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アルコールストーブの選び方、使い方を解説!自腹購入済みのオススメストーブを比較

RSRアルコールストーブ

軽くて火力のあるアルコールバーナーは、アウトドアでスマートに利用すると雰囲気をもりあげてくれます。メスティンなどの調理器具とも相性がよく本格的な登山から、週末のディキャンプまであらゆる場面にオススメです。

アルコールストーブのメリットとデメリット、購入しているストーブの紹介をしていきます。

燃焼比較はこちらをお読みください。

RSRストーブ 炎
アルコールストーブの原理と燃焼比較!各社バラツキとオススメのまとめアルコールストーブも形状によりいろいろな燃え方をします。アルコールストーブのつくりは単純なのでほとんど差がないように思われますが、穴の加...
ゆっくりくん
ゆっくりくん
 本格的な登山とかしたことないけどな

アルコールストーブ(バーナー)とは

燃料にエタノールやメタノールを使用するコンロで、アルコールバーナーとも呼ばれます。

アウトドア用コンロの中でシンプルで壊れにくい構造をしているため、小型かつ軽量な個体をしておりで持ち運びに優れています。

特別な点火装置などもなく、ライターなどで火を点けるだけなので、破損してキャンプができなくなる心配もありません。 火をつけるだけで燃焼がが始まりますので、極寒のキャンプにも対応できます。

見た目は小さく、手にとって見てもコンロにして大丈夫なのかな?という感じを受けますが、なかなかの火力があり、お湯を沸かしたり、ご飯を炊く程度なら充分に対応できます。

アルコールストーブのメリット

アルコールストーブのメリットは、非日常を味わえるという点につきますが、他にもメリットがあります。

造りがシンプルで軽量

アルコールストーブの最大の魅力は、何といっても圧倒的な軽さです。燃料をのぞいた重量は20g~150g程度しかありません。チタン製のものなどは20gです。

アルミ缶で自作することができるくらい造りがシンプルということは、持ち運びでスペースをとりません。

しかも頑丈なためコッフェル内に入れておき、バックパックに放り込んで持ち運ぶことができます。パッキングが楽になります。

ソロキャンプや、歩く距離が長いなど荷物を減らしたい時には心強いアイテムになります。

ゆっくりくん
ゆっくりくん
 軽めのキャンプにオススメ

燃料が入手しやすく、管理しやすい

アルコールストーブの燃料となる燃料用アルコールは、薬局やホームセンターで簡単に手に入ります。

燃料用アルコールが手に入らなくても、消毒用アルコール、無水エタノールなどで代用できます。

また、燃料用アルコールは必要な分だけボトルに入れ替えて持ち歩くこともできます。

カセットガスよりはるかにコンパクトですし、ホワイトガソリンよりも気軽に持ち運ぶことができます。

おそらくこの燃料が最安です。消毒用アルコール、無水エタノールが代用できるとはいえ、燃料用に比べると高価です。買い物のついでに購入しておくことをオススメします。

音が静かで炎が美しい

ガスストーブとちがい、アルコールストーブは静かに燃焼します。キャンプ中の雰囲気をもりあげるのにぴったりです。

炎の形も美しく、炎を眺めているだけで非日常が味わえます。

ゆっくりくん
ゆっくりくん
 見とれてしまう、これで酒が飲める

アルコールストーブのデメリット

アルコールストーブもメリットばかりではなく、他の燃料に対して劣っている点もあります。

どのストーブにもよい面と悪い面があるため、キャンプのスタイルによって使い分ける必要があります。

カセットガスに比べて燃費が悪い

カセットガス(CB缶)を使ったガスストーブに比べて燃費が悪いです。

CB缶はコンビニでも入手できますが、燃料用アルコールはコンビニで買えるほど一般的ではありません。

ガスストーブに比べて火力が弱い

高圧のガスを気化させて燃焼させるガスストーブと比較して火力が弱いです。

アルコールストーブの火力が弱いと言われる原因のひとつが、風に対してものすごく弱いことです。少しの風でも炎が流され、思ったところに火力を当てることができません。

アルコールストーブを屋外で使用する場合は、風防が必須となります。

火力調整が難しい

ガスストーブなどの火力を調整する時は、つまみを回すだけで強火・弱火もかんたんに調整できます。

アルコールバーナーの火力調整は、炎を蓋でふさぐ、ゴトクで炎との間隔を調節するなどして強火・弱火を調整していきます。

アルコールストーブ 火力調整用蓋

一部だけ蓋をかぶせて火力を調整していきますが、どの程度の火力になるのかはやってみないと分かりません。

一度かぶせた蓋を取り外すのは面倒ですので、調理に取りかかる前にアルコールストーブに合わせた練習をしておく必要があります。

日頃からつまみを回すだけの火力調整に慣れていると、すこしわずらわしいかもしれません。

しかし、熟練者に聞いてみると、アルコールストーブの火力調整をこなすことが、道具を使いこなしているという喜びを得られるそうです。

ゆっくりくん
ゆっくりくん
 薪で料理していた時代スゲー

手元にあるアルコールストーブ開封レビュー

アルコールストーブといっても、さまざまな種類があります。コレクター気質なので気になったものはつい購入してしまいます。

家にあるアルコールストーブを紹介します。

ゆっくりくん
ゆっくりくん
 使ってない物は紹介できないので・・・

RSR(RiverSideRambler)ストーブ

マニアの間で有名な高級ストーブがガレージブランド「RiverSideRambler」から発売されているRSRストーブです。

信濃川日出雄 山と食欲と私出典 信濃川日出雄 山と食欲と私 4

キザなキャンパーを揶揄するために使われるほど、カッコいいアルコールストーブです。

ゆっくりくん
ゆっくりくん
 ガレージブランドSRS・・・

RSRアルコールストーブ
外装も一般的なアルコールストーブに比べて高級志向です。

RSRアルコールストーブ

アルミの削りだしボディが美しいです。使うのがもったいなく感じます。

RSRアルコールストーブ

炎が渦巻き型で上がります。穴も均一できれいにそろっています。

トルネード燃焼を行うためにはX軸、Z軸の両軸ごとにある一定の角度をつけた燃料噴射口から直進性を持たせ気化燃料を噴射させる必要があります。
よって、噴射口の背後には一定の長さの管状の銃身部分が必要です。

つまり、薄板をプレス加工した構造のストーブでは基本的にトルネード燃焼にならないということです。

そこでRSRではアルミ合金を切削加工することで燃料噴射口に厚みを持たせ一定の角度をつけた燃料噴射を行いトルネード燃焼を可能としています。
RiverSideRambler ホームページより

精密に計算されてつくられたアルコールストーブで、RSRのホームページによると後述するTOAKS Siphon Stoveやトランギアよりも燃焼効率がよいようです。

RSRアルコールストーブ

拡大して撮影すると、丁寧につくられているのがわかります。アルコールストーブにここまでする必要があるのかと思いますが、最高のものをつくりたいという気持ちは伝わります。

RSRアルコールストーブゴトク

付属のゴトクを使用したところです。値段も高級ですが、所有欲を満足させるつくりです。

RSRアルコールストーブ RSRアルコールストーブ

火力調整用の内蓋と消火用の蓋も付属しますが、蓋がねじ込めるわけではありませんので、このストーブの中にアルコールをいれたまま移動することはできません。

Yahoo!ショッピングでの取り扱いのみとなり、よく品切れをおこしていますので、こまめなチェックが必要です。使いたいときに手に入らない恐れがあります。

大量生産するストーブではないでしょうがもっと手軽にユーザーの元に届くとよいのですが・・・

RSRストーブの炎は最高です。いいものを使いたい、または周りにドヤりたい方にオススメです。

TOAKS チタニウム アルコールストーブ

TOAKSはアメリカのアウトドアメーカーらしいです。代理店はスター商事で、チタンを使ったアウトドア用品を数多く販売しています。

本体だけですと20gでものすごく軽いです。蓋は付属しません。

TOAKS Siphon Stove

品質はいかにも中華製かなぁといったところです。穴は不揃いでいろんな方向をむいていますし、溶接のスパッタのような粒も付いています。

TOAKS Siphon Stove

拡大してみます、このスパッタは小さくて取れそうなのですが、取れません。ドリルとヤスリで削ればよいのでしょうが、燃焼に影響はないと思われるためそのままにしています。

チタン製でアルコールストーブ最軽量クラスですが、値段のわりにガッカリ品質です。

とにかく軽さ重視の方向けでしょうか。

trangia(トランギア) アルコールバーナー

トランギアはスウェーデンの創業したアウトドアメーカーです。メスティンの会社で有名ですが、アルコールストーブも負けないくらい有名です。

このアルコールストーブも、1951年からほぼ仕様変更無しで生産されているようです。

トランギア・メスティンで美味しく炊飯!バリ取りとシーズニングする方法機能美にあふれカッコイイ道具を販売するアウトドアブランドで有名なトランギア。その製品のひとつラージメスティンを購入したので、お約束の儀式...
トランギア アルコールバーナー

真鍮製で、金色にひかりとてもきれいです。使い込んでいくと薄い錆びがでてきて味わいが増していきます。気化室の中のグラスウールがすこし見えます。

真鍮でできているため、アルミやチタンのアルコールバーナーに比べて重量の面では不利になります。TOAKS チタニウム アルコールストーブと持ち比べると重量差にびっくりします。

しかし、110gしかないため真鍮製のアルコールストーブが特別重いわけではありません。

トランギア アルコールバーナー

穴もRSRストーブほどではないですがきちんと揃っています。価格を考えると充分な品質です。

トランギア アルコールバーナー

トランギアアルコールストーブのよい点は、ねじ込み式の蓋が付属しておりストーブの中に燃料を入れたまま移動できます。

ボトルを別に持つ必要がないので、真鍮の重さを相殺できます。

このストーブは比較的安価で、信頼できるアルコールストーブです。さらに半額程度で中華模造品がありますが、使用したいとは思いません。

エバニュー(EVERNEW) チタンアルコールストーブ

エバニュー(EVERNEW) チタンアルコールストーブ

エバニュー(EVERNEW)のチタンアルコールストーブです。エバニューはチタン製品で有名な日本のアウトドアメーカーです。

エバニュー(EVERNEW) チタンアルコールストーブ

34gと軽いです。作りもしっかりしていて強度もありそうです。

トランギア アルコールバーナーと同じ、非加圧式のアルコールストーブでガラス繊維が入っています。

エバニュー(EVERNEW) チタンアルコールストーブ

穴の状態もきれいにそろっています。このアルコールストーブは使い込んでいくと青へと色が変わってきます。チタンの焼け色を楽しむことができます。

エバニュー(EVERNEW) チタンアルコールストーブ

安心の日本製です。いちばん使用頻度が高いアルコールストーブです。

販売価格が季節によって大幅に変わるのもエバニューの特徴です。このアルコールストーブは2千円台を狙いたいところです。

まとめ

アルコールストーブは奥が深いです。

新しいアイテムを手に入れたらこの記事も更新していきたいと思います。

 

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