FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS (SEL200600G)開封レビューです。
Eマウントレンズ初めての600mm超望遠でありながら、20万円なかばの価格で発表されたため界隈が、かなりざわざわしていました。
案の定というべきか、2019年6月18日(火)に予約を開始しましたが、FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSの予約が殺到したため二日後の6月20日(木)10時早々に、供給不足のお知らせが出てしまいました。
平素よりソニー製品をご愛用いただきまして、誠にありがとうございます。
2019年6月18日(火)より受注開始しましたデジタル一眼カメラ α[Eマウント]用レンズ FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS「SEL200600G」は、弊社の予想を大幅に上回るご注文をいただいており、商品のお届けまでにお時間をいただく状況となっております。
現在できる限りお客様のご要望にお応えすべく鋭意努力しておりますので、今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。
SONYのレンズは、発売直後に供給不足になる可能性が高く欲しいと思ったレンズはすぐに予約しないと、数ヶ月待つことになります。
今回は、前から欲しいと思っていた焦点距離のレンズですので、予約開始と同時にソニーストアに予約注文しました。
α7RⅣを購入しましたので、FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSとセットで野球観戦に行ってきました。
SONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS(SEL200600G)開封
2019年7月26日、自宅にソニーストアから荷物が到着していました。
600mmクラスの望遠レンズの購入は初めてなので、箱自体が大きさにびっくりしました。空箱の保管場所も注意が必要です。
iPhone XS MAXを並べて置いてみました。他に比べる対象が見つかりませんでした。
箱を開けると、いちばん最初に出てくるのは「レンズケース」「カメラストラップ」です。
レンズケースはGレンズ、ZEISSレンズに付属しているタイプの袋状のケースです。
裏地はスエード調の傷がつきづらい素材になっています。生地自体はそれほど厚くないので衝撃には注意が必要です。
さらに開封を進めると、レンズが見えてきます。クッション材にくるまれて段ボールで固定されています。
すべての付属品です。レンズ本体、フード、レンズケース、レンズストラップ、取扱説明書です。
レンズを取り出してレンズケースに収納してみました。
紐で口を閉じるタイプの袋ですので、きちんと閉めておかないと中からレンズが飛び出してきます。
FE 70-200mm F2.8 GMのケースと並べてみました。
大きく重いレンズですので、専用の袋に入れることが多いと思われます。GMレンズと同じセミハードケースが理想なのですが、FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSが良心的な価格のため仕方のないところです。
SONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS(SEL200600G)保護フィルター
レンズにキズが付くと悲惨ですので、いちばん最初に保護フィルターを付けておきます。
FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSのフィルター径は95mmとかなりの大きさです。
フィルター径が大きいと値段が高くて、お財布に厳しいですが傷防止のために必須です。
SONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS(SEL200600G)機能スイッチ
スイッチとレンズストラップの穴が開いています。
スイッチの機能は左から、
フォーカスモード
AF有効範囲
手振れ補正
手振れ補正モード(1)通常(2)流し撮り(3)スポーツ
と、SONYレンズではおなじみの配置になります。
レンズ中央に3ヶ所好きな機能を割り当てることができるホールドボタンがあります。
割り当てることのできる機能はひとつです
SONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS(SEL200600G)大きさ比較
SONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSと大きさ比較のため、Eマウントで所有しているレンズのFE 70-200mm F2.8 GM OSSとFE 70-300mm F4.5-5.6 G OSSを並べてみました。
FE 70-200mm F2.8 GM OSSについて→SONY FE 70-200mm F2.8 GM 開封レビュー
FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSSとの大きさ比較です。このふたつのレンズを比較したい方はあまりいないような気がします。
大きさも重さも全く違います。
FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSとFE 70-200mm F2.8 GM OSSの比較です。
フードを逆に取り付けた状態ですが長さは2倍までは違いません。FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSはレンズスペックの割にはコンパクトにできています。
フードを付けた状態で、並べてみました。撮ったあとに大きさが伝わりづらいことに気が付きました。
急遽、α7RⅡとα7Sを持ち出しました。
ボディを付けた状態で並べてみると、大きさの差が少なくなったような気がします。
FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSは同じクラスのレンズに比べてコンパクトだと言われていますが、レンズ単体で見ると巨大だなぁと思いました。
しかし撮影できる状態で持ってみると、コンパクトに感じて超望遠レンズが身近になったように印象が変わりました。
SONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS(SEL200600G)防湿庫に入れてみた
防湿庫はIDEX D-strage DS-135Mを使用しています。IDEXの防湿庫の中では最大サイズになります。
130ℓの大容量で価格もリーズナブルでオススメなのですが、FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSが入らなければなんの意味もありません。
結論から言うと、ギリギリ入りました。そのかわり95mmのフィルター径で大きなレンズのためレンズホルダーを1.5列分使っています。
レンズ自体が入らないという最悪の事態は避けることができましたが、レンズの配置を根本的に変える必要が出てきました。
IDEX D-strage DS-135Mの内寸はW376 × D380 × H445(mm)×2です。
内寸の奥行380mm以下の防湿庫をお使いの方は残念ながら買い替えということになります。
IDEX の防湿庫の内寸は高さを除いてすべて共通ですので、本当にギリギリですが収納することが可能です。
IDEXの防湿庫の中でもコンパクト薄型のモデルは、奥行きが足りませんので入れることができません
JILL-E DESIGNS インナーボックス(L)
カメラバッグへFE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSを入れることは可能でしょうか?
普段使いのリュックをカメラバッグに変えることのできるJILL-E DESIGNS インナーボックスに入れてみました。
GM大三元レンズと、FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSの収納状態です。→リュックをカメラバッグに変える方法!JILL-E DESIGNS インナーボックスLとMに大三元レンズを入れてみた
リュックに入れて移動することも、一応可能です→【DEUTER Free Rrider Pro 30】冬山遊びでマストなリュックはカメラバッグとしても真価を発揮
このレンズをまとめて持ち出す必要があるかどうかは別として、入れているレンズ、ボディ。
・FE 16-35mm F2.8 GM(SEL1635GM)SONY FE 16-35mm F2.8 GM
・FE 24-70mm F2.8 GM(SEL2470GM)SONY FE 24-70mm F2.8 GM
・FE 70-200mm F2.8 GM OSS(SEL70200GM)
・FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS(SEL200600G)
・α7RⅡ(ILCE-7RM2)
まとめ
FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSはGレンズとして発売されたため、カメラファンの予想よりも安価な価格で発売されました。
オートフォーカスの性能を重視する必要がある超望遠レンズは純正レンズにしておいた方が無難でしょう。
しかも、コンパクトにできているため、防湿庫を買い替えなくても良い方が大半なのではないでしょうか。
防湿庫内の配置は換える必要があるかもですが、購入の参考にしてください。
暗くなりますが、2倍テレコンのSEL20TCのを取り付けて1200mmにすることもできます→SONY2倍テレコンSEL20TC開封!SEL70200GM装着レビュー