FE 16-35mm F2.8 GM (SEL1635GM)
FE 16-35mm F2.8 GM(SEL1635GM) は、ソニーの新しい高級レンズ「Gマスター」ブランドの超広角ズームレンズです。
レンズ構成:13群16枚
最短撮影距離:0.28m最大撮影倍率:0.19倍
フィルター径:82mm
大きさ:最大径88.5mm、全長121.6mm
質量:約680g
FE 24-70mm F2.8 GMとフィルター径が同じ82mmというのが何気にうれしいです。
そのほかの特徴としては、オーソドックスなズーム域を持ち、超広角ズームとしては保守的なものとなっているものの、開放F値はズーム全域で2.8を確保しています。このレンズの発売によって、いわゆる大三元といわれる16-35mm、24-70mm、70-200mm開放F2.8のGMシリーズが完成したことになります。私は70-200mmの購入には至っておりませんが、いつかは購入したいと思っています。
Gマスターブランド
絞り開放F2.8通しの超広角ズームレンズであり、ソニーが新たに展開しているプレミアムレンズ「Gマスター」ブランドのひとつです。
Gマスターは「高い解像力と美しいボケ味を高次元で両立すること」をコンセプトにした、ソニーのレンズライナップの中でも最高峰に位置する高級レンズです。
FE 16-35mm F2.8 GMは、そんなGマスターのコンセプトを象徴するような製品であり、ボディにはGマスターシリーズの象徴となっている「G」の赤いエンブレムが輝いています。
質量は約680gなので比較的手応えのある重さではありますが、FE 24-70mm F2.8 GMを持ち歩いていると、カタログ重量よりはFE 16-35mm F2.8 GMは意外に軽く感じます。
その手応えは、丁度手ブレを抑えてくれる役割を果たしてくれ、良い重さであると捉えることもできます。
操作性
FE 16-35mm F2.8 GMの焦点距離は比較的定番とも言える16mmの超広角から35mmの広角をカバーしています。16mmは十分に「超」が付くほどの広角域ですが、35mmは広角でありながらも、フットワークを使うことで標準レンズのような味わいを醸すことができるので、ズームレンズとしては、かなり柔軟な表現力を持っているといって良いでしょう。
画質は、さすがGマスターレンズといえるレベルです。レンズ構成は13群16枚で、そのうち2枚(最前面と7枚目)には超高度非球面XA(extreme aspherical)レンズを採用しています。加えて、2枚のED(特殊低分散)ガラスを採用することで、非点収差、像面湾曲、歪曲収差、色収差などを補正して、ズーム全域、画面全域での高画質を達成しています。
また、ボケ味の美しさは特筆モノで、FE 16-35mm F2.8 GMでは非球面レンズを3枚使用していますが、非球面レンズによって発生しやすい不自然な輪郭ボケは大幅に低減されています。
まとめ
現在の所有機材の中では使い勝手がよく、付けっぱなしレンズとして活躍しています。
買って後悔なしのレンズなので、悩んでいるのならば購入して最初から使ってしまうと幸せになれます。