デブや肥満体型が自転車に乗っていていちばん困ること・・・着ることができるウェアを売っていないということです。
タイトなサイクルジャージなんか着たことがないという方から、サイクルジャージが楽だから着用してサイクリングしたいけどサイズが売っていないという方まで、役に立つように100kgのデブ目線でこの記事を書いていきます。
デブとサイクルウェア
初心者の方に多いのですが、肥満体型でロードバイクなどのスポーツ自転車に乗ろうとしたとき、ぴちぴちのジャージやレーパンなど体のラインが出るから恥ずかしくて着れない・・・
そのため、とりあえずタンスに入っているスポーツウェアでスポーツ自転車に乗ろうとする方が多いはずです。
ランニングやハイキング系のウェアを着用されることが多いのではないでしょうか。
私ももちろん最初は「サイクルジャージなんか恥ずかしくて着れるか!」と思っていました。
この記事は初めて私がロードバイクに乗ったときの記事ですが、こともあろうか綿の長袖トレーナーで汗だくになり大変な思いをしました。
サイクルジャージを着用したい3つの理由
肥満体型がサイクリングをするときに、一番重要なのは放熱です。熱を逃がし、汗を素早く乾燥させる。これができない衣類を着ていると即オーバーヒートです。
次に重要なのは、風の抵抗を少しでも無くすこと。短パンを着用して生地をバタつかせて自転車に乗るとかなりの抵抗となります。
夏と冬にロードバイクに乗ってみるとわかるのですが、あきらかに冬のほうが前に進みません。
タイトなサイクルジャージといえど冬のほうが空気抵抗が増えます。
衣類の空気抵抗はそれだけシビアです、スピードが上がるほど抵抗が大きくなります。
サイクルジャージの便利な点は、背中のポケットです。短距離のサイクリングといえど、スマホや財布はどこにいれますか?
短パンのポケットにスマホを入れると、スムーズにペタリングできませんし、足をあげて回すのに重りをつけているようなものです。
胸ポケットなどにいれて前傾姿勢をとると、落としてしまいます。
背中のポケットに入れて見えなくて怖いと思われるかもしれませんが、前傾姿勢をとることで生地が伸ばされぴったりと落ちないようにできています。
サイクリングジャージを着たほうが良い理由をまとめると・・・
身体のラインを出さないようにして、サイクリングにむいていない服を着用するということは、サイクリングに無駄な力を使ってしまうということです。
身体のラインを見せることよりも、ヘタレて満身創痍で自転車に乗っているほうがカッコ悪いのです。
ロードバイクの速度アップにサイクルジャージは必須です→【ロードバイク初心者と速度】サバ読みスピードを信じないで!しっかり平均スピードをアップする方法
デブのサイクルウェア サイズ選び
まず、ご自身の胸囲(チェスト)・胴囲(ウエスト)を測ってみましょう。このふたつが基本になります。
サイクルジャージはタイトに作られていることが多いです。メーカーによって胸囲(チェスト)・胴囲(ウエスト)のサイズが違いますのでガチジャージなのか、ゆったりジャージなのかを見極める必要があります。
身長で選ぶと、丈が長すぎたりして背中のポケットがお尻のあたりに来てしまいます。
こうなってしまうと信号待ちのたびに小物類を手で押し上げてサドルにまたがる必要がありますし、ダンシングにスムーズに移行できない、おっくうになってシッティングのまま疲れてしまう悪循環になってしまいます。
サイクルウェアの生地は、とても良く伸びます。体に合わせて自然に伸びますので、胸や腰回りのフィット感を重視しましょう。
そうすることで、放熱、空気抵抗、背中のポケットがうまく機能して快適なサイクリングができるでしょう。
サイクリングウェアはぴったりしているぐらいが機能的でカッコよく見えます。たとえデブでも、肥満体型でも。
サイクリングイベントに出てみるとわかるのですが、デブかどうかは周りはあまり気にしていません。
自転車にカッコよく乗れているか?そちらの方が重要です。体のラインを見せるのがイヤでダボダボジャージで、ヘタレていたら・・・やっぱりデブは走れないよねと悪目立ちしてしまいます。
イベントにでると、体にフィットしたジャージのありがたみがわかると思います。
デブのサイクルウェア 購入方法
Amazonで購入
xxl サイクルジャージという検索はどうでしょうか?
玉石混合といった感じで、良いものが見つかればよいのですが難しい面もあります。もし見つかれば一番手軽に購入できるでしょう。
価格が安い点も、普段使いにオススメです。
MAVIC(マビック)取扱店に注文する
MAVICジャージ限定ですが、MAVIC取り扱っている自転車さんに相談してみましょう。
同じものを(商品・サイズ・色)を5着以上で、日本の代理店がフランスのメーカーから取り寄せてもらえます。
私は、さすがにまったく同じジャージを5着買う気にはなれなかったので、断念しました。
もし全国展開しているような大きな取扱店ならば、単品購入でも相談に乗ってくれるかもしれません。
ASSOS(アソス)取扱店に注文する
ASSOSはスイスの超高級サイクルブランドです。家の中にあるすべての服の値段を比べたら、一番高いのはASSOSのジャージだったという方も多いはず。
そんな高級ブランドのASSOSですが、季節の変わり目に日本のカタログ外モデルの入荷注文があります。そのタイミングに合わせて注文してもらえるように、ASSOS取扱店に予約しておきましょう。
wiggleで購入
wiggleはイギリスのサイクリング・ランニング・スイミング用品を幅広く取り扱っている通販サイトです。
約6000円の購入で送料無料という、海外通販とは思えないハードルの低さで人気があります。
もちろん、大柄な外国人向けのサイクルウェアがそろっています。
自転車パーツを見ていると、あれもこれも買ってしまうところが逆に欠点かもしれません。
この記事からwiggleに飛んで「NEWJP」のクーポンコードを入力すると7500円以上の購入で1500円割引になりますので、使ってみてください。(新規に限ります)
【wiggle】送料無料のときの到着までの日数と関税をかからないようにする注文方法とは
まとめ
サイクリング用のウェアは機能性に優れているために、その便利さを知ってしまうとサイクリング以外のスポーツウェアにするということが難しくなります。
肥満だからこそ長距離サイクリングで少しでも楽に乗りたい。今はかんたんに海外からお取り寄せできるようになりました。
ぴったりのウェアに出会うことができたら、サイクリングが楽しくなります。
カジュアルなウェアをデブ目線で探してみました。着ることのできないサイズもたくさんありましたが、なんとか入りそうなウェアも見つけることができました→【普段着ロードバイク】カジュアルなウェアで周りを不快にさせないようにオシャレなメーカーからデブ用に探してみた
乗る回数が増えれば、痩せるはずです。デブの皆様がこの好循環になることをお祈り申し上げます。