SONYのf2.8通し大口径望遠ズームレンズ FE 70-200mm F2.8 GM(SEL70200GM)を購入したばかりですが、2Xテレコン SEL20TCを追加で購入しました。
SEL70200GMを購入する時に、
SEL100400GMとSEL70200GM+SEL20TC
どちらにするか考えてSEL70200GMを選択しましたので、最初から購入自体は決まっていました。
SEL20TC 開封
さっそく開封してみます。SEL20TCにぴったりのケースがついています。高級感がありこのケースに入れて中で動いてしまうということはありません。
外の生地も頑丈でコンパクトなので、SEL70200GMを持ち出すときは必ずかばんの中に入れることになりそうです。
とびだしたコンバーターレンズが、後玉に接触する可能性があるため、SEL70200GやLA-EA4には使用できません。
レンズ構成上、SEL70200GやLA-EA4等は後玉や半透過ミラーと接触し破損の懸念があるため使用できません。
互換性のないレンズやアクセサリーを装着した場合、ボディ側ではレンズとして認識されず、カメラ側の絞り値表示は “- -” となります(AE/AFは機能しません)
※ SONY HPより
SEL20TC主な特長
●レンズの焦点距離を2.0倍に伸ばす高性能テレコンバーター
●テレコンバーター装着時も、高い描写性能と高速AF性能を実現
●レンズ本体同様、防塵・防滴に配慮した設計
レンズ構成:5群8枚
大きさ:最大径φ62.4mm、全長42.7mm(マウント基準27.2mm)
質量:約207g
※ 防塵・防滴に配慮した構造になっていますが、ほこりや水滴の浸入を完全に防ぐものではありません
※ テレコンバーター装着時の光量低下は2段分
※ SONY HPより
SEL20TC対応レンズ
2019年現在、全ての望遠レンズに使用できるわけではなく、対応しているレンズは3種類となっています。
●FE 400mm F2.8 GM OSS(SEL400F28GM)
●FE 70-200mm F2.8 GM OSS(SEL70200GM)
●FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS(SEL100400GM)
●FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS (SEL200600G)
●FE 600mm F4 GM OSS(SEL600F40GM)
SEL20TCをSEL70200GMに装着
SEL70200GM+SEL20TC+α7RⅡ
SEL70200GM+SEL20TC+α7RⅡの状態です。すこしサイズが大きくなっていますが、もともとが大きく重たいのでほとんど気にならないレベルです。
SEL70200GM+α7RⅡ
テレコンをつけていないSEL70200GM+α7RⅡの状態です。比べてみると長さが短くなっていますが、使っている本人にしか違いはわからないと思います。
SEL70200GM+α7RⅡと同時使用したときの特徴
焦点距離
SEL70200GMに装着した場合、焦点距離は2倍の140-400mmとなります。
F値
2倍テレコンで焦点距離が2倍になる代わりに、F値が2倍(段)暗くなってしまいます。SEL70200GMは、F2.8通しのズームレンズなので、F5.6通しのズームレンズととなります。
作例 侍ジャパン 菊池 涼介選手
マツダスタジアムでおこなわれた日米野球に、SEL70200GM+SEL20TC+α5100を持って観戦してきました。
三塁側パフォーマンス席でしたのでずいぶん高い位置からの撮影でしたが、35mm換算600mmでこのような感じになります。
ナイターの試合では光量がどうしても不足しがちです。この撮影もボールを止めたかったのでシャッタースピードは速め、ISO感度は高めになっています。
AF-C(コンティニュアスAF)の食いつきもよく、ピントが合わない、遅いということはまったく感じませんでした。
まとめ
SEL70200GMを持っているなら、買わないと損かもしれないレベルです。200mmでは微妙に被写体まで届かない悔しい思いをする前にかばんに入れておいたほうが精神衛生上よいでしょう。
FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS (SEL200600G)が現実的な価格で発売になりました。SEL20TCを使用すると1200mmまで焦点距離を伸ばすことができます→【開封レビュー】FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS防湿庫はギリセーフ?Eマウント望遠レンズとの大きさ比較