SONY Cyber-shot DSC-RX100M3は、写真も動画も撮りたい。そして、コンパクトで高画質が必要という方には理想的なコンパクトデジカメです。
RX100シリーズも無印から6まで、6種類が平行販売されています。画角が大きく異なるM6は別として一番コスパに優れ、2014年5月30日の発売以来、最強のコンパクトデジタルカメラとして現在でも根強い人気を誇っているM3と他のRX100シリーズの特徴を紹介したいと思います。
RX100M3
コンデジ最強といわれいるRX100シリーズはどのモデルもオススメです。ただし価格も3万円台から13万台までさまざまです。
1型イメージセンサー
RX100シリーズ最大の特徴は、コンパクトデジカメとしては大型の1型センサーを搭載している点です。
スマホのセンサーと比べてかなり大型になることがわかります。(センサーの比較で実際の大きさではありません)
高画質、コンパクト
SONY RX100M3は高画質なのにボディが小さく、長所であると同時に普段一眼レフやミラーレスを使っている人にとっては持ちにくいカメラかもしれません。しかし、その場合は別売りのアタッチメントグリップで多少は改善することができます。
持ちやすささえ改善できれば、SONY RX100M3はコンパクトで高画質な画を撮影してくれるのでとてもちょっとしたときでも気負うことなく使うことができます。
ポケットに納まり、いつでも手軽に持ち歩けるという点が便利なところです。必要なときに持っていて直ぐに取り出せるカメラで、テーブルフォトなどでも周りに威圧感を与えることがありません。
アプリ
有料にはなりますが、撮影用のアプリが用意されています。最新のSONYデジカメにはアプリ機能が搭載されていませんのでアプリを利用していろいろな撮影を楽しみたい方は注意が必要です。
RX100M5A RX100M6には
アプリ機能が搭載されていません
タイムラプスも有料になりますが、本体だけで撮影する事が可能です。
レンズ
レンズはカールツァイス製の35mm換算の焦点距離24-70mm、f値が1.8-2.8とコンデジとしては、明るいレンズが付いています。
1型センサーと明るいレンズで、一眼レフのようなボケが気軽に得られます。スマホでは撮れないボケを生かした自然な写真が、このコンパクトなカメラでは撮ることができます。
RX100シリーズの違い
RX100、RX100M2
RX100、RX100M2の特徴は、28-100mmf1.8-4.9のレンズを使用しているところです。M3よりも望遠まで撮影できますが、広角側が狭くなります。無印のRX100にはWi-Fiが搭載されていないためスマホとの連携が弱いです。
RX100はM3の半額で買えますが、機能的に物足りなさを感じるでしょう。
RX100M4
RX100M4は4K動画が撮影できます。4K動画が撮りたいのならM4以降のモデルになります。他の機能はほぼ同じです。(連写枚数が違うくらい)M3とM4は4K動画の価格差と思ってよいでしょう。
RX100M5(A)
RX100M5は、一眼レフ並みの315点像面位相差AFを搭載しています。動くものを撮りたいのならばM5以降のモデルがよいでしょう。レンズはM3と同じ24-70mmf1.8-2.8です。動くものを撮りたいとすれば望遠端70mmは不満の残る距離になると思います。価格も10万近くに大幅アップします。RX100M5Aにはカメラアプリもありません。
RX100M6
RX100M6は24-200mmのレンズを搭載しているのが最大の特徴です。M5と同じAFシステムで動いているものにもピントがあいます。反面、広角端のf値が2.8と他のRX100に比べて暗いです。テーブルフォトなどのボケ量が違ってきます。
値段も13万(2018年)とRX100シリーズ最高です。残念ながらカメラアプリがありません。
撮影の対象が違うためM3と比べるカメラではないです。
テーブルフォト、風景はRX100M3
スポーツフォトなど動体撮影はRX100M6
購入しました。やはりM5までのRX100シリーズとは用途の違うカメラになっています。
完全上位互換ではないため、M3のコスパがよりいっそう目立つ結果となりました。
まとめ
発売からかなりの時間がたっても性能が色あせることなく、価格が下がってきたことによって高級コンデジのRX100M3も気軽に楽しむことができるようになりました。
スマホでは撮れない画質をかんたんな操作で撮影することができます。
操作に慣れてくれば、一眼レフ並みの設定項目があることで、こだわりの撮影をすることもできます。
コンパクト高性能なRX100M3を持ち歩いて、思い出を撮りまくりましょう。