並盛6倍のインパクトは尋常ではありません。でも、逃げるわけにはいかない・・・
手軽にたんぱく質と炭水化物が補給できる牛丼は、栄養のバランスに優れており持久系の運動との相性が抜群です。
そんな万能食の牛丼ですが、お腹いっぱい食べたいと思ったときにメガサイズではものたりないと思ったことはありませんか?
すき家で2009年に期間限定発売されたキング牛丼(豚丼・カレー)は、裏メニューとして今も頼むことができます。
吉野家でも対抗した裏メニューを出してほしいところですが、今のところは存在しません。
すき家のキングとは(牛丼・豚丼・カレー)
すき家のキング盛りは、2009年に期間限定で発売されました。
そしてメニューからは消えてしまいましたが、どうしてもキング牛丼が食べたい、という腹ペコさんたちが注文したところ、作ってくれる店舗があり、裏メニューとしてのこっていることがわかりました。
キングの注文の方法
キングを注文するときは、控えめに「キングできますか?」とお願いしましょう。
間違ってもドヤ顔で「キング牛丼ひとつ」などと言ってはいけません。
全店舗で作ってもらえるわけではなく、キングという量がどう見てもネタにしか見えないので店員さんに失笑をかうこと間違いなしです。
そして、作ってもらえる店舗ならば「時間がかかりますがよろしいですか?」と聞かれます。
これは「本当に頼むのか?残すなよ?」という意味ですので完食する自信があれば、「大丈夫です」と答えましょう。
キング牛丼の牛肉の量は?ご飯の量は?
キング牛丼がきたら量の多さにびっくりすると思います。牛丼のどんぶりよりも広い器に盛り付けてあり下のほうまでぎっしり詰まっています。
この時点で周りからの視線が痛いですが、気にしてはいけません。
このキング牛丼の量は、ちょうどメガ牛丼の2倍の量になります。牛丼並と比較すると牛肉6倍ご飯3倍の量です。牛丼並の量が牛肉85g、ご飯250gといわれていますので、牛肉510g、ご飯750gということになります。
ご飯640gという説もあります。原価の関係で企業秘密のようです。
キング牛丼の値段は1,140円です。メガ牛丼が780円なので、2倍の量があることを考えるととてもリーズナブルに食事をすることができます。
このボリュームをみてしまうとカロリーもかなりありそうですが、意外にカロリーは多くありません。
カロリーを気にすると美味しく食事ができませんのであまり好きではありませんが、摂取カロリーを把握して体重の維持に努めましょう。
キング牛丼のカロリーは2,364kcalです。サイクリングでロングライドを走れば充分消費できるカロリーですね。
問題は、味が単調になってくるということです。メニューにいろいろなトッピングがありますので味に飽きてきたら注文しましょう。
基本的に牛丼は箸で食べるのですが、このときは初めてスプーンを使いました。それだけ余裕がなかったのだと思います。
キングの持ち帰りは?
すき家のキング系の注文は、持ち帰ってシェアすることができれば、コスパにも優れているためにとてもうれしいところです。
しかし、キングサイズの持ち帰り容器がすき家にないため、持ち帰りの注文はできません。
店内での食事としてのみ利用できる裏メニューです。
人前で臆することなく、キングサイズを食す。
それが、キングのキングたる所以でしょう。
どうしてもキング牛丼を持ち帰りしたいときは、メガ牛丼をふたつ持ち帰りで注文しましょう。値段は高くなりますが、実質キング牛丼になります。
ただしキング牛丼にかぎらず、すべてのすき家メニューは食べきれないときの持ち帰りは可能です。
ダイエット中にキング牛丼が食べたくなったら
食べたいものを食べたいだけ食べていたら、すこしづつ体重が増えてきます。
それでも、牛丼を腹いっぱい食べたいときがありますので、代わりのメニューを考えてみました。
牛丼中盛と牛皿3倍盛
牛丼中盛798kcalと牛皿3倍盛927kcalです。糖質制限ダイエットが流行っていますので、ご飯が並盛よりも少なくなる中盛をえらんでみました。
すき家の中盛は、
ご飯の量は並盛よりも少なく、お肉の量は大盛よりも多い
肉をたくさん食べたい人向けのメニューにになります
あまり意味はないのかもしれませんが炭水化物を減らしたという達成感があります。
1,725kcalですので、キング牛丼よりもすこしだけダイエット向きです。成人男性の摂取カロリーがおよそ2,000kcalですので他に何も食べなければ、特に運動しなくても大丈夫です。
キング牛丼との価格差も60円に抑えることができました。すき家で1,000円オーバーは普通ありませんが、たくさん食べたいのだから必要経費としてあきらめましょう。
途中経過は、汚いので割愛しましたが完食です。牛皿は、汁少なめで頼むとよいでしょう。普通に頼むと汁があまって塩辛くなります。
汁ダクとか言ってしまう人はそのままがよいでしょう
すき家が推奨しているPFCバランスとは
すき家で食事をしていると、メニューにPFCバランスの大切さが書いてあることに気づきます。
PFCバランスのPFCとは、
タンパク質(protein)、
脂質(fat)、
炭水化物(carbohydrate)の三大栄養素の頭文字を合わせた言葉です。
タンパク質(protein)
私たちの体を作るのに欠かせないタンパク質は、アミノ酸が多数結合した高分子化合物でと健康を維持するためにとても重要なものです。
それだけでなく、アミノ酸の組み合わせで、免疫やホルモン(焼肉ではない)としてさまざまな機能をうけもっています。
タンパク質を構成するアミノ酸の中でも、体内で合成できないアミノ酸を必須アミノ酸といい食事から摂取する必要があります。
バリン、ロイシン、イソロイシン、あたりはサプリでも有名ですね。
食いしん坊の私たちがやりがちなのが、タンパク質補給を隠れ蓑にして肉分を大量接収することでしょう。
1日の摂取エネルギー(kcal)の20%をタンパク質で摂ることを理想とされていますが、あまりにタンパク質が多くなりすぎると「うんこ」「おなら」が臭くなりますので注意が必要です。
脂質(fat)
三大栄養素のなかでも脂質は1グラムあたり9kcalと、タンパク質(protein)と脂質(fat)炭水化物(carbohydrate)の中でも最も高いエネルギーを持っています。(他は4kcal)
私たち食いしん坊は、日々の生活の中で脂質を充分摂取しているはずなので、摂りすぎに注意しましょう。
脂質は摂りすぎると肥満になります。
炭水化物(carbohydrate)
炭水化物はブドウ糖などの単糖から、構成されているものの総称です。
体内に吸収されてエネルギーになる「糖質」と、消化吸収されずエネルギーにならない「食物繊維」にふたつに分けることができます。
糖質をさらに分けますと、素早くエネルギーに変換できる「単糖類」、そのままではエネルギーにならない「多糖類」に分類されます。
持久系スポーツは、このエネルギー変換の時間差を利用して効率的に補給を行います。
バナナとおにぎりなど
炭水化物は1日に摂取するエネルギー(kcal)の60%を目安に摂るとよいでしょう。
運動をしないときなど、この炭水化物の量をコントロールしてカロリー過剰にならないようにすることで肥満を防ぐことができます。
すき家の裏メニューキング牛丼のまとめ
すき家は牛丼がとても美味いだけでなく、メニューやトッピングも豊富で飽きることがありません。そして、リーズナブルに食事を楽しむことが出来ます。
裏メニューのキングシリーズを作ってもらえる店舗に出会うことがあったら、ぜひチャレンジしてみてください。
ダイエットは食事と運動のバランスが大切です
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