竹富島の民宿を楽しみながら宿泊して回っていますが、気になっていた宿があります。その宿に泊まるチャンスがありました。
高那旅館は竹富島で最も老舗の宿で、司馬遼太郎が滞在していたということでも有名です。
竹富島の伝統にふれることのできる、正統派の旅館に泊まってみました。
高那旅館
高那旅館は竹富郵便局のすぐ隣にあります。
港からまっすぐ進んだところにある東のスマンシャー、そこをさらに進んだ交差点ですので迷うことはないでしょう。
高那旅館 館内設備
高那旅館にチェックインすると、ウエルカムドリンクとして、シークワーサージュースとサーターアンダギーをいただけます。
暑い中チェックインしましたので、写真を撮る間もなく飲み干してしまいました。
クーラーと冷蔵庫が完備してあり、洗面所やバストイレが共同になる和室タイプに宿泊しました。古民家の建物で昔ながらの竹富島のお宅にお邪魔しているような感覚になります。
廊下を歩くとミシミシと大きな音がするため、すり足で移動しました。
高那旅館には、部屋にバストイレと洗面所が付いた「洋室タイプ」もあり、ファミリーに人気があるためこちらの方から予約が埋まっていくようです。
共同の洗面所、お風呂、トイレ、ですが廊下でつながっています。外履きに履き替えていく必要はありませんのでとても快適でした。
共用トイレは洋式ウォシュレット有りです。ごくごく普通です。
中庭に出るところにこのような看板(?)があります。
中庭を進むとコイン式の洗濯機があります。
洗濯ものを干す場所も充分な広さがあります。突然のスコールに備えて屋内にも干すことができます。(写真内の赤瓦の建物)
女性物の服がたくさん干してあったので屋内の写真は控えました。
高那旅館のコイン式洗濯機です。2ヶ所面白いポイントがあります。
かつてはコイン式として用をなしていたのでしょうが、今はただのお金入れとなっています。
洗剤はバケツ一杯に準備してありますので困ることはありません。
高那旅館 レンタサイクル
高那旅館には「レンタサイクルぽち」さんで借りていた自転車を持ち込みました。
高那旅館は竹富島のほぼ中心にあり、周りにレンタサイクルのお店もあるため困ることはないでしょう。
高那旅館にレンタサイクルがあるかは不明です。
高那旅館 食事
高那旅館の食事はボリューム満点と噂には聞いていましたが、とにかく量が多いです。量が多いと言うとデカ盛りなど想像しがちですがそんなことはありません。
上品な食事で品数が多く満足すること間違いなしです。
竹富島お約束の黒紫米の夕食です。とても満足しました。
ビール、泡盛は別料金です。民宿などでは泡盛飲み放題がマストですが、泡盛をたくさん飲みたい方は注意しましょう。
朝食です。朝からこれだけの品をいただくと幸せな気分になります。
ちなみにご飯は毎食、食べ放題です。
高那旅館 ゆんたく
高那旅館ではゆんたくがあるときと無いときがあるそうです。
「あるそうです」というのは、夕食のボリュームに満足して部屋で爆睡してしまったからです。
ゆんたくといっても、宿泊客はファミリー層が多いため遅くまで開催されるようなことはないようです。
写真の奥にビールの自動販売機が置いてあります。看板が見えるでしょうか?
隠すようにビールの自動販売機があります。
扉を開けると、自動販売機があります。オリオンビールが旧ラベルのままというところが味わい深いです。自動販売機自体もそうとう年季が入っていました。
狭い物置に自動販売機を設置しているため、排熱で部屋の温度がすごいです。
ビール350mmが250円と良心的な価格です。
まとめ
竹富島を訪れる理由に、昔から伝わる景色を楽しみたいという思いがあります。
突然のスコールのあとの青空、竹富島のサンゴを敷き詰めた道路は毎朝住民の方がキレイに整えています。
毎年恒例になっている竹富島の旅の最終日を今年は高那旅館で締めました。いつまでも営業して欲しい旅館です。
食事に満足、リーズナブルな旅館ですが贅沢をした気分になります