ロードバイクにはスタンドが付いていません。
頻繁にロードバイクで停車をするような使い方を想定していないため通常はスタンドは必要ありません。
しかし室内で保管するときや、イベントの出待ちに取り外しできるスタンドがあると便利です。
フレームをクランプで保持できるような本格的メンテナンススタンドは、ロードバイクの組み立てやコンポーネントの取り外しをするような整備を行うときは必要です。
ただし大きくかさばりますし、何台も増えていくロードバイクを収納していく用途にはむきません。
この記事では、いちばん比較的安価で基本的なメンテナンススタンドでありながら、とても使いやすく買っておいた方が良い理由を紹介していきます。
車体に取り付けるスタンドについては、必要ないと思っています。
【ロードバイクのスタンド】使い勝手の良いものが無いため無責任にオススメできない理由をご覧ください。
ロードバイクのメンテナンススタンド
ようは、このタイプのスタンドです。29er用ですと一回りスタンドが大きく広げて使うと安定感がありますので、29er用ばかり購入しています。
29er用でも700Cに全く問題なく使用できます。
ロードバイクのイベントなどの待ち時間に必須
このタイプのスタンドはたたむと、携帯性に優れるためサーキット走行などのイベントの出待ちにとても重宝します。
29er用を700Cのロードバイクに使うと、個人的にですが後輪が持ち上がってカッコよく感じます。
この見た目が好きでない方は、スタンドを大きく広げることで後輪を下げることができます。それと同時に安定感が増します。
イベント会場にもサドルを引っ掛けるタイプのバイクラックがたくさん準備してありますが、とても数が足りないときがあります。
ロードバイクへの考え方は人それぞれです。
キズがついてなんぼ。
と考えている方も中にはいらっしゃいます。そういう方はおそらく他人のロードバイクのキズにも無頓着な可能性が高いです。
できれば準備してあるバイクラックにロードバイクを詰め込むのは避けたいところです。
そんなときでも、メンテナンススタンドを持参していれば、愛車をキズから守ることができます。
壁に立てかける方法は、すでに場所をとられている可能性が高く通用しません。
寝かせておく方法は、人通りが多く踏まれる可能性があり論外です。
ロードバイクのチューブラー交換にあると便利
メンテナンススタンドは、チューブラータイヤの交換にとても役に立ちます。
チューブラータイヤは、接着する前に回転させてセンター出しを行いますが。スタンドがあると回転させて振れを発見することがかんたんにできます。
チューブラータイヤは少数派になってしまいましたが、チューブラータイヤを使っている方はこの方法がオススメです。
洗車やチェーンの注油に必須
後輪を浮かせてチェーンを回転させることができるために、チェーンの洗浄・注油や変速調整にメンテナンススタンドは必須です。
ペダルを手で回すことで、後輪を回転させパーツクリーナーを使って、チェーンの掃除をしましょう。
パーツクリーナーで汚れを落とし、洗浄液が揮発するまでフレームなどのワックスがけをすれば洗車時間の短縮になります。
レバーを操作すればギアの変速もできますので、きれいに掃除をしたついでに変速の調子も見ておきましょう。
MINOURA(ミノウラ) ディスプレイスタンド [DS-520] も所有していますが、チェーンの洗浄・注油に使うには安定感にかけるためほとんど使わなくなりました。
メンテナンススタンドは、ロードバイクを洗車したり変速調整するときに、必要不可欠です。
まとめ
後輪のクイックレリーズを挟むように取り付けるスタンドは、各社から販売されています。
そこまで高価なものではありませんので、ロードバイク購入と同時に一台購入することをオススメします。