岩国市の岩国駅ロータリー近くにある「寿栄広食堂」にうわさの背脂たっぷりラーメンを食べに行きました。
背脂たっぷりラーメンを自慢にしているラーメン店はよく見かけますが、この「寿栄広食堂」ほどのインパクトある背脂はめったにお目にかかれないのではないでしょうか。
寿栄広食堂
岩国氏に3店舗を出店している「寿栄広食堂」は1950年の創業で、岩国の老舗として有名です。
駅前の店は、「寿栄広」表記ですが、他の2店舗は「スエヒロ」表記です。検索するときは少し注意が必要です。
岩国という土地柄でしょうか、入り口のメニューは英語(?)表記がしてあります。
純粋なラーメン店ではなく食堂なので、うどんもあります。ただし、この日に来店していた方はすべてラーメンでした。
寿栄広食堂 アクセス
JR岩国駅前、西口出たとらすぐに寿栄広食堂に到着することができます。外に出るとすぐに見つかる距離にあります。
駐車場はありません。
車で訪れる場合は、近くのコインパーキングに車を入れるか、同じ岩国市内にある、スエヒロ食堂欽明路店かスエヒロ食堂南岩国店を利用しましょう。
どちらも大きな駐車場があり駐車場所に困ることはありません。
寿栄広食堂
〒740-0018 山口県岩国市麻里布町1丁目-2-3
電話番号 0827-22-7878
営業時間 11:00~22:00
定休日 月1回不定休
寿栄広食堂のラーメン
寿栄広食堂の注文は、入り口のレジ近辺で先払いで済ませます。
どこか懐かしいプラスチックのプレートを机の上に置いてラーメンの到着を待ちましょう。
店舗内のメニューは日本語です。
背脂たっぷりのラーメンにしたいときは、注文のときに「アブラ多め」をコールしておきましょう。
油トリプルダブルがどのレベルになるのかはわかりませんが、そんなに頑張らなくても大丈夫です。
「アブラ多め」だけでこれだけの背脂が乗ってくるからです。
チャーシュー麺アブラ多めを注文するとこのような状態になります。
ネギともやし、両方のときはヤサイのトッピングも可能です。
チャーシュー麺を頼んだのですが、背脂に埋もれてチャーシューがよく見えません。
寿栄広食堂のチャーシューは薄くて、それほどオススメではありません。チャーシューがどうしても食べたいのでなければ普通の中華そばでも充分だと感じました。
ただし価格差+130円と格安ですので、割高感はありません。
問題の背脂です。こう見えてもアブラはスープに出てしまっているのか、これだけの量を食べても不思議と気持ち悪くなりません。
むしろ、食感を楽しめて不思議な感じです。
太さは中くらいのストレート麺です。麺が甘く感じるのはスープのせいでしょうか?
豚骨醤油味のスープでしょうがダシがよく効いている感じです。調味料で整えているのかなと思いました。
それでも、スープまで完食しました。博多ラーメンのようにもう一口飲みたいという感じで完食してしまうスープとは違い、麺と背脂とスープをバランスよく食べていたら全部なくなっていました。
まとめ
有名なラーメン処があるわけではない岩国市に、これほど特徴的なラーメン屋があることにびっくりしました。
およそ30年前に起きた出来事を聞いてびっくりしましたが、それでも潰れずにお店が続いているということは、寿栄広食堂はラーメンファンに愛されているのでしょう。
この日の注文を聞いていると半数の方は「アブラ多め」コールをされていました。寿栄広食堂で「アブラ多め」注文はマストなのでしょう。
なかなか訪れる機会はないかもしれませんが、またラーメンを食べてみたいと思えるお店でした。