装備重量3桁の体重でロードバイクに乗っていると重さが原因でスポークが折れます。これは避ける事のできない事ですので肥満サイクリストの方は気をつけましょう。
クロモリロードバイクのタイレルRXでサイクリングをしているとき、前後のスポークを折っていますのでその時の状況を紹介したいと思います。
デブでロードバイクに乗られている方は、スポークは折れるということを理解しておきましょう。
とくにハイトの低い軽量ホイールは注意が必要です。
クロモリロードに装着の手組みホイールスポーク折れ
タイレルRXに使用しているホイールは手組みホイールです。
ROAD 38 WIDE カーボンリム

SAPIM LEADER BLACK #14
の組み合わせです。
フロントスポーク20本、リアスポーク24本、で組んであります。
体重のわりには少ない本数です。難しい計算式は理解していませんので完組みホイールなどの本数を眺めたりして、なんとなく決めました。
リアホイールのスポーク折れ
リアスポークが先に折れました。リアはハイトの高いホイールと差し替えながら使っていましたので2000kmも走っていないと思います。

フリー側のスポーク、SAPIM LEADER BLACK #15が折れています。(反フリー側はCX-RAYを使用しています)
廉価版のリムのため自走を決意しました。
帰るためにスポークのぶらぶらを直すため、隣のスポークに巻きつけています。
ホイールの振れも発生しますので、ブレーキを広げておきます。
自走はリムや他のスポークにダメージが及ぶためオススメしません
路面と走行時の状況
サイクリング中、7%程度の勾配でだらだら上がっていました。
シッティングのままのんびり登っていましたが、上り坂が終了する前に一気に立ち上がって踏み込みました。
バチーン
というパンクとも違う音がしたので、すぐ止まって後ろをみました。まさかスポークが折れるとは思っていなかったのでタイヤを回してパンクを確認していました。
回すたびにカランカランと何かがあたる音がするので、丁寧にタイヤを確認しているとスポークの折れが発覚しました。
デブのパワーで踏み込むとスポークに負担がかかる
肥満サイクリストに坂道を丁寧に登れと言ってもそもそも無理な注文ですが、踏み込まず回す丁寧なペタリングを心がけましょう。
フロントホイールのスポーク折れ
リアホイールのスポークを折ってからというもの、一気に踏み込むような乱暴なペダリングは避けて丁寧に乗るように心がけていました。
折れました。

フロントホイールの走行距離は正確にはわかりませんが、4000kmは走っていないと思います。
路面と走行時の状況
ほぼ平坦な道を走行中に勾配4%程度の短い上りにさしかかったときでした。
ギアを軽くするまでもないので、ペダルを踏み込もうと立ち上がった時です。
パチッ
という音がしました。聞いたことのない音でしたがただ事ではないことだけはわかりました。
すぐに停止して、フロントまわりを確認しました。
フロントホイールはラジアル組みですので、すぐにスポークが折れているのがわかりました。
自走して帰るために、折れたスポークを隣のスポークに巻きつけました。
ホイールの振れも発生しますが、ブレーキを広げることで対処しました。
自走はリムや他のスポークにダメージが及ぶためオススメしません
今回は立ち上がって、ハンドルに体重をかけた瞬間にスポークが折れました。
ハンドルにデブの体重を乗せる行為が、フロントのスポークに負担をかけていることがわかりました。
追記 フロントホイールのスポークをを再び折ってしまった
本来、フロントホイール(前輪)は、車体と体重しか力を受けていません。進むための力を受けていないにもかかわらずフロントホイールのスポークを再び折ってしまいました。
本来自走はオススメできませんが、やむを得ず自走しました。
→【手組ホイール】デブがロードバイクに乗ってスポークが折れた時の自走方法
まとめ
フロント20本で1本スポークを折ったとき、ギリギリ自走できる程度の振れでした。これよりスポークが少ないと振れが大きくなり自走できないかもしれません。
スポークを折ってから何とか帰宅できたら、すぐに購入した自転車屋さんに修理を依頼しましょう。
手組みホイールを作ってもらうときは、予備のスポークを保管してもらうのもよいでしょう。
体重が重いけどロードバイクに乗りたい、ロードバイクでダイエットをしたいと考えている方は、完組みホイールでもあまりにもスポークの少ないホイールを選ぶのは止めましょう。
デブに軽量ホイールは百害あって一利無し
スポーク折れの続きです→【手組ホイール】デブがロードバイクに乗ってスポークが折れた時の自走方法
