同じ蘭越町交流促進センターでも、雪秩父と幽泉閣では泉質はまったく違います。
美人の湯として有名な、蘭越町交流促進センター幽泉閣に日帰り入浴しました。
北海道に到着した初日で、スノーボードの疲労はまったくありませんでしたが、あまりの気持ちよさに幽泉閣の評価が急上昇しました。
ニセコ温泉郷 蘭越町交流促進センター幽泉閣
幽泉閣（昆布川温泉）はニセコ温泉郷のなかでもアルカリ性の泉質を持つ温泉で、昆布駅の近くにあります。昭和33年から営業しており、蘭越町で古くからある宿泊施設付きの温泉です。
地域に密着した温泉としても有名で、地元の方の利用が多いです。遠方からも、夏はゴルフ、冬はスノーボードやスキーを楽しんだ後に利用される方が多数いらっしゃいます。
蘭越町交流促進センター幽泉閣 アクセス
蘭越町交流促進センター幽泉閣は国道5号線沿いの昆布駅に隣接しています。
車で訪れた場合、国道側からは入れませんので道道207号線に入って線路を渡って幽泉閣に向かいましょう。
線路を渡ってすぐのところに、幽泉閣の看板があります。
幽泉閣の駐車場もありますが、近辺の路駐がすごいことになっています。
行き止まりの道路なので、交通の妨げになることはないでしょうが、はじめて見たときはびっくりしました。
〒048-1302 北海道磯谷郡蘭越町昆布町114-5
電話 0136-58-2131
営業時間 10:00～21:30
蘭越町交流促進センター幽泉閣 館内設備
正面入口です。宿泊施設もありますが、豪華なホテルというわけではありません。
お土産コーナーもありますが、特産品が少しだけ置いてある程度でした。
入口を入ったところに、日帰り入浴用の発券機があります。
日帰り入浴料は、ニセコ温泉郷最安値の500円です。幽泉閣の泉質で500円はとてもリーズナブルに感じます。
盗難注意の表示がありました。どこの温泉にも注意喚起の表示はありますが、天井の大浴場の文字の近くにあったのでとても目立ちました。
無料のロッカーがありますので、利用したほうがよいでしょう。
そのまま進んだところに、大浴場があります。
蘭越町交流促進センター 幽泉閣 HPより幽泉閣の泉質は、アルカリ性のぬるぬる温泉です。
お肌がすべすべになるということで、「美人の湯」ということで有名です。アルカリ性の温泉には必ずといっていいほど「美人の湯」という肩書きがつきますが、幽泉閣もそのひとつになります。
大浴場には、源泉の湯、露天風呂、打たせ湯、湿式・乾式と二種類のサウナがあり、たった500円でいろいろなお湯を楽しむことができます。
宿泊客の方が長湯しているために、露天風呂は混雑しています。北海道は開発が進んでいますので、建築業の職人さんが多く宿泊しているようです。
とにかくお湯加減が絶妙で、いつまでも入っていたくなる温泉です。
洗い場シャワーの温度設定が、最後までわかりませんでした。適温だったので、問題ないのですが。
休憩コーナーもあります。
ここでは生ビールが売られていました。お客さんも風呂上りのビールを楽しまれていましたので、写真は誰もいないところだけを写しています。
リーズナブルな整体コーナーが、幽泉閣にもありますが、お客さんはひとりもいませんでした。整体の先生もタブレットをいじっていたので、今回は頼むのを断念しました。
ニセコ駅前温泉綺羅乃湯は予約がバンバン入っていたので、同じ駅前温泉で同じ料金なのに不思議に思いました。宿泊施設か否かということが影響しているのかもしれません。
蘭越町交流促進センター幽泉閣 泉質
塩化物泉、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉、pHは8.2と弱アルカリ性です。
源泉温度が54℃で、とくに山の中にあるわけではないのに、再加熱しなくてもよい温泉が出ることは多様なニセコ温泉郷の雄大さを感じさせます。
炭酸水素イオンを多く含み、淡い茶色をしたアルカリ性の温泉です。
肌がつるつるになる「美人の湯」といわれるアルカリ性温泉は、効果を高めるために、先に酸性の温泉に入っておくと良いといわれています。
ニセコ温泉郷には五色温泉とニセコ湯本温泉（雪秩父）が酸性泉ですので、先にこちらの温泉を楽しまれることをオススメします。
まとめ
蘭越町交流促進センター幽泉閣は、駅前にある温泉施設とは思えないほど、泉質がすばらしいです。
宿泊費用がリーズナブルなため、仕事の拠点とされている方が多い印象でした。
ひとつ難点をいえば、倶知安の市街からすこし離れているということです。
幽泉閣は宿泊もリーズナブル（1室2名5,500円1名利用は+1,000円）ですのでここに宿泊するのもよいかもしれません。
