違うかもしれません。
最寄の駐車場
飛行機を見にくる観光客を対象に警察が取締りをしているので、路上駐車は厳禁です
空港周辺道路は駐車禁止で、とくに千里川近辺は生活道路でもあります。千里川のビュースポットを守るためにも路上駐車は絶対止めましょう。最近は駐車場も整備されていて、1日600円とリーズナブルに安心を買うことができます。
それでも、千里川土手に上がる手前の坂道などに、路上駐車をする輩が絶えません。マナーを守って楽しみましょう。
オリックスパーキングスポット 千里川土手
前置きが長くなりましたが、一番近い駐車場です。
屋根のない駐車場で、RV車など2.3m以上の車も大丈夫です。
タイムズ豊中勝部1丁目
クレジットカードが使えるタイムズも近くにできました。こちらも1日600円で利用できます。
マイルを貯めている方はタイムズ豊中勝部1丁目にしましょう。
すぐとなりにタイムズ豊中勝部1丁目第2駐車場もあります。千里川土手にはこちらの方が少し遠く入口も狭いです。第2駐車場は1日500円で駐車できます。
少し遠い駐車場のほうが安くなっているということは、この駐車場が誰をターゲットにしているのかよくわかります。
いずれにせよ、千里川土手周辺に有料駐車場がたくさんできていますので安心して飛行機見学に向かうことができます。
千里川土手近くのトイレ
徒歩で気軽に行くことができる距離に、トイレはありません。
特に撮影のために機材を設置した場合は、
トイレに行くとき=撮影終了
と、考えておきましょう。
千里川土手の注意点
撮影について
撮影にきて、いろいろレンズを交換して撮影を楽しみたい場合、舞い上がるほこりに注意しましょう。
飛行機が来ないときでも、土手は舗装されていませんので気を抜くことはできません。
子供もたくさん見学に来ているスポットになりましたので、テンション上がってわざと砂煙をあげるような走り方をする子供もいます。
たくさんレンズを持ってきても、刻々と変化する千里川の撮影に対応できませんので、サブカメラなどで対応したほうが無難です。
夜間のフラッシュ撮影は、飛行機のパイロット、まわりの撮影者に対して迷惑になりますので厳禁です。
準備しておきたいもの
身を隠すところがない、吹きさらしの土手です。夏は日差しと水分対策、冬場は防寒対策が必要です。
夜間まで滞在する場合は、千里川土手には街灯がありません。帰り道が真っ暗で見えなくなりますので、LEDライトなどの準備しましょう。
まとめ
大迫力の飛行機を見ることができる千里川土手をまとめてみました。
昼間に見て、ライトな撮影を楽しむだけなら、とても楽しい航空スポットです。ぜひ訪れてみてください。
夜景の撮影は難易度が高いので、相応の準備が必要です
貴重な撮影時間を無駄にしないために駐車場が不安な方は予約しておくのもアリ!