カメラを趣味にしていると旅先でもいい写真が撮りたくなります。いや、逆にいい写真を撮りに旅行に行く方の方が多いかもしれません。ということで、レンズ交換式カメラを旅行に持っていくことになりますが、交換レンズの輸送には相当気を使います。
撮影旅行中は、カメラや交換レンズを衝撃から保護しながら移動しなければなりません。
専用のバッグも良いのですが、いかにもカメラ入れてます的なデザインと、カメラやレンズを入れることに特化しているために普段使いのバッグとして使いづらいところが難点です。
旅行中に限って考えてみると、カメラ以外の荷物がほとんど入らなくなるということです。
そこで手持ちのバッグをカメラバッグに変えてしまう方法として、インナーボックスを使う方法があります。
インナーボックスはショルダーバッグ用の縦型のものとリュックに入れるタイプの横型のインナーボックスがあります。
ショルダーバッグに大量のレンズを入れて歩き回ると、機材の重さで腰が痛くなります。
撮影旅行の場合は、レンズをあれもこれもと欲張りがちになりますので、横型のインナーボックスを探すのですが使い勝手のよさそうなものがなかなかありませんでした。
JILL-E DESIGNS インナーボックス
Jill-e DESIGNSという、おっさんには無縁のメーカーがあります。
リンクを見てもらえばわかるのですが、アウターは「カメラ女子」用に作られていてカメラバッグに見えません。
今探しているのは、インナーバッグですのでアウターのデザインは関係ありません。
といっても、インナーボックスは黒を基調としていて、おっさんが使っても違和感がないデザインとなっています。
Amazonでずっと欠品中になっていて、プレミアム価格で出品されていてました。公式サイトもSOLD OUTになっており、無駄な出費は避けたいと思ってじっくりと待っていました。
今は在庫も復活していて買える状態にありますが、Amazonの在庫がいつも少ない状況です。(公式サイトはSOLD OUTのまま、アメリカから取り寄せている?)
在庫僅少なので欲しいと思ったときに、購入しておくと良いでしょう。
JILL-E DESIGNS インナーボックス(L)と(M)は縦方向だけでなく横方向も大きさが違います。
JILL-E DESIGNS インナーボックス(L) | JILL-E DESIGNS インナーボックス(M) | |
幅 (内寸) | 31cm(28cm) | 29.5cm(27cm) |
高さ(内寸) | 37cm(35cm) | 30.5cm(29cm) |
厚さ(内寸) | 11cm(9cm) | 10cm(29cm) |
重量 | 380g | 340g |
数字で見ただけ、並べてみただけではそれほど大きな違いは見られませんが実際に交換レンズを入れてみると大きな違いがみられました。
大きく重いズームレンズばかり用意して、実際に入れてみました。
JILL-E DESIGNS インナーボックス(L)
このレンズをまとめて持ち出す必要があるかどうかは別として、入れているレンズ。
・FE 16-35mm F2.8 GM(SEL1635GM)SONY FE 16-35mm F2.8 GM
・FE 24-70mm F2.8 GM(SEL2470GM)SONY FE 24-70mm F2.8 GM
・FE 70-200mm F2.8 GM OSS(SEL70200GM)SONY FE 70-200mm F2.8 GM 開封レビュー
・FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS(SEL200600G)【開封レビュー】FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS防湿庫はギリセーフ?Eマウント望遠レンズとの大きさ比較
とりあえず、詰めてみただけで見た目が悪いのはご容赦ください。
望遠レンズのFE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSを入れることができたのはビックリしました。
FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSのせいで膨らんでいますがファスナーもきちんと閉まります。
DEUTER(ドイター) Free Rrider Pro 30(フリーライダープロ30)に入れた状態です。
現実的には重くてこの状態で持ちだすことはないでしょう。リュックの中は、カメラとレンズで一杯になってしまいました。
JILL-E DESIGNS インナーボックス(M)
JILL-E DESIGNS インナーボックス(M)は、JILL-E DESIGNS インナーボックス(L)に比べてひと回り小さいのですが、幅が内寸でー1cmになるだけでここまで違うのかといった感じです。
多少の膨らみはありますが、問題なくファスナーを締めることができます。
FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSは長さが足りなくて、そもそも入れることができませんでした。
DEUTER(ドイター) Giga Bike (ギガバイク)にいれるとこのような状態になります。
ほどよいサイズで専用品のように使うことができますが注意点があります。
DEUTER(ドイター) Giga Bike (ギガバイク)はDEUTER(ドイター) Free Rrider Pro 30(フリーライダープロ30)と違い背面から取り出すことはできません。リュックの下側に衣類などすぐに使わないものを入れて、かさ上げをしないと、インナーボックスにすぐにアクセスできません。
まとめ
Jill-e DESIGNSのバッグ用なのですが、DEUTER(ドイター) のリュックをカメラバッグに変えることができます。
私は、カメラ+ロードバイク・カメラ+スノーボードだったりするので、DEUTER(ドイター) のリュックを使うことが多いです。
あまりにも多くの機材を持っていきたい場合は、背面からアクセスできるリュックが必要になるためバックカントリー向けのリュックがオススメです。
それほど交換レンズを詰め込まない場合は、お手持ちのリュックをカメラバッグに変えることができる、JILL-E DESIGNS インナーボックスを使用してみてはいかがでしょうか。
ふたつのサイズを使い分けることで、カメラと荷物のバランスを変えることができます。ふたつを使い分けることをオススメします。
どちらかひとつということであれば、お手持ちの機材との兼ね合いによって違いますが、JILL-E DESIGNS インナーボックス(M)の方が使いやすいと思います。