のんびりとサイクリングをしていたら、またスポークが折れました。
前後ホイールともに、スポークを折っていますので、無理な走りはしないように心がけています。
前後ホイールの紹介と前回の様子は→肥満サイクリストのスポークが折れる原因と対策
手組ホイール前輪のスポーク折れ
その日のサイクリング中に気になっていたのは、前輪から「ギュウギュウ」と軋み音がしていたことです。本当に小さな音でしたので、ガンガン走っているときならば気づかないと思います。
ちょうど、アジサイの写真を撮ろうとして止まりましたので、その時にクイックを確認して閉めなおしました。
それからおよそ5km走行後、走行中に無理な操作はしていません、休憩しようと道の駅に進入したときに折れました。
「パキッ」っと小さな音がしたので、「あぁ、また折れたな・・・」と思って路肩に止まりました。
スポークが折れたときの応急処置
残ったスポークに負担がかかるために、本来は乗らない方が良いですがそうもいっていられない場合の方が多いでしょう。
自走して帰るための方法を紹介します。
スポークが1本折れた程度ならば、振れもなんとか許容範囲で収まると思います。
折れたスポークを隣のスポークに巻き付けます。
これは折れたスポークがぶらぶらして、フレームなどに当たったり、意図しないトラブルを防ぐためです。
巻きつけるといっても、ぐるぐる巻きにしますと、他の正常なスポークに負担がかかりますので軽く固定できる位置を探しましょう。
次にリムブレーキのレバーをあげてブレーキシューの幅を広げます。タイヤを外したことのある方ならおなじみでしょう。
こちらがレバーをあげた状態です。これでホイールの振れによってブレーキシューに接触してしまうことを防ぐことができます。
ブレーキシューを最大に広げた状態よりも振れが大きい場合は、自走することが困難になります。
自走するときは、できるだけ路面状態の良い道を通ること、折れたホイールに荷重をしないことを意識してホイールに負担をかけないようにしましょう。
デブと手踏みホイールの考察
今回のスポーク折れは3回目で、前輪2回、後輪1回です。
前輪は進むための力はかかっていません。単純に車体の重さと体重だけを支えています。
その前輪で2回も折れたというのは、単純に100キロの体重に対してスポークの数が不足しているのかもしれません。
SAPIM LEADER BLACK #14×20本
ROAD 38 WIDE カーボンリム
ただし完組ホイールなどはもっと少ない本数の場合もありますので、20本が明らかに少ないとはデブには明らかに少ない本数でした。思いたくありません。
今後の対応
① スポークを高性能(破断性能の高いCX-RAY)に交換。
② ラジアル組をやめてクロスに組んでみる。
①+② 両方やる。
③ このホイールをあきらめる。(買い替え)
④ SAPIM LEADER BLACK #14が大量に余っているのでもう一度同じように組んでみる。
⑤ 痩せる。
CX-RAYで組んでみるのも、丸スポークとの性能差を感じるためには有効かもしれません。
このホイールばかりなぜスポークが折れるのか、もう少し原因究明したいところです。
まとめ
とりあえず、同じように組んでみて様子をみます。
スポークが折れるのは気持ちの良いものではありませんが、折れる前触れのようなものが何となくわかってきたような気がします。
ロードバイクは、体重60㎏の健常者が乗るには問題は起きにくいですが、デブが乗るときは何が起こるかわかりません。
遠征したときに、トラブルが起きると大変ですので、近場のサイクリングでトラブル慣れをしておくと慌てずにすみます。
とりあえずCORIMAの手組ホイールを履かせました→【CORIMA】コリマのリムを使って肥満の体重に負けないようにスポークマシマシで硬く作った話