現代の社会で活動していると、人間関係や仕事などでかんたんにストレスがたまってしまいます。
このストレスやイライラで疲れていませんか?たまったストレスをそのままにしておくと自律神経のバランスが崩れ、健康に大きな影響を及ぼすことになります。
解消方法はいろいろありますが、私が実践しているのはロードバイクで走ることです。
ロードバイクを漕いでいると、当然苦しくなります。なぜわざわざストレスをためるようなことを休日にしないといけないのか。
自転車に乗っている時のことでまだまだ誤解をされている面もありますので、私がBMI32の体型で体験したことを紹介します。
気分転換にロードバイクがオススメな理由
自転車に乗らない人から見ると、わざわざなんでキツイことするの?と思われがちですがやってみると常習性があることがわかります。
私はめんどくさがりなので自転車にまたがるまで、時間がかかります。着替え、ドリンク、タイヤの空気、サイコンの充電などなど。
乗った後もしばらくは、もう少し寝てたかったなとか思いながら走っています。
だんだん楽しくなってくるのが20~30分後くらいです。距離にして10kmていど走った頃です。
頭の中がすっきりして、前向きな考えになってかんたんな悩みなら自己解決してしまいます。
そして最終的には帰宅したくなくなり遠回りして帰ります。
そして次の休みも乗ろうと思って自転車を片付けます。このスパンの繰り返しです。
サイクリングの効果 ランナーズハイと快楽物質
ロードバイクに乗っていると、ドーパミンやエンドルフィンという物質が脳内に分泌されます。
ドーパミン
ドーパミンは、自転車に乗っている間に周りの景色が変わっていくことなど、外部の刺激によって分泌されます。幸福感、ヤル気UPにかかせない物質で、ドーパミンが減少すると生活のエネルギーが減少して後ろ向きな考え方にになってしまいます。
ドーパミンの分泌のために激しい運動をする必要はありません。のんびりペースで大丈夫です。
エンドルフィン
ランナーズハイという言葉とともに、ランニングをするときに分泌されることで有名になったエンドルフィンですが、自転車に乗っているときももちろん分泌されます。
エンドルフィンは、運動時の痛みや苦しさを強力に鎮静化してくれます。そして、快楽に変換していきます。苦しいときだけでなく、楽しいときにも分泌されるため自転車に乗っているとどんどん快楽に変わっていきます。
エンドルフィンには覚醒作用もあるため、イライラやストレスを吹き飛ばして、趣味や仕事に集中する事ができます。
サイクリングの効果 景色が楽しい
慣れてくるとすこし遠くに、足を伸ばしてみましょう。自転車の移動するスピードで移動すると気づかなかった景色が目に入ってくるはずです。
サイクリングは計画段階から楽しいです→【サイクリング】考えているときが楽しい初心者向けの失敗しない計画の立て方
がむしゃらにべダルを漕がなくても快楽物質は分泌されますので、周りの景色を楽しめるスピードでペダルを漕ぐことをオススメします。
古い町並みなどを、寄り道しながら走ってみましょう。気づかなかったステキなお店があるかもしれません。
景勝地でサイクリングすれば最高ですし、いつもの河川敷でも新しい発見がみつかるでしょう。
もし時間が許すなら、鉄道や飛行機で見知らぬ土地をサイクリングするのもひとつの手です。最高の気分転換になるでしょう。
鉄道や飛行機で自転車を運ぶ事を「輪行(りんこう)」といいますが、輪行を行う人が増えたため、ノウハウもたくさん公開されていて旅の予定がたてやすくなっています。
サイクリングの効果 ものすごくお腹が減る
サイクリングをすると、ものすごくお腹が減ります。
まったく食べずにサイクリングすることができれば、あっという間に痩せてダイエット効果も最高ですがそういうわけにはいきません。
運動するために必要なエネルギーは使いやすいエネルギーである、ブドウ糖やグリコーゲンとして筋肉や肝臓に蓄えられています。
残念ながら脂肪は、即効性のエネルギーとはなりません。脂肪だけでどこまでも走ることはできないのです。
のんびりサイクリングでも脂質:糖質の割合は5:5で消費されます
がむしゃらに漕ぐと糖質しか消費されないので注意しましょう
厳密にはグリコーゲンが尽きた時に脂肪だけ走ることも可能ですが、ペダルを漕ぐ時のパワーは出ないしとても悲しい気持ちになるので絶対に絶食状態で自転車に乗ってはいけません。
上記の理由から自転車に乗る時は、堂々とたくさん食べてストレス発散しましょう。
走っている途中は、アイスやお菓子など糖分の多いものを食べましょう。
走った後は、がんばった筋肉のためにたんぱく質補給をしておきましょう。
私は食べるのが大好きですので、サイクリングをすることで体重を維持できています。
まとめ
サイクリングは前向きになれる、快楽物資をたくさん分泌してくれます。
景色や町並みをのんびりスピードで走って、新しい発見を見つけてみましょう。
サイクリングで大量のカロリーを消費するため、太る事を気にせず好きなものを食べることができることも、うれしいポイントです。
家にある自転車でかんたんに始める事のできるのんびりサイクリングを、気分転換にオススメします。乗って幸せな気分になって美味しいものを食べて、現代のストレスを吹き飛ばしましょう。