肥満体がロードバイクでサイクリングするときに、必ず準備しておきたいのがボトルと中に入れる飲み物です。
ボトルの中に入れておくドリンクを何にするか迷う方も多いと思います。また初心者の方は、迷わずスポーツドリンクを入れると答えるかもしれません。
私は、ボトルの中には麦茶以外のお茶を入れています。デブがロードバイクでサイクリングするときの水分補給のコツを記事にしていきます。
ロングライドの水分補給
ロングライド中に、水分補給を行うタイミングって考えたことありますか?
喉が渇いてきたら、という方も多いかもしれません。
もしかしたら、ボトルを取り出すのがめんどくさくて次の休憩ポイントまで、という方もいらっしゃるかも・・・
私も、喉が渇いてから水分を取ったらいいと思っていましたが、実は喉が渇いてから水分補給をしていたら遅すぎます。
喉の渇きをまだ感じないときから、水分補給をしていかないといけません。なぜならば喉が渇いた時点で脱衣症状になりつつあるからです。
水分補給がめんどくさくならないように、専用のボトルを準備しておきましょう。
初心者の方はボトルを走りながら使うなんて、そこまでガチじゃないし・・・ペットボトルで充分。と思われるかもしれません。
街中散策のポタリングならばともかく、走ることに集中して余計なことをしたくなくなるロングライドでは水分補給もかんたんに済ませるように準備しておきましょう。
サイクリング中ボトルに入れる飲み物
ロードバイクとスポーツドリンク
運動時の水分補給は、スポーツドリンクで決まりでしょう。と思っていませんか?
ポカリスエットやアクエリアスなどのCMをみていると、運動中はスポーツドリンクで水分補給してパフォーマンスアップ!のようなイメージをうけます。
スポーツドリンクをボトルに入れない方が良い理由は、単純にぬるくなるとまずくて飲めないから・・・
スポーツドリンク否定派の言い分は、スポーツドリンクは薄めて飲んだ方が良いとか、糖分が多すぎて一気に血糖値があがって体に良くないとか、いろいろな理由をよく見かけます。
確かに、ロングライドスタート直後にボトル内のスポーツドリンクすべてを飲み干したら糖分の摂りすぎになるかもしれません。
ロングライド中の水分補給は5kmくらいの距離で、こまめに行うのが基本ですのでスポーツドリンクの糖分などは気にならないレベルでしょう。
しかし、この「こまめに」というところがスポーツドリンクの甘さと相性が非常に悪いです。夏場のサイクリングの、なまぬるいスポーツドリンクは不味くて飲めたもんじゃありません。
保冷ボトルや凍らせておくとよいのでは?と、反論があるかもしれませんが良い結果にはならないです。
もうひとつ、スポーツドリンクをオススメできない理由はボトルに付着した糖分のせいでカビが生えやすくなることです。
ボトルを何本かカビさせてしまってからは、ジュース類はボトルに一切入れないようになりました。
ロードバイクとお茶
ロードバイクに入れる飲み物は、ぬるくなっても飲みやすいもの、糖分が含まれていないものが良いことがわかりました。
具体的にはなにが良いでしょうか?
お茶か水に限られてくるでしょう。私は、味がついていない真水が苦手なのでお茶を入れるようにしています。
麦茶以外のお茶ならば、抗菌作用もあり真夏のサイクリングでもある程度は菌の繁殖を抑えることができます。
途中で飲み物がなくなって、最悪、公園などの水道水を補充することになっても最初に入っている飲み物がお茶ならば、違和感なく混ぜることができます。
スポーツドリンクには、ブドウ糖やミネラルも含まれているけどそれはどうするの?お茶にはないでしょう?
そう思われる方もいらっしゃるでしょう。水分補給と栄養補給は別にして考えましょう。
サイクリング中に失われるミネラルの補給
汗で排出されたミネラル分(特にマグネシウム)が欠乏すると、痙攣の原因になります。
お茶や水で、マグネシウムを補給することができません。したがってミネラル分を別に補給してあげる必要があります。
デブがサイクリングするときに、痙攣は切っても切れない関係にあります。水分補給とミネラル補給どちらが不足しても脚の筋肉はかなり危機的な状態になります。
ロングライド中の痙攣については→【ロードバイク】サイクリングによる痙攣、こむら返りの解決方法
そのために、水分補給とミネラル補給は別に考えてサイクリング中にも飲みやすいものを準備しておきましょう。
スポーツドリンクはロングライドと相性が悪いのか
ここまで書いていくと、スポーツドリンクなど糖分が多いドリンクはロングライドと相性が悪いのかと思ってしまいがちですが、そんなことはありません。
ロングライド終盤になってくると、エネルギーも枯渇し始めかといってオニギリなどの固形物を摂るのもめんどくさいときがあります。
そんなときに、スポーツドリンクやコーラなどで、即効性のあるブドウ糖を補給しましょう。しばらくすると元気が出てくるはずです。
あくまでも、スポーツドリンクはボトルに入れる飲み物としては不適切ということです。
まとめ
サイクリングに入れる飲み物は、水かお茶が良いということを感じていただけたでしょうか。
万が一の転倒のときに、糖分が入っていない水やお茶ならば傷口にかけて汚れを洗い流すこともできますよ。