SONYのAPS-C用標準短焦点レンズ E 50mm F1.8 OSS を紹介します。α5100に付けっぱなしレンズとして活躍しています。
単焦点レンズとは、焦点距離が固定されているレンズでズームができません。
多少不便にはなりますが、描写性能にすぐれ、写真がうまくなったかと勘違いするような撮影をすることができます。
SONY E 50mm F1.8 OSSについて
SONY E 50mm F1.8 OSSは、2012年3月に発売された、人物撮影やスナップで活躍する75mm相当(35mm判換算)のレンズです。75mmと中望遠の短焦点で、望遠レンズの入門として扱いやすく撮影の練習にぴったりなレンズです。
標準で付いてくるレンズとちがい、撮った写真がすべて作品を撮っているかのような写りになるのが特徴です。
小型・軽量、開放F値1.8の明るいレンズで、ぼけを表現する撮影が可能です。
少し望遠よりで焦点距離が長い(写る範囲が狭くなる)ですが、ボディにつけたまま持ち歩いて、このレンズのみでスナップ散歩をしてみるのも楽しいです。
撒き餌レンズという言葉はあまり好きではないのですが、価格設定をみても、SONYがこのレンズを購入して写真撮影の楽しさを味わって欲しいと考えていることがよくわかります。
E 50mm F1.8 OSS スペック
光学式手ブレ補正機能
35mm判換算焦点距離:75mm
レンズ構成:8群9枚
最短撮影距離:0.39m
最大撮影倍率:0.16倍
フィルター径:φ49mm
大きさ:最大径φ62mm、全長62mm
質量:約202g
フィルター径がφ49mmと大口径レンズとしては小さいのがありがたいです。大きなフィルターは値段も高くなります。
E 35mm F1.8 OSSとフィルター径が同じところも好感が持てます。NDフィルターなど使い回しが可能です。
E 50mm F1.8 OSS 描写性能
EマウントAPS-C用レンズのなかでも、E 50mm F1.8 OSSは値段の割りに描写性能がよくオススメレンズのひとつです。ただし、いまのところ、EマウントAPS-C用の新しいレンズが出てきません。
しかし、それを補って余りあるほど基本がしっかりしたレンズで、MTF曲線を見ても分かる通り、写りのいい写真が撮れるレンズです。
E 50mm F1.8 OSS 外観
E 50mm F1.8 OSSはとてもコンパクトなレンズです。
フードをつけたところです。すこし長くなります。
円形絞りを採用しており、きれいなぼけ表現することができます。
この明るさで、202g(カタログ値)の軽さです。レンズが増えがちな撮影旅行で威力を発揮します。
まとめ
いつもSONY α5100と出かけるときにはカバンに入れているレンズE 50mm F1.8 OSSは、入門用として最高のレンズです。
E 50mm F1.8 OSSは、EマウントAPS-C用レンズの中でイチ押しです。検討中の方は買って後悔はしないので、早く購入して楽しみましょう。