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初心者にオススメ、ソニーのフルサイズミラーレスα7シリーズ3兄弟を比べてみる。

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SONYのカメラというと、古くからのカメラファンからは家電屋のカメラというふうに言われます。もともと私はカメラが好き写真が好きというよりは、ガジェットオタクの延長線上でデジカメに興味を持ちました。

SONYの文字に違和感を持たず、株主優待券もあるしぐらいの軽い気持ちでSONYのカメラを購入しましたが結果的に正解でした。

SONY α7シリーズ

α7シリーズには、バランス型の無印、暗所に強いS、高解像度のRの3種類があります。

今の所、初代α7、α7S、α7R、二代目α7Ⅱ、α7SⅡ、α7RⅡ、三代目α7Ⅲ、α7RⅢの8機種があります。

今回は二代目を例に取って無印、S、Rの違いを見ていきたいと思います。

無印Ⅱは中古価格で9万前後、SⅡは20万前後、RⅡは17万前後といった価格帯です。(2018年6月現在)

無印Ⅱ

画素数は2430万画素と中間の画素数です。連射速度は5コマ/秒です。測距点数は位相差検出方式で117点です。コントラスト検出方式ですと25点です。サイレント撮影はできません。非圧縮RAWには対応しています。手ぶれ補正は5軸4.5段分です。重量は556gです。

すべてにおいてバランスがよく、フランジバックの短さもありマウントアダプターを介してのオールドレンズの母艦として上級者にも好まれています。

最新モデルが出てたとしてもバランスのよさから長く使い続けることができるでしょう。

SⅡ

Sの意味は「センシティブ」感度という意味だそうです。そのとおり、ISO409600(40万9600)の超高感度に対応しました。桁が多くてピンとこないISO感度ですがそのかわり画素数は1220万画素と少なめです。Sは高感度ということで、暗所に非常に強く真っ暗な状態でも昼間のような明るさで撮ることができます。

連射速度は5コマ/秒です。測距点数はコントラスト検出方式で169点です。サイレント撮影ができます。非圧縮RAWには対応しています。手ぶれ補正がついています。重量は584gです。

ISO感度が高いことでハイクオリティな動画が撮りやすいのが特徴です。動画性能は他のモデルに比べて優れているものの、スチル撮影時の画素数は無印、Rに比較して少ないです。

RⅡ

「Resolution」解像のRを冠するだけあり、画素数は4240万画素と高いです。(初代は3,640 万)連射速度は5コマ/秒です。測距点数は位相差検出方式で399点です。コントラスト検出方式ですと25点です。サイレント撮影ができます。非圧縮RAWには対応しています。手ぶれ補正は5軸4.5段分です。重量は582gです。

他の第二世代に比べて測距点数が多いのが特徴です。位相差検出方式で399点あり動体を追いかけるのに適しています。また画素数が高く、細かい描写を撮ることができます。

高解像度モデルということで、画素数はNo1となっています。ただ、画像データ容量が大きくなるので、注意が必要です。また瞳AFは他のモデルに比べてフォーカス速度が速いのでポートレートなどモデルさんをお待たせすることなくピントが合います。(α7Ⅲはもっと速く正確らしいです)

RAW画像の容量が1枚約80MBあるため、HDDだけではバックアップに不安があります。外部ストレージを準備すればクラッシュ時にも対応できるでしょう。

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まとめ

α7シリーズで悩むのであれば、ボディ内手ぶれ補正内臓のα7Ⅱシリーズ以降を推奨します。

α7シリーズは経験の少ないカメラマンにも扱いやすくフルサイズの諧調の豊かさをを味わうことができますが、高解像度の初代α7Rは辞めたほうが良いでしょう。

小さな液晶画面ではわからないブレが、帰宅して確認するとブレだらけなんてこともありえます。手ぶれ補正がないというのは結構しんどいものがあります。三脚を使う撮り方しかしないなど、使用目的がはっきりしていない場合、ブレ写真を量産することになりかねません。

その点、α7Ⅱシリーズではα7シリーズと比べて、角度ブレ、シフトブレ、回転ブレにも対応して、最大4.5段分と手ぶれ補正効果も高いです。

α7は中古価格もこなれてきてフルサイズデビューにぴったりですが、マウントがプラスチックで剛性に不安があることや、一番最初のモデルということもあり、やはり数万円高くなりますがα7Ⅱのほうをオススメ致します。

α7Ⅲを購入できる予算があれば、文句なしにゲームチェンジャーと言われる機体を堪能することができます。

ちなみに私はα7sとα7RⅡを使用しております。(2018年6月現在)どちらも個性があり二台持ちになってしまいました。

【α7RII α7sレビュー】高画素機と低画素機どちらが優れているのか、魅力的な写真を撮るために

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