Carl Zeiss Touit 2.8/12はCarl Zeiss のAPS-C用広角短焦点レンズです。
青が素晴らしい青になると評判のレンズで、沖縄サイクリング用に購入しました。しかし沖縄一周は想像以上に坂道が多く、走るだけで精一杯になってしまい、ほとんど写真を撮っていないという苦い思い出のレンズでもあります。
Carl Zeiss Touit 2.8/12について
Carl Zeiss Touit 2.8/12は、2013年6月に発売された、F2.8のAPS-C広角単焦点レンズです。
超広角領域の35mm換算18mmの単焦点レンズで、扱いが難しく感じるかもしれませんが、どちらかといえばシャープに写る印象のあるレンズで、深く考えずに撮りまくると幸せになれるでしょう。
非球面レンズを使用したDistagonタイプの光学設計です。
AF作動音が「ジージー」とかなり大きめです。AF速度も平凡です。動くものは撮らないと思いますのでそこまで気にしてはいません。
Carl Zeiss Touit 2.8/12 スペック
35mm判換算焦点距離:18mm
レンズ構成:8群11枚
最短撮影距離:0.18 m
フィルター径:φ67mm
大きさ:最大径φ88mm、全長68mm
質量:約260g
フィルター径はφ67mmで、APS-Cレンズとしては大き目のサイズです。
Carl Zeiss Touit 2.8/12 描写性能
EマウントAPS-C用レンズのなかでも、Carl Zeiss Touit 2.8/12は隅までシャープに写るため、35mm換算18mmの広角域でありながらスナップ撮影が楽しいです。
外でいちいち写りを確認するよりも、気になるものをとにかく撮っておけば面白く写っているでしょう。
Carl Zeiss Touit 2.8/12 外観
Carl Zeiss Touit 2.8/12は軽量なレンズで、レジャーなどアクティブな撮影でも苦になりません。
F2.8の広角単焦点レンズで重さは270gです。(Eマウント版)
花形フードが、個人的に好きなので、レンズ自体かっこよくみえます。
MFリングがゴム製ですこし手触りに違和感があります。ホコリも吸い寄せているようで、ケースなどに包んで移動するようにしています。
円形絞りを採用しており、広角域でボケを強調することはないかもしれませんが、こだわりの構成になっています。
旅行用サブカメラの切り札として、Carl Zeiss Touit 2.8/12を運用しています。
Carl Zeiss Touit 2.8/12 前玉レンズについて
Carl Zeiss Touit 2.8/12の前玉レンズは大きくとても美しいです。
極端に張り出しているわけではありませんので、フィルター選びも神経質になる必要はありません。
Carl Zeiss Touit 2.8/12 作例
このレンズを購入した理由の沖縄サイクリングのひとコマです。
ヘロヘロで撮ったもので作例というほどのものではありませんが、Carl Zeiss Touit 2.8/12のおかげで海の青がとても印象的に写っています。
α5100のPモード、クリエイティブスタイルをビビッドに設定しているのみの、かんたん撮影です。
まとめ
SONY α5100に取り付けたCarl Zeiss Touit 2.8/12です。バランスの取れた大きさです、α5100が小さいために、レンズが大きくみえますが軽量コンパクトなレンズです。
Carl Zeiss Touit 2.8/12は、EマウントAPS-C用レンズの中でとても良いレンズですが、かなりAPS-C用レンズとしては高価です。