ZenBook 13 UX331UALを使い続けていますが、ひとつだけ気になることを除いて不満は全くありません。
ひとつだけとはUSB充電に対応していないこと。
買ったばかりのころは、「コネクタさえ合えば充電できるんだろ」と無知で恥ずかしい失敗をしていました。
恥ずかしい記録はこちらをご覧いただくとして、時の流れとともにUSB充電器の進化がありACアダプタを使用している「ASUS ZenBook 13 UX331UAL」にもUSB充電が現実のものとなってきました。
結論から言いますと、Amazonで買い集めた品で問題なく充電できました。
新世代の半導体窒化ガリウム(みんな大好き)
最近、USB充電器やACアダプターのレビューなどで「窒化ガリウム」という言葉をよくみかけます。
窒化ガリウム(GaN)使用の次世代充電器なんて使われ方をしていますが、いったい何が違うのでしょうか?
このサイトは理系でもなんでもなく、薄っぺらく広いことしか書いていないので詳しい説明は省略しますが、従来のシリコン(Si)半導体に比べて、小さくよりハイパワーを出せるということです。
スマホの充電ならばほとんど気にしなくても良い充電器の出力ですが、ノートパソコンを充電しようとしたときには高電圧である必要があります。
RAVPower RP-PC133 は窒化ガリウム(GaN)を使用した小型の充電器です。
USB-A + USB-C の2ポートを備えているため、荷物をコンパクトにすることができ旅行などで役に立ちます。
「ASUS ZenBook 13 UX331UAL」のACアダプターを見ると45Wあれば充電できそうですが念のため65Wの製品を選んでおきました。
電力(W)は電圧(V) × 電流(A)は学校で習ったと思います。
従来のUSB-Aは電圧が5V固定で電流を変化させることによって充電する電力が決まっていました。例えば、1A対応2A対応など聞かれたことがあるでしょう。
PD充電は電圧(V)と電流(A)を変化させること、最大100Wの電力での充電が可能となっています。(ケーブルが対応している必要あり)
5V × 3A = 15W
9V × 3A = 27W
15V × 3A = 45W
20V × 3A = 60W
20V × 5A = 100W
USB Type C 60W対応ケーブルを購入しました。100W対応のケーブルもありますが値段が倍になること、そこまでの電力は必要ないという判断です。
これが無ければ始まらない変換ケーブルです。
「ASUS ZenBook 13 UX331UAL」は差し込みが4.0*1.35mmになります。
ASUS ZenBook 13 UX331UALのPD充電化
変換ケーブルの重量は10gまずまず軽量です。
きちんと調べたので当然ですが、きれいにはまりました。
そもそも、推奨されていないことをしているので実際に充電されるまではドキドキでした。
PD対応充電器をつかうことで「ASUS ZenBook 13 UX331UAL」の充電速度が速くなるわけではありません。
あくまでメリットはACアダプターを持たずUSB充電器を利用することによる荷物の軽量化です。
PD充電器65Wはオーバースペックですが、iPhoneなどPD充電に対応したスマホを持っていると急速充電ができるというおまけのメリットがあります。
①パソコンの必要充電電力の確認
②必要電力が1ポートで出せる充電器(5ポートの合計が60Wとかは不可)
③必要電力に対応したケーブル
3点をクリアすればACアダプターを卒業できる可能性が高いです。
PD充電のまとめ
PD充電はスマホにつかうと、急速充電ができるというだけでとくに積極的に導入する理由にはなりませんでした。
18Wの出力では、PD充電のメリットはあまり感じなかったのですが、窒化ガリウム(GaN)を利用した充電器が増えることでハイパワー化を達成して、ノートパソコンの充電が現実的になりました。
汎用のUSB充電器やモバイルバッテリーでノートパソコンが充電できるということは、ありそうで今までなかったことです。
カメラの機材を抱えての旅行、自転車旅で少しでも荷物を軽くしたいとき、スノボ旅行で飛行機の重量制限ギリギリなど荷物をコンパクトにすることに価値を求める方にはオススメの充電方法です。