石垣島から南西に5.5kmの位置に浮かぶ小さな島。
赤瓦の民家と毎日きれいに整えられている真っ白なサンゴの砂の道。
竹富島は昔ながらの美しい街並みが残る、初めて訪れてもなぜか懐かしい島です。
高速船で15分ほどの距離ですので、日帰り観光される方がほとんどですが、それでは竹富島の良さはわからないでしょう。
慌ただしく観光するのではなく、ゆったりと流れる時間を楽しむのも離島旅の醍醐味です。
旅をより良いものにするための参考として、竹富島の宿泊施設を紹介していきます。
順不同、ランキングではありません
竹富島 やど家たけのこ
やど家たけのこは、プライベートな空間が確保されたホテルになります。
「離島の旅で、非日常を味わいたいけれど、快適さも損ないたくない。」
私は、そんな離島旅はいらないと思っていますが、こんな贅沢な要望がかなう宿泊施設が、やど家たけのこです。
やど家たけのこは西桟橋に一番近い宿です。西桟橋で夕日や、星を見るときに大きなアドバンテージとなります。
竹富島 高那旅館
高那旅館は竹富島で一番歴史のある旅館です。
集落の一番にぎやかな中心部にあり。昼間は徒歩圏内に観光スポットや食事処があります。
西桟橋の夕日を見るには、レンタサイクルがあった方が良いかもしれません。
高那旅館はとにかく食事のボリュームがすごいです。宿泊費はリーズナブルですが、プチ贅沢をしているような感覚は、日頃のストレスを忘れて、幸せな気分になれるでしょう。
竹富島 のはら荘
竹富島では、離島の民宿らしい民宿として有名なのはら荘です。
ゆんたくが開催される民宿ですので、あまり人と関わりたくない方には向きません。
しかし、ゆんたくは同じ離島旅を楽しんでいる旅行者と情報交換できるため、とてもディープに旅を楽しむことができます。
西桟橋にも「やど家たけのこ」に次いで近いので、夜に徘徊したい方にもオススメです。
竹富島 小浜荘
小浜荘は、私が竹富島ではじめて泊まった民宿です。
竹富島に通い詰めるきっかけになった民宿でもあります。
小浜荘のシーサーは有名で、いろいろなガイドブックにも使われています。
民宿としては普通で、濃すぎず、薄すぎずといった感じです。ゆんたくが気になるのだけど、ゆんたくが不安な方などにオススメします。
ゆんたくの準備はしてあるのですが、宿泊者の気分で自然発生的にゆんたくが始まるため、参加しなくても変な孤立感を感じることはありません。
竹富島 泉屋
泉屋は民宿の中では、わりとドライな宿です。
ゆんたくがなく、宿泊者同士の交流が発生しづらいため(宿泊者の性格にもよります)同じ畳で食事をとるのが少し重く感じました。
夕食を終えるころ、ご主人が竹富島のナイトスポットを教えてくれるので飲み足りない方は外で飲みましょう。泉屋の周りにはお酒が飲めるお店があります。
母屋の中にお風呂があり、外履きに履き替える必要がないなど、過ごしやすい面もあります。
ファミリー層や女性の一人旅にオススメの民宿といえるでしょう。
まとめ
毎年予約で満員のため宿泊できない民宿もあります。必ず泊まってみたいところです。
それとは、対極にあるホテルもあります。テレビでも放送したらしいのですが、出川哲朗さんが好んで宿泊していると有名です。
島の離れたところに、竹富島の伝統的な建物風のコテージを作って、お客を閉じ込めるのならば、竹富島でなくてもよいのでは?と感じます。
なぜこんなことを書くのかといえば、離れにホテルがあるために宿泊者の移動のために西桟橋にマイクロバス(金を取るらしい)を乗り付けて客待ちのためにアイドリングを続けて景観を損ねているからです。
西桟橋からの天の川です。
写真の左下の林に、高層リゾートホテルの建設が予定されていて建設の許可までおりているそうです。
海抜0mからこんな素晴らしい天の川が撮れる場所は貴重です。
竹富島にリゾートホテルはいりません。素晴らしい昔ながらの宿泊施設がたくさんあります。