ソニーストアに交換レンズを見るために行ったはずでした。
そのとき前から気になっていたノイズキャンセリングイヤホンの「WF-1000XM3」を試してみたら感動して衝動買いしてしまいました・・・
「WF-1000XM3」は2019年7月の発売で、発売から一年たった今でも大変な人気があります。
すごいイヤホンが発売されたとは聞いていましたが、有線イヤホンでケーブル交換を楽しんだりするほうが良いと思っていたため眼中にありませんでした。
有線イヤホン至上主義の方は食わず嫌いをやめて「WF-1000XM3」を使ってみると世界が変わるかもしれません。
WF-1000XM3ノイズキャンセリングとは
ノイズキャンセリングとは、イヤホンが拾った外部の音を逆の振動でイヤホンに流して、音を聞こえなくする仕組みです。
振動させて音を発生させる機材にスピーカーがあります。
一般的なスピーカーユニットは、たいていの場合ボックス(エンクロージャー)に収められていて前後に振動するスピーカーユニットの後ろ側から発生する振動を聞き手に伝わらないようにしています。
もしもボックスに収めずに、スピーカーユニットが前後するときに、音を打ち消してしまうような振動が発生してしまいます。
音は空気の振動によって伝わり、耳の中の鼓膜が音に変換していることは皆さん理解されていると思います。
ノイズキャンセリングは、雑音の空気の振動を打ち消すように振動を発生させることで音を聞こえなくするのです。
昔ながらの有線イヤホンを愛用してきた私にとって「WF-1000XM3」ノイズキャンセリングを最大に効かせたときの静寂さはとても感動モノでした。
WF-1000XM3開封してみた
横に引き出すとイヤホンと充電用のケースが入っています。
充電ケースとイヤホンは別スペースになります。輸送中の絶縁を考えると当然かもしれません。
購入したときに充電ケース内のバッテリー残量がありますので開封してくついでに、設定のためにケース内にイヤホン本体をいれて充電しておきます。
なんと、充電ケースの下が丸くなっており自立しません・・・
箱に立てかけて撮影をしました。
ケース上部は美しい造形になっていますので傷をつけたくないところです。
イヤホンを収納したところです。
磁石で確実に固定できます。
さまざまな大きさのイヤーピースが入っているので、しっくりこないときは交換できます。
別に購入するとなにげに高いので、うれしい誤算でした。
ソニーのアプリを利用して接続を開始します。
設定項目も少なく、すぐにイヤホンを使うことができました。
マニアックな人には物足りないかもしれませんが、かんたんなことは良いことです。
WF-1000XM3ケースカバー
気にする方、売却しての買い替えを考えている方に必須なのが充電ケースの傷防止です。
安いもので構いませんので、ケースに傷をつけたくない方はケースカバーを購入しておきましょう。
カバンの中で傷がつくのを防ぐことができます。
千円程度からあります。
WF-1000XM3使用してみて
「WF-1000XM3」の音質については、違いの分かる人が書かれているレビューがたくさんあるので省略するとして、今まで通常に使用してきたお気に入りの「SHURE SE215」と比べても普通に聴くことができます。
アプリに簡易なイコライザ機能が搭載されているので好みの音を作ることも可能。
ノイズキャンセリングを最大まで効かせると、まるでひとり用のリスニングルームができたかのようです。
楽器ひとつひとつの音がしっかりと聞こえるため新しい発見があり、お気に入りの音源を聞き直して新鮮さを楽しみました。
「WF-1000XM3」はMP3などの圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリングする機能も付いているため、まだパソコンの性能が低かったころにオススメされていた128kbpsのMP3音源も音質が良くなったように感じます。
低ビットレートの圧縮音源が増えてしまっている方にもオススメのイヤホンです。