サイクルウェアや自転車用品を購入する方法に、海外通販があります。海外通販をオススメする理由として、日本には無いサイズ、珍しいアイテムがあるからです。
wiggleは、自転車用品を扱う海外ショップの中でも購入方法がわかりやすく、会員登録さえしてしまえば日本の通販サイトとまったく同じように購入できます。
今回サイクルジャージを新調しましたので、購入の流れと輸入にかかる税金について、絶対とは限りませんが課税を回避する方法を紹介します。
税金については後半になります。
wiggleでサイクルジャージ購入の流れ 購入方法
wiggleなど海外通販の醍醐味は日本では購入できない商品にあります。
私は、肥満なのでサイクルジャージのサイズがありません・・・季節の変わり目にチェックして購入するようにしています→【XXL】デブこそ楽に走るためにサイクルジャージを着用しよう。世界にはもっと肥満体型がいるから大丈夫
たくさん商品があるので、探すのが大変ですが、メーカー名で並び替えると探しやすくなります。通関関連の書類を見るために、税金がかかるであろう商品代金32,828円分購入しました。
送料無料のハードルも6,000円購入と低いです。おためし購入もオススメです。
発送スピードによって送料が違います。7/1の注文でしたので、無料ですと15日かかることになります。1,275円払って15日を11日にしてもらうかどうかは悩むところです。
海外通販は時間がかかるものと考え余裕をもって購入しましょう。
注文金額が5万近くになっていますが、カートにダブって入っていたためです。
支払方法ですが、クレジットカードかPayPalが一般的でしょう。お好みの支払い方法が選択できます。
概要で、送り先と支払方法、到着予定日が再確認できます。住居とクレジットカード情報が書いてあるので割愛させていただいています。
注文完了です。日本語で表示されステップを追って確認できるので、しっかりと確認すれば問題ありません。
wiggleでサイクルジャージ購入の流れ 到着してから
7/15までの到着の予定でしたが、7/10に到着しました。無料発送を希望しても10日ぐらいで到着することもあるようです。
Amazonなどの通販に慣れているとダンボールの状態が雑に感じますが海外通販では普通のことです。
アメリカからコルベットの部品を通販で買っていた頃はもっとびっくりするような梱包でしたから。
FAXに、アイドントスピークイングリッシュ、ファックスオンリープリーズって書いていました。
もちろんアルファベットで記入していますけども、今は海外通販の敷居が下がってかんたんに購入できる良い時代になりました。
wiggleでは、30日間無料返品のサービスがあります。欠品の有無の確認、試着なしでウェアを買っていますのでサイズ合わせはすぐ行いましょう。
wiggleで自転車用品を購入したときの課税
wiggleなど海外通販は、個人輸入という形となり、税金など知らなかったというわけにはいきません。ある程度の予測を立てる必要があります。
海外通販の関税と消費税は、配達員に現金で払います。関税とは海外から輸入する商品にたいしてかかる税金で、個人的な使用目的であっても関税はかかってきます。
関税は商品ごとにかかるもの、かからないものがあって複雑ですが、自転車用品(パーツ)に限っていえば無税です。サイクルジャージなどの衣類は関税がかかります。
海外通販の課税には、関税と消費税、税金の対象になったときに手数料として、通関手数料(数百円)があります。
お買い得商品を見つけても、税金分で実際はそんなにお得にならなかったということも考えられます。
通関時に関税が課税され、そこから運送会社が立て替える形になります。私たちは商品を受け取る時まで金額を知ることができません。
自転車用品でそれほど高額な関税がかかるものはありませんが、例えばたばこなどはビックリするほど高い関税がかかります。
外国で安くたばこを売っているからといって個人輸入をすると確実に国内で買うより高くなります。
関税の存在を知らずに、「そんなに税金かかるの!!」総費用に驚愕してその場で受け取り拒否をする輩もいるそうですが、その荷物にかかわっているすべての人に迷惑をかけますので、そんな恥ずかしいことはやめましょう。
税金に納得がいかないときは不服申し立てはできますが、とりあえず払わないと商品はもらえません。
申し立ては、運送会社ではなく税関です
商品が受け取れなくなってしまいますので、その場でクレームを入れずにいったん支払いましょう。
自転車用品を購入するときは、輸入関税+消費税+通関手数料の合計は購入金額の10%を目安にしておくと大きく外れることはありません。(革製シューズを除く)
自転車用品の異なる関税利率
関税はさまざまな製品ごとに細かく分類されて税率もすべて違います。
ホイールやフレームなど自転車そのものの部品に対しては、関税はほぼかかりません。ほとんどの場合、関税に関しては気にせず買い物ができます。(消費税は別)
逆に自転車用品の中で、関税がかかる品目にはウェアやヘルメットなどが考えられます。シューズなどは、革製品と判断されると30%程度の課税をされることもあり特に注意が必要です。
関税は税関で検査官が現物を確認して税率を決めているため、税率の一覧を見て税額を計算してもまったくあてになりません。
そもそも一蘭の言葉が古臭く、海外通販で購入した商品がどれなのか当てはめるのも困難でしょう。
自転車部品など ⇒ 無税
ウェア・ヘルメットなど ⇒ 10%
シューズ・革製品など ⇒ 20~30%
関税・消費税・通関手数料はどれくらいかかるのか
では、実際に商品代金意外にいったいどれくらいかかってくるのでしょうか。
海外通販で商品を購入した場合の関税額は以下のようになります。
関税額 = 課税対象額(商品代金+送料+保険料)×関税率
海外通販などで個人的に使用するために商品を購入する場合には、(商品代金+送料+保険料)の60%が課税対象額となります。
個人使用と事業用と違いは明確に分けられているわけではないので、同じものを大量に購入すると個人用とは認められない可能性があります。
税関の方は商品代金はインボイスやCN22で確認するようです。海外通販にかかった金額の60%が課税対象額になると考えてよさそうです。
今回の課税額は、2.400円でおおむね商品代金の10%となりました。
海外通販の関税を免税にするために
海外通販すべてに、課税していると税関の方も迅速な通関業務ができないためなのか、個人の小口の荷物には特例で免税になります。
金額的には、課税対象金額が10,000円以下の場合です。個人使用の商品についての特例を当てはめると10,000円÷60%=16,666円になります。
つまり、先ほどの(商品代金+送料+保険料)が16,666円以下になるようにとなる取引に関しては基本的には課税されなことになります。
wiggleに話を戻すと送料無料になる購入価格は6,000円ですので、6,000~16,666円の間に購入金額を当てはめると余分な税金のことはあまり気にしなくてよくなります。
ただし、革製品やシューズは16,666円以内に抑えても課税されることがあり、また16,666円を超えていても課税されなかったということもありますので、運要素も多分にあります。
分割購入の注意点
ここで、すぐ思いつくのは
「商品を分割して購入すればいいじゃない」
ということですが、同じ日に購入してしまうとほぼ確実に課税対象になぅてしまいます。
お店側が送料節約のために同梱してしまった場合はもちろんですが、税関に複数の荷物が追いついて到着すると合算されてしまうようです。
分割購入する場合は、発送完了通知がメールで届いてから注文を出すくらいの間隔が望まし
いちばん重要なことは、この課税回避はうまくいけばラッキーくらいに考えておくことです。
関税はそれぞれの品目に対して課税利率が違います。自転車用品は10%程度に収束するとはいえ、思わぬ高額な税金がかからないように気をつけて注文しましょう。
まとめ
不確定なことがおおくてわかりづらい関税についてですが、ポイントをまとめると。
自転車本体やパーツの関税税率は0%。
ウェアやヘルメットなどは関税がかかる可能性あり。
課税回避をするために16,666円以下で買い物をする。
高額な商品は、予想外の税金になる可能性あり。
分割購入については課税されてクレームを入れても無駄。
本当に課税に不満があるときは税関に不服申したて。
不確定なことが多く、届くまで正確な金額はわかりませんが、10%程度の購入金額のブレはあるものとして海外通販を楽しみましょう。
日本では販売していないものもあり、とても楽しい買い物ができます。