赤貝の缶詰を使って炊き込みご飯を炊いてみました。今回も缶詰以外の調味料は投入しないルールでやっていきます。
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赤貝
どこにでも売っている赤貝の缶詰です。
一合のお米で炊いていきますので、水はリベット中央まで入れます。
強火で沸騰するまで箸でかき混ぜます。いつもと同様の炊き方です。
沸騰したら赤貝の缶詰をタレまですべて投入し、超弱火にして炊き込みます。タイマーは12分にセットしました。
9分くらいで戻ってくると、タレが吹きこぼれて焦げていました。いつもより少し火が強かったのかもしれません。
火をとめて逆さまにして蒸らしました。ここら辺はいつも適当です。10分程度では焦げ付かすことはありませんので、吹きこぼれても火が強かったので吹いたのだなという程度の認識で大丈夫です。
開けて混ぜてみました。魚貝の臭みを感じました。
食べてみると、赤貝の食感も良くタレの甘さがご飯を引き立てていていました。生姜チューブとかを入れたら化けるかもしれませんが、缶詰しか投入しないルールがあるので入れません。
赤貝といいつつ缶詰の中身とは
赤貝の缶詰の中身はサルボウ貝です。サルボウ貝とは赤貝と同じフネガイ科の二枚貝で、漢字は「猿頬貝」です。
サルボウ貝は赤貝よりもひとまわり小さく、貝殻の筋の数が赤貝よりも少ないことが、見分けのポイントです。
赤貝自体は高級食材で希少価値がありますから、缶詰の中身として使われることはあまりないと思われます。
こうやって書くとサルボウ貝は、ニセモノで美味しくないように感じますが、山陰や瀬戸内地方ではポピュラーな貝です。潮干狩りでアサリなどに混じって捕れることもあるそうです。
食材で似たようなものを代用するという話はよくあります。サルボウ貝も殻をはずしてみれば、赤貝と違いはわからなくなりますので味の面ではまったく問題ありません。
サルボウ貝自体も、生息数が激減しているそうなので代用品扱いではなくなる日が来るかもしれません。
まとめ
赤貝の缶詰を使った炊き込みご飯は、思ったよりかんたんにつくることができました。
究極のシンプル炊き込みごはんを探す旅はまだまだ続きそうです。
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