スノーボードのホットワックスを安くすませるために、キャンドル用パラフィンを購入して使用しています。
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ペレット状のパラフィンを購入していますので、そのままですとバラバラして扱いが面倒です。
ペレット状のパラフィンをスノーボードに並べて、ワックスをかけるのも不可能ではありません。
パラフィンの融点が低いので、並べて板の上で溶かしても板を焼いてしまうリスクは少ないです。
融点が低いということは、湯煎もかんたんにできますので、部屋にペレットをぶちまけてしまう前にブロック状に型を取っていきました。
パラフィンを湯煎してブロックにしてみた
パラフィンを湯煎するためにジュニアコンパクトバーナー CB-JCBを使います。
湯煎の鍋はラージメスティンとアミを準備しました。アミを使用することで絶妙にかさ上げすることができます。
5kgのペレット状キャンドル用パラフィンです。はっきり言ってこのままですと邪魔です。
これを少しずつ、ブロック状にしていきます。
ホームセンターで、ジップロックコンテナのような物を買ってきています。このコンテナの大きさの大きさになりますので、好みの大きさのものを購入しましょう。
あまり大きなものにすると、鍋に入らなくなり、小さすぎると、湯煎回数が増えて大変です。
写真のジップロックコンテナもどきで、およそ650mlの大きさです。
58℃でこのパラフィンは固体から液体に変わっていきます。お湯を無理に沸騰させると吹きこぼれてしまいますので、弱火でパラフィンが液体に変わるのをじっくり待ちます。
パラフィンが液体に変わると、透明になりますのでこの状態になったところで火を止めます。
お湯につけたままですと、冷えて固まるのが遅くなりますので鍋からおろします。
鍋からおろして、荒熱を取ります。このときに液体状に変化したパラフィンをひっくり返すと大惨事になりますので、落ち着いて安全な位置を確保してからジップロックコンテナ(もどき)を動かすようにしましょう。
ジップロックコンテナ(もどき)は3つ準備していましたが、パラフィンが固形化するスピードが遅くローテーションが間に合わなくなりました。
冬の作業でしたが、夏だともっとたくさんジップロックコンテナを準備したほうが快適に作業できます。
結果的に、ある程度固まったパラフィンから冷凍庫に入れて冷やすことで、ローテーションを維持することができました。
表面が固形化しても内部は液体状の場合がありますので、安易に力を加えると爆発することがあります
冷凍庫にも入っていたので、写真のもので全部ではありませんがペレット状のパラフィンをワクシングしやすい大きさになりました。
格安スノーボードワックスのまとめ
大切な板を保護するために重要なホットワックスを、できるだけお金をかけずにやりたいという思いからパラフィンの湯煎を行いました。
おそらく私だけで使うと、10年以上使い切るのに時間がかかってしまうでしょう。
この記事を見てやってみようと思われた方は、仲間で分け合いながら使う方法がオススメです。割高にはなりますが、少量のパラフィンから試されるのもひとつの方法です。
スノーボードワックスの湯煎をした後日談
継ぎ足し継ぎ足しでお湯を沸かし続けたため、大切につかってきたラージメスティンを黒ずませてしまいました。
大切な鍋は使わないで(特にアルミ鍋)100均で適当な鍋でやりましょう。
関連記事:【メスティンの黒ずみ】料理以外の目的外使用で黒ずんだアルミ鍋を元に戻してみた。意外にかんたん。