楕円チェーンリングの「ローター Q-RINGS」を使い続けてきましたが、真円チェーンリングに戻しました。
楕円チェーンリングを付けると、楽にロングライドができるということで初心者を中心にブームがおきましたが今では楕円チェーンリングを新たに導入する人も減ってきたようです。
楕円チェーンリングが一概に悪いわけではなく、人によって合う合わないがありますので気になっている方は試してみることをオススメします。
楕円チェーンリングの考察については→【楕円チェーンリング】デブには効果がない?ぺダリングが苦手な肥満体が7年間使った最終結論とは
真円チェーンリングに戻す組み合わせ
「ローター Q-RINGS」は楕円チェーンリングの有名なメーカーです。今回クロモリロードのタイレルRXのチェーンリングを真円に戻しました。
このタイレルRXを購入した当時は、楕円チェーンリング信者で真円を使うことなど全く考えていなかったので、クランクまでローター製のクランクを使用しています。
DURA-ACEのクランクに替えてすべてのコンポーネントを、9100系DURA-ACEにしてもよかったのですが、当たり前すぎて面白くありません。
同じローター社から発売されている「ローター noQ」という真円チェーンリングが発売されていることを知りローターの真円チェーンリングを使用することに決めました。
「ローター noQ」という真円チェーンリングをローター社が発売していることからも、楕円チェーンリングが万人に効果があるものではないということが解ります。
少なくとも、肥満体型の体重をのせて直線的なペダリングをする私は楕円は向いていないといえました。
回すペダリングを意識させてくれた楕円は
全く無駄だったとは思っていません
「ローター noQ」を選択した理由にもうひとつ試したいことがあり、アウター真円、インナー楕円の組み合わせをすることが可能なのかということでした。
もう一台ミニベロのタイレルCSIにも、楕円チェーンリングを使用していますが、アウター56Tという真円チェーンリングを見つけることができませんでした。
タイレルCSIについてはサイクリングが町中の散策といった使い方が多く楕円のまま様子を見ることにしています。
アウター「noQ」インナー「Q-RINGS」
もちろんメーカーの説明には、そのような組み合わせはありませんが、アウターだけ購入して真円と楕円を混ぜて組んでみました。
結論から言うと問題なく、使用することができます。変速性能も特に変わることもなくチェーン落ちもありません。
インナーの「Q-RINGS」は見た目はほとんどわかりません。サイクリングのほとんどは真円のアウターで済ませることになります。
インナーを使用する場面は、脚に負担がかかる局面と考えると楕円の回すペダリングはあっているのかもしれませんがすくなくとも、インナーを使う場面がそこまでないためよくわかりません。
デブがサイクリング中インナーを使っているときは、上り坂を耐えて進んでいるときくらいしか思い浮かびませんので、楕円だろうが真円だろうが関係ないように感じます。
メーカーとしては両方好感してほしい所でしょうが、ローター社の、アウター「noQ」インナー「Q-RINGS」の組み合わせは問題なく使えました。
まとめ
楕円は決して万能な機材ではありませんので、合わないような気がする方は真円に戻した方がよいと思います。プラシーボにかかっているだけでその直感は正しい可能性が高いです。
楕円から真円に戻してみたいと思うけど、予算が・・・という方はアウターだけでも真円に戻してみてはいかがでしょうか?