スノーボード帰りの立ち寄り湯でおなじみの雪秩父が、リニューアルオープンしました。(といっても2015年ですが)宿泊施設が無くなり、純粋な日帰り温泉施設となりました。
ニセコ温泉郷の中でも、硫黄と自然豊かな趣のある温泉です。ちょっと残念な点もありますが、温泉らしい泉質に時間を忘れて楽しみました。
ニセコ温泉郷 蘭越町交流促進センター雪秩父
雪秩父(ニセコ湯本温泉)はニセコ温泉郷で、硫黄の匂いのキツさではトップクラスです。
風呂上りに着た衣類は、しばらく硫黄の匂いが取れないでしょう。温泉に入った充実感たっぷりのザ・温泉です。
蘭越町交流促進センター雪秩父 アクセス
蘭越町交流促進センター雪秩父は、道道66号線沿いにあります。
冬季は、雪秩父の北側の道路は通行止めになりますので、ニセコ方面からしか雪秩父に行くことはできません。
蘭越町交流促進センター雪秩父は、五色温泉に行く途中にありますので、見逃さないようにしましょう。
〒048-1321 北海道磯谷郡蘭越町字湯里680番地
電話 0136-58-2328
営業時間 10:00~20:00
定休日 毎週火曜日(祝日除く)
蘭越町交流促進センター雪秩父 館内設備
階段を降りたところに、大浴場があります。男湯と女湯は、日にちによって入れ替わることはありません。
雪秩父の公式HPからお借りしている写真は、女湯の写真です。
浴槽も女湯の方が多くあり、泥パックなどいろいろ楽しめます。
女湯からは、チセヌプリの雄大な景色を見ることができます。
大浴場からの景色ではありませんが、チセヌプリの雪化粧です。
それに対して、男湯は泉質こそ硫黄の匂いで温泉を満喫できますが、塀しか見えないうえに浴槽も2つしかありません。
雪秩父といえば、売店で売られているゆで卵(60円)です。
写真を撮っていると、売店のおじさんに何個いるの?って聞かれます。ゆで卵を買う予定が無いのに写真を撮るときは気をつけましょう。
おじさんに聞かれて、ゆで卵を買っている間にアップで撮りました。温泉でゆでてある卵ですが、味は普通です。
畳の休憩所がありますので、そこで休憩しながらいただきましょう。
雪秩父の入浴料は700円と、ニセコ温泉郷の中では中くらいの値段です。
ニセコ温泉郷の温泉の中で唯一、外国人観光客をみませんでした。
たまたまかもしれませんが、車がないとアクセスできない位置にあるからかもしれません。
ひらふ十字街から約20kmの距離がありますが、雪秩父行きのバスは運行されていません。
蘭越町交流促進センター雪秩父 泉質
単純硫黄泉(硫化水素型)、硫黄泉・鉄鉱泉の2つがあり、pHは4.9 – 5.8と弱酸性です。
源泉温度が52.2 – 56.5℃で、意外に低いと感じました。
もちろん、56℃のお湯に浸かるとやけどをしてしまいますが、ゆで卵をつくっていることや、硫黄の匂いでもっと高温の源泉が湧き出ているものと思っていました。
とにかく、硫黄の温泉ということに尽きます。硫黄が苦手な方は、うけつけないと思いますので注意してください。硫黄が苦手でなければ、温泉らしい温泉を楽しむことができます。
スノーボードを早めに切り上げて、入浴しに来ましたが、あまりの気持ちよさに薄暗くなるまで長湯してしまいました。
蘭越町交流促進センターには、雪秩父と幽泉閣があります。
雪秩父の酸性泉に入浴したあとは、幽泉閣のアルカリ性泉に入浴すると効果が高まるためにオススメです。
まとめ
蘭越町交流促進センター雪秩父は、五色温泉と並んで泉質を楽しむことができる温泉です。
露天風呂からの景色は、女湯限定ということで残念としかいいようがありません。
森林限界を超えて、頂上がふぁっふあに見えるチセヌプリはウィンタースポーツをする者にとって最高の景色でありご褒美です。
他の温泉施設でもあるように、男湯と女湯を入れ替えることはできないのかなぁと思います。