ツール・ド・のと400チャンピオンコースは、3日間かけて能登半島を一周する自転車イベントです。
ワンデイサイクリングイベントと違い宿泊を伴いますので、3日間を快適に楽しむために準備しておきたい持ち物リストを記事にしてみました。
ツール・ド・のと400チャンピオンコースの特徴は、スタートとゴールの位置が違うため、宿泊セットをトラックに載せて運んでもらえることです。
預かってもらえる荷物はひとつだけです。できるだけコンパクトにまとめる必要があります。
そして大型トラックの荷台に直積みされるために適切にパッキングされていないと破損の原因となります。
ツール・ド・のと400チャンピオンコース 荷物の運搬
まず、パッキングするためのカバンを決めましょう。
カバンはゴール地点ではこのようにトラックから降ろされています。
衝撃に耐えられるようにパッキングできるカバンが理想です、あまりも高価なもの、傷を付けたくないカバンは避けた方が無難です。
伴走は禁止ですが、サポートしてもらえる車がある場合のように、絶対に自転車に乗って荷物を移動させない自信があれば、大きめのスーツケースやスポーツバッグでも良いでしょう。
個人での参加や、サポートが無く全員が自転車での移動が必要な場合は、必然的にリュックになるでしょう。
ここでは、自転車でも移動できるように荷物を厳選していきたいと思います。
ツール・ド・のと400チャンピオンコース リュック
私の場合は手持ちのリュック中で、容量が大きく軽量なDEUTER(ドイター) Giga Bike (ギガバイク)に必要な荷物を詰めていきました。
ヘルメットホルダーが、シューズケースを固定するのに便利です。
SPD-SLを使用している方は別に普段履きの靴が必要になりますので、ヘルメットホルダーがあるリュックにしておけばリュック容量の節約になります。
関連記事:【DEUTER Giga Bike】サイクリングも撮影も楽しむためにカメラバッグとして購入してみた
ツール・ド・のと400チャンピオンコース 必要な物
こちらも、参考にしてください。
関連記事:【ロードバイク】宿泊サイクリングに準備しておきたい持ち物リスト!必需品とオススメグッズ
当たり前の物もありますが、チェック用にあえて書いておきます。出発前のチェックにご利用ください。
ツール・ド・のと400チャンピオンコース 受付に必要な物
・参加証(どのイベントでも必要です)
・自転車点検票(受付前になじみの自転車屋さんで点検を受けておきましょう)
当日は大混雑しますので、前日受付をしておくことをオススメします。
ツール・ド・のと400チャンピオンコース 走行に必要な物
・自転車(ママチャリの人も!!)
・ライト、テールランプ(最近は安価なテールランプがありますのでリフレクターのみはオススメしません)
・パンク修理セット(タイヤ、チューブ、ポンプ、CO2ボンベなど)
使用するタイヤに合わせて・・・
チューブラー派の方はスペアタイヤと新品を準備したほうが安心です。
クリンチャー派の方はショップも出ていますので1セットでなんとかなるでしょう。
・ボトル(エイドで水を補給できないことがあり2つを推奨します)
エイド近くの自動販売機は売り切れの場合もあります
・サイクルコンピュータ(皆さん持っていると思いますが、走行中の作戦立案に必要です)
・財布(現金、クレジットカード、健康保険証)
・スマホ(電子マネーがあればベスト)
・ジップロック(財布、スマホ、カメラなどを雨や汗から守ります・・・強くオススメ)
・ジャージ(日頃から使い慣れたものを)
・レーパン(同じく使い慣れたもの)
・靴下(衣類は毎日洗えるので、荷物軽量化のためにひとつで大丈夫です、もちろん毎日違う柄でおしゃれもOKです)
・グローブ(転倒したときのケガの軽減に付けることを推奨)
・ヘルメット(当然ですが)
・サングラス(目の日焼けは歳を取ってから大変なことになります)
・シューズ(ビンディングシューズを強くオススメします)
ツール・ド・のと400チャンピオンコース 状況しだいで必要な物
・ウインドブレーカー(降ったり止んだりで読めない雨の時に)
・レインウエア(強い雨の時にコンビニで購入して、要らなくなったら捨ててもよいでしょう)
・キャップ(暑いときに首を日差しから守ると熱中症対策になります)
・モバイルバッテリー(サイコン、DI2などの緊急時の充電に使えます)
・日焼け止め(私はノーガードですが、塗っておいた方が良いでしょう)
・鍵・ワイヤーロック(念のために、軽い物でよいので・・・)
・芍薬甘草湯(足が攣ったらサイクリングが楽しめません)
ツール・ド・のと400チャンピオンコース 走行後に必要な物
説明不要なものはサラッと流していきます。
・タオル、ハンカチ(民宿にもあるかもしれませんが用意しておきましょう)
・充電器(サイコン、心拍センサー、テールランプ、スマホなど電子機器はたくさんあります)
・洗面道具(民宿に歯ブラシなど準備してありますが念のため)
・部屋着(Tシャツと短パン、パンツくらいで大丈夫です)
・常備薬など(日焼け防止の目薬がオススメです)
・折り畳みシューズ、サンダル(ビンディングシューズで歩くと疲れます)
・パソコン(人によります、艦これのイベント中だったので夜はゲームしてました・・・)
洗濯ネット
「ツール・ド・のと」の楽しみのひとつが、民宿のお泊りでしょう。
「ツール・ド・のと」で案内される民宿では、一般のお客を入れずに参加者のみの宿泊となります。
この時に、民宿ではサイクルジャージの洗濯サービスを行ってくれます。
そのために洗濯ネットは必須になります。必ず準備していきましょう。
洗濯ネットと、バッグを兼ねることができるアイデアグッズです。
洗濯ネット単体でみるとネットが厚手に作られており、購入したときは失敗したかと思いました。
「ツール・ド・のと」を走り終わった後に、ヘルメットやグローブ、サングラスなど小物を入れて移動することができ、大活躍しました。
電源分配器(電源タップ)
携帯電話、サイクルコンピュータ、テールランプなど充電式のサイクル用品は増加傾向にあります。
民宿のコンセントは一部屋に2ヶ所程度が普通でしょう。
確実に足りませんので、準備しておきましょう。
ホームセンターで好きなものを購入すればよいです。
私は何個も買いなおした結果、このタイプが最小サイズで愛用しています。
アミノ酸などのサプリメント
3日間連続で走行することになる「ツール・ド・のと」では、翌日にいかに疲れを残さないかが重要になります。
ここでアミノ酸の力を借りて、筋肉の回復に努めましょう。
アミノ酸の中では比較的安価なアミノバイタルをいつも愛用しています。
関連記事:【デブ補給】重量級サイクリストだから適切に摂りたいBCAAとロードバイクの関係
エアクッション(プチプチ)
「ツール・ド・のと」では夜間自転車を管理・保管してもらえます。
保管時に何もないと信じたいのですが、私自身ディレイラーハンガーが曲がっていました。
他の参加者の方でもディレイラーハンガーが曲がっていて、アウター縛りで2日目を走行したとの話を聞きました。
次回からはエアクッションでリアディレイラーを保護したいと考えています。
自転車屋さんに行ってエア部分の大きなエアクッション(新車のフレーム保護についている)をもらっておくと良いでしょう。
ツール・ド・のと400チャンピオンコース いらない物
運営側で準備してある物や不必要と感じたアイテムです。
大型の空気入れ(フロアポンプ)
スタート地点で借りることができます。
荷物になりますので、必要ありません。
レンズ交換式カメラ
これは完全に趣味の世界ですが、重たいカメラを持っても使いませんので不必要です。
コンデジと、アクションカムですべての写真を撮りました。
ハンガー・古新聞・洗濯ばさみ
ハンガーや古新聞(シューズに詰めて乾燥させます)などは民宿で何とかなりますのでもっていかなくて良いでしょう。
荷物が重くなるだけです。
まとめ
民宿に宿泊するということで、慣れない人はホテルと違い不便そうに感じますが、快適に過ごすことができます。
宿泊についてはあまり気にせずに、サイクリングに関する物を優先して準備しておくと良いでしょう。