サイクリストの聖地として、サイクリストから絶大な人気を誇るしまなみ海道は、国内だけでなく海外からもたくさんのサイクリストが訪れています。
さまざまなサイクリストが訪れていますので、初心者の方でも全く心配する必要はありません。
ガチのロードレーサーでなければ走ることができないのか?レンタサイクルでまったり走りたいんだけど・・・さまざまな疑問があると思います。
そういう私も、しまなみ海道の魅力に魅せられて、イベントに、個人サイクリングに、毎週のように通いつめた時期もあります。
ちなみに、しまなみ海道は肥満体型でも楽しめるサイクリングコースです。脚力に自信がない方でも大丈夫です。
初めてしまなみ海道を訪れる方は、知らないことがあると不安かもしれません。
しまなみ海道に通いつめた経験から、初めての方でも楽しめるように、ポイントをまとめてみました。
しまなみ海道にサイクリングに行く方のお役に立てればうれしいです。
【しまなみ縦走】無料で楽しめる最高のしまなみサイクリングイベント!往復完走して記念品を2個もらうコースも
しまなみ海道サイクリングとは
正式名称は西瀬戸自動車道といい、高速道路の愛称を「しまなみ海道」といいます。
「しまなみ海道」は、広島県尾道市から、向島・因島・生口島・大三島・伯方島・大島の各島を橋で繋いでおり、愛媛県今治市までの高速道路です。
自転車は高速道路を走ることができませんので、細かいようですが、自転車で走る道は「しまなみ海道サイクリングコース」です。
2006年に全線開通してから、海上を自転車で渡ることができ、とても美しい景観から各地からサイクリストが集結しています。
しまなみ海道サイクリングの醍醐味は?
しまなみ海道のサイクリングの醍醐味は、瀬戸内海の風景を楽しみながら、サイクリングできるところです。
橋の上をサイクリングしていると、気持ちがあがってきて思わず叫びそうになります。
来島海峡大橋は4kmも橋の上を走ることになります。自転車に乗ってよかったなぁと思う瞬間です。
因島大橋は、自動車道の下に専用の道が取り付けてあり、初めて通るときはワクワクすること間違いなしです。
しまなみ海道サイクリングに適した自転車は?
しまなみ海道サイクリングでいちばん良く見かけるのは、ガチサイクルジャージに身を包んだロードレーサーではなく、レンタサイクルやクロスバイクです。
ロードバイクももちろん多いのですが、ほとんどの方はのんびりと走られています。
つまり、乗り慣れた自転車で大丈夫です。
しまなみ海道サイクリングの服装は?
ピッタリフィットのジャージは空気抵抗が少ないため、長距離のサイクリングを普段着に比べて楽に走破することができます。サイクリストがビシッとしたサイクルジャージを着ているのは理由があります。
しまなみ海道サイクリングは、そういったガチなサイクルウェアを着ていても違和感のない稀な場所になります。
もちろん、風景を見ながらのんびりサイクリングをされている方もいらっしゃいます。そういった方は、オシャレなカジュアルウェアを着用されています。
私はデブですので、カジュアルウェアの選択肢が狭くてとても羨ましい限りです。
しまなみ海道サイクリングに関していえば、アウトドア系の動きやすい服で充分ですが、ロードバイクを購入されている方なら、カジュアルなサイクルウェアを持っておくことを機能性の面からもオオススメします→【普段着ロードバイク】カジュアルなウェアを着用しないと周りを不快に?オシャレなメーカーからデブ用に探してみた
しまなみ海道サイクリングの走行距離は?
すべて高速道路を走れば約60kmの距離ですが、自転車は少し遠回りになるためおよそ70km走ることになります。
遠回りとは、それぞれの橋には歩行者・自転車・原付の専用道路があるじために高速道路と同じ道となりますが、橋を降りると一般道を走るようになっているためです。
一般道は島の外周を走り瀬戸内海の景色を楽しみながら走ることができるのですが、その分だけ距離が増えてしまいます。
島の中の道路は大島を除いてほとんど高低差はありません。(大島にはサイクリングルートを通った場合に小さな峠があります)
しまなみ海道サイクリングの所要時間は?
走り慣れた人ならば3~4時間、スポーツ自転車の経験はないけれど体力に自信のある方は5~6時間、初心者で観光しながらはしって8~9時間程度くらいではないでしょうか?
初心者の方は10km/hで計算しています。休憩30分×5といったところでしょうか。
全くの初心者の方でも充分走破可能な高低差ですが、近所で少し練習してからの方が楽しめると思います。
しまなみ海道サイクリングの高低差は?
しまなみ海道サイクリングで坂道といえば、橋の高さまで上がるための専用道路ということになります。
無理な斜度にならないように、カーブが連続した作りになっています。
壁には衝突の衝撃を防ぐためのマットがある道もあります。橋への道は、歩行者やさまざまな速度域の自転車が入り乱れますので無理な運転をしないようにしましょう。
下りはスピード控えめに、登りは車線をはみ出さないように注意しましょう。併進はかなり危険な行為で、もってのほかです。
一般道路よりも、橋に上るための高低差のほうが激しいことを覚えておきましょう。
といっても、4%~5%の斜度ですので、坂道が苦手な方はいちばん軽いギアでのんびり登ればよいでしょう。
しまなみ海道サイクリングの持ち物は?
日頃のサイクリングの準備で全く問題ありません。
新幹線など輪行で、尾道まで向かうときは輪行袋が必須になります。
宿まで自転車を発送しておく場合や、車でしまなみ海道に向かうときでも、輪行袋があるとバスなどでショートカットをすることができるので便利です。
私が実際にしまなみ海道サイクリングで準備した物は→【ロードバイク】宿泊サイクリングに準備しておきたい持ち物リスト!必需品とオススメグッズ
しまなみ海道サイクリング通行料は?
「しまなみサイクリングフリー」により、自転車通行料金は期間限定で無料になっています。
期間限定とはいえ終わりそうにないので、このまま無料になるのではないでしょうか?
しまなみ海道サイクリングの無料駐車場は?
尾道市向島運動公園が収容台数が多くてオススメです。
管理棟の受付で、車を止めることを伝えるだけで無料で駐車できます。
尾道駅まで約5km戻って渡船からスタートするもよし、そのまま今治方面に走り出すもよしです.
有料でも構わない方は、尾道市内、今治市内にコインパーキングがあります。
しまなみ海道サイクリング尾道~向島の渡船
尾道大橋は、自転車の通行を考えて作られていません。
急坂で狭く自転車での通行はかなり危険ですので、向島までは渡船を利用しましょう→しまなみサイクリングの入口に最適、尾道と向島を結ぶ3つの渡船
しまなみ海道サイクリングの宿泊
今治市内のホテルは、どこも自転車持ち込み可能でサイクリスト向けになっています。
スーパー銭湯ですが、宿泊もできる「喜助の湯」は、サイクリングの疲れを癒すのにオススメです。
ただしスーパー銭湯ですので外出はできません、宿泊の際は注意が必要です→【しまなみ温泉 喜助の湯】しまなみ海道サイクリング後に立ち寄りたいサイクリスト目線の日帰り入浴施設
まとめ
のんびり景色を見ながら走らないともったいない、しまなみ海道にぜひ訪れてみてください。
この記事も少しづつ、加筆していきます。