スキーとスノーボードはどちらがカッコいいのでしょうか?
結論を言ってしまうと、どちらも滑り方次第でカッコよくなれます。
しかし、スキーの上級者の中に、初心者がスキーとやりたいと思いたくなくなるようなこだわりを持った方がいらっしゃいます。
スノーボードにはあまり見られないことですが、スキー特有の高齢者基礎オタクに注意しましょう。
それとと同時にスキーとスノーボードはどちらがはやく滑れるようになるでしょうか?そうのような疑問についてもこの記事で解決していきます。
高齢スキー上級者がスキーをダサくしている
若い方で、スキーもスノーボードも全く未経験の場合、スキーとスノーボードどちらをやってみたいと思うでしょうか?
子供のころから両親に連れられて、スキーをしていたという方は別です。友達に誘われてゲレンデに行くことになったときに選択するのはスノーボードの可能性が高いと思います。
あるスポーツ用品店が行ったアンケートでも、スノーボードの割合が80%を超えていました。
どうして、スキーを選択する人が少ないのでしょうか?
それは、高齢者スキーヤーがスキーをダサくしているからです。
老害とは、言いませんが、高齢者スキーヤーで基礎スキーをやられている方は保守的な方が多く時代の流れについていくことができません。
たとえば、
ヘルメットをかたくなに拒否する
キャップにサングラスというゴルフでもするのかというようなありえない格好。
ヘルメットは、初日から着用しろとは言いませんが、ターンができるようになるころには必要になります→【スノーボード】ヘルメットを着用する5つメリット!スタイル別に失敗しない選び方
ゴーグルは、紫外線対策に必要です。若いからといって雪山の紫外線をなめていると中年になって泣きを見ます→【ゴーグル】スノーボードに目の保護は必須!曇らせない方法と快適に使うポイントとは
ブーツのバックルを締めない
ブーツの中心に乗れてないのから滑れないのであって、バックルで絞めてしまうと上達しない・・・ブーツに頼るなという理屈。
数ターンしてゲレンデ脇に立ち止まり悩む
数ターンしかしないのに考えすぎ、楽しく滑ればいいのに。
ダサいと同時に危険なのでやめましょう。スキー人口が減ってしまいます。
一部のスキーヤーがダサくしているだけで、もともとスキーはカッコいいスポーツです。
ゲレンデの端で悩んでいる人など気にせずに楽しく滑りましょう。
スキーとスノーボードどちらがカッコいいのか
正直なところ、どちらがカッコいいかと言われても年齢層や基準もよくわからないので、どちらがというのは難しいところです。ウインタースポーツをやる目的の一つ、「異性にモテたい」これが一番の基準になるのですかね・・・
スノーボードは、失敗しても失敗に見えないところが良いですね。バランスを崩しても「ウェーィ」ってごまかしておけば良いのですから・・・
フリースタイルスノーボードは、バランスを崩したのか、トリックをしたのか注意してみていない限り判りません。リフト上から少し見たくらいでは気づかないでしょう。
スキーではそうはいきません、バランスを崩すと素人目にも判ってしまいます。スノボでもアルペン系は判ってしまうかもですが、スキーほどではないと思います。
スキーがカッコよく見える瞬間とは、スピードと華麗な滑りということになるでしょう。ゲレンデで上手に見えるスキーヤーはガチでうまい人たちです。
それに対してスノーボードは、比較的低い速度域でのトリックから、アルペンに代表されスカービングのキレまで様々な滑りがあります。
ものすごくザックリですが、スキーはカッコよく見せるためにはかなり高い技術が必要です。
スノーボードは滑りを極めたらカッコいいというよりも、カッコよく見せる滑りを習得する感じになるんでしょうね。
どちらにしても、男の子は女の子に良いところを見せようとして頑張るわけですし。
昔はスキーしかなかったわけですけれど、今はスキーもスノーボードも好きな方が選ぶことができますので、男の子も女の子も、気になる相手が滑っているほ方を練習するのが一番いいと思いますね。
ウインタースポーツは本来華やかなものです、「ワタスキ」世代も輝いていたはずなのですが、一部こじらせてしまっている人たちがとても残念です。
キュンキュンしたい方はゲレンデに向う道中でどうぞ。
スキーとスノーボードどちらが簡単なのか
私はスキーとスノーボードを両方楽しんでいましたが、上達していくにつれて圧倒的にスキーの方が難しくなっていきます。レベルごとに様子を紹介します。
全くの初心者レベル
全くの初心者が、ゲレンデデビューしたときに、どちらがかんたんかといえばスキーになります。
スキー板を履いて、ブレーキのかけ方さえ教われば雪の上に立つことはそれほど難しくないでしょう。
スキーはそれぞれの足にスキー板に付けて、手にはストックを持っています。
緩やかな斜面ならば、バランスを取るときに両手のストックを使うことができるので、予想しない滑り(動き)で止まらなくなってしまうという恐怖心もありません。
緩やかな斜面ならばすぐに滑ることができるでしょう。
スノーボードはそうはいきません。1枚の板に両足を固定して、ストックのような物もなくバランスがとりづらいため。雪の上に立つことすらままならないはずです。
立ち上がった瞬間に、固定された両足(正確には体幹)のみでバランスを取らないということは、体の使い方を身につける前の初心者には難しいことです。
また、スキーならばリフトから降りるときも正面に向かって立ち上がるだけですので、スノーボードに比べてかなり難易度は下がります。
スノーボートは板に対して横向きに足を固定しているため、リフトに座った状態ですと進行方向に向かってエッジが横を向いていることになります。
そのままリフトから降りると大惨事になりますので、体を反転させ板を進行方向に向ける必要があります。
そして滑り降りるのですが、ストックが無いためにバランスがとりづらく、接触も多発することでしょう。
何回か乗り降りすれば慣れてしまうのですが、雪の状態は日々変わりますので何年たってもスノーボードでリフトに乗るとき(特にその日の初回)は油断することができません。
緩やかな斜面が滑れるレベル
スキーならばボーゲン、スノーボードならば木の葉ができて面白くなってきたころです。
スキーはこのレベルには1日もあれば達することができます。
スノーボードはとても運動神経が良いか、スクールに入るかして1日で達することができるかどうかといったところです。2,3回くらいゲレンデに通うのが普通ではないでしょうか?
スノーボードを滑ることとは、板の上で体重移動することなのですが、スノーボードはここまでが大変なのです。
ただし、あきらめずにこのレベルまででききれば一気に上達するでしょう。スキー場のほぼすべての斜面に連れていかれても木の葉で降りてくることができます。(楽しいかどうかは別にして)
スノーボード板の購入を考えても良いでしょう→スノーボードの3点セットの性能は?レンタル?初心者にオススメの選び方
スキーの場合はどうでしょうか?板が揃わないボーゲンレベルで急斜面に連れていかれたら板を外して歩くしかないでしょう。
ボーゲンレベルと書きましたが、完璧なボーゲンはかなり難しいです
ターンができるレベル
ターンができるレベルになると、スキーもスノーボードもとちらも上達のスピードは同じくらいになるでしょう。
ただし、最初にも書きましたが、スノーボードとスキーでは周りから見たときの見た目が違います。
スキーでうまく見せるためには、かなりスキースキルが必要になります。スキーをやっているとここで伸び悩んでいるような気持ちになるでしょう。
バッチテストを受けて、客観的なレベルを見てもらうのもひとつの方法です。
その点スノーボードは、気持ちよく滑ることができるために、あまり上達していなくても上達しているような気になってしまうのが怖いところです。
それも悪くはありませんし、気持よく滑るだけならばそれで構いません。楽しければいいのです。
ここからさらに上達していくためには、スキーもスノーボードもスクールやバッチテストなど受けてみて悪いクセを直していく必要があります。
初心者から上級者までまとめると
全くの初心者同士はスノーボードの方が難しいです。
数日で板の上に立つことがができれば、スノーボードは一気に上達しますので中級者まではスノーボードの方が早く上達するでしょう。
スキーは初日から初級コースなら滑り降りてこれるでしょうが、そこから中級者まで上達するには時間がかかります。
中級者以上になると、これはゲレンデに通った回数に比例して、どちらも極めるには時間がかかるでしょう。
スキーからスノーボードに履き替えて苦労した話は→スキーブーツでスノーボードを滑ろう!余計な事を考えて始まったウインタースポーツライフの結末とは
トータルで考えるとスノーボードのほうがカンタンです。板を専用のものにするだけで、パウダーにも入っていけます→【パウダーボード】特徴と選び方!初心者ほど購入してかんたんに非圧雪コースを滑るべき理由とは
スキーとスノーボード速いのはどちらか
これはスキーの方が速いです。
これはストックによって初速を上げることができることが大きいです。
スキー競技には滑降があり、200km/h以上のスピードがでています。
アルペンスノーボードはスピードを競うスタイルですが、滑降競技はないですし、大回転ではそこまでスピードは出ていません。
かっ飛ばしたければ、スキーを選択しましょう。
まとめ
スキーとスノーボード上達のスピードに差がありますが、上手に滑れたらどっちもカッコいいです。
スキーは競技思考で、黙々と練習していてダサいと思われていますので、誤解を解くために書いてみました。