飛行機輪行で気になることひとつに、「タイヤの空気を抜いておくべきか?」問題があります。
デブが、ロードバイクに乗るときはタイヤの空気圧を高めに設定する必要があります。
高い空気圧というところが、荷物をなるべく減らしたい飛行機輪行では厄介でして、携帯ポンプも小型のものを持っていくと、必然的に高圧でエアを入れることができなくなります。
結論から言うと、飛行機輪行をするときに一切エアを抜くことはありません。
デブがギリギリまで攻めた空気圧でも、飛行機輪行でバーストしたことはありません。
標準体型の方は高い空気圧を設定しなくても良いので、よりバーストリスクは低くなると思われます。
上空で機内の気圧とタイヤの空気圧の変化は?
タイヤの空気を抜いたほうが良いという話は、おそらく上空の気圧が低くなるために膨張してタイヤがバーストしてしまうという想像から、うわさが広がっていると考えられます。
宅配便などでも、飛行機に乗せる荷物は空気が確実に抜いてある必要があることとされているために、飛行機の中(貨物室)は上空の気圧そのままと考えられているのかもしれません。
飛行機は貨物室も、与圧されています
飛行機の中は、客室と同時に貨物室も与圧されているために地上と大きく気圧が変わることはありません。
気圧に神経質な方は、鼻をつまんで空気抜きをする必要があるかもしれませんが、0.8気圧は確保されています。
0.8気圧ということは、タイヤ内の空気圧は20%増加するということです。
タイヤにはそれぞれ上限の空気圧が設定してあります。普通にロードバイクに乗るときに上限ギリギリまで圧をかけることはないと思います。
タイヤの上限空気圧以下ならば、バーストはしないと考えられます。
私が飛行機輪行でサイクリングを行うときは、宿泊先で空気を継ぎ足さなくても良いように上限いっぱいまで空気を入れています。
上限+20%の空気圧がかかっても今までの飛行機輪行でバーストしたことはありません。
タイヤの空気を抜いてしまって、旅先でタイヤを高圧にする方が大変だと考えています。
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まとめ
私は上限いっぱいまで空気を入れてもバーストしたことはありませんので、これからも空気を抜くことなく飛行機輪行を行います。
ただし、どうしてもバーストが心配な方は、空気を入れることのメンドクサさとトレードオフになりますが、空気を抜くことは悪いことではありません。
サイクリングイベントのスタート待ちをしているときでも、いきなりバーストさせる人がいるくらいです。絶対大丈夫とは言い切れませんので・・・
二度目になりますが、私は上限いっぱいまで空気を入れてもバーストしたことはありませんので、これからも空気を抜くことなく飛行機輪行を行います。
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