MOSS SNOWSTICK

【パウダーボード】特徴と選び方!初心者ほど購入してかんたんに非圧雪コースを滑るべき理由とは

AS-300 ニセコ
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パウダーボードというと、上級者が上級コースやバックカントリーに滑りに行くために、所有しているイメージを持たれるかもしれません。

実際に滑ってみるとわかるのですが、パウダーボードはとてもかんたんに、フカフカを楽しむことができます。

ゆっくりくん
ゆっくりくん
こける気がしない、体力温存できる・・・

【スノボ初心者】MOSS SNOWSTICK購入した6本をブログレビュー、パウダーだけでない楽しみ方とは

MOSS SNOWSTICK
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パウダーボードとは

かんたんにパウダーボードを表すと、フカフカのパウダーを楽に滑ることができる板です。

フリーライド用の板と違い、ノーズに浮力をもたせ雪にひっかからないように設計してあります。

パウダーボードにもさまざまな種類があります。

とがって長いノーズ、ふたつに割れたスワローテール、やたら短いテール。

なんとなくパウダーを滑るのに必要だと思っていても、どれを選んでよいのかわからないのではないでしょうか?

スワローテールはこんな雪のとき、ものすごくきもちがよい。

ピンテールはこの斜面で、最高の滑りができる。

リラックスして流すのが得意。

残念ながら一枚の板で、すべての雪質や、斜面で最高の滑りをすることはできません。

とくに、ゲレンデでのフリーランをどうするのかというところで悩んでしまいますが、パウダーボードを選択するときにとても重要です。

ゆっくりくん
ゆっくりくん
使い分けるしかない
パウダーデー 瑞穂

パウダーボードのテール形状と長さの役目

どんな滑りに向いているかを、すべて書いていくときりがありません。どうしてこんなにいろんな形をつくるの?と思われる方も多いでしょう。

圧雪されたゲレンデと違い、パウダー(非圧雪コース)は、滑走中に板が雪にもぐっていきます。とくにターン中は、ボードの形によって滑走フィーリングに与える影響が大きく違ってきます。

MOSS SNOWSTICKMOSS SNOWSTICK HPより

パウダーボード スワローテールとピンテール

パウダーボードの代表的な形状にスワローテールとピンテールがあります。

MOSS SNOWSTICKのラインアップですと、スワローテールはSWシリーズ、ピンテールはPTシリーズになります。

圧雪や浅い雪では、スワローテールのほうが、接雪面が長くなるためターンの後半で粘りが出てきます。

ピンテールは接雪面が短くなるためにスライドしながらターンをしていく様な感じになります。

深い雪になると、スワローテールは真ん中から雪が抜けていくため、圧雪コースと同じような感覚でターンをすることができます。

ピンテールは、雪の抵抗を受けるためにターンの後半で粘りが出てきて、きっちりターンを仕上げるような滑りになります。

パウダーボード テールの長さ

テールの長さはには重要な役割があります。それはボードの沈み込む量によって姿勢の制御をおこなっていることです。

テールが短いと浮力が小さくなり沈みやすくなります。このテールの沈み込みでコントロール性がよくなり、常に雪を深くとらえて低速域でも扱いやすくなります。

MOSS SNOWSTICKの中ですと→【MOSS SNOWSTICK U4 レビュー】雪質関係なく全地形を楽しめる板サブボードにオススメ

低速域で扱いやすいということは、タイトなツリーランでも自由にラインを描くことができるということです。

逆にテールが長いと、浮力が大きくなり沈み込みが少なくなります。

沈み込みが少ないということは、雪面と平行に近い状態で滑っていくため抵抗が減ってスピードが速くなります。

MOSS SNOWSTICKの中ですと→【MOSS SNOWSTICK PT64 レビュー】最初に購入する板悩んでない?違和感なく乗れるパウダーボード

抵抗が少ない板の方が、スノーボードの板の性能として優れているようなイメージがありますが、急斜面でスピードが速すぎるとコントロールが難しくなります。

森林限界を超えて、大きなラインで滑るのならとても気持ちがよいでしょうが、狭い急斜面では取りまわしに苦労するかもしれません。

パウダーデー 瑞穂

つまり、テールの形がターンという横方向の動きに深くかかわり、テールの長さは、雪面に沈み込む量で縦方向に作用しスピードコントロールに影響を与えていることがわかります。

パウダーボードに正解はないというところが、個性的なパウダーボードがたくさん開発されとても選びきれない状況を作り出しているともいえます。

ゆっくりくん
ゆっくりくん
逆もしかり、テールが短いと大きな斜面で物足りないかもしれない・・・

まとめ

パウダーボードは、何本あっても困りません。

コレクター癖のある方ですと、パウダーボードそれぞれの個性的な滑りの違いが気になるたびに板を購入してしまいます。

そしてパウダーボードが、どんどん増えていってしまうことでしょう。

ゆっくりくん
ゆっくりくん
毎年、1枚か2枚増えている・・・

同じ板で好きな滑り方を優先しますか?それとも雪や場所に合わせて板を準備しますか?

パウダーボードはそれほど使用頻度の高い板ではありませんので、一回購入してしまうと10年くらいは当たり前のように使えてしまうことも申し添えておきます。

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