ロードバイクを趣味としている人で爆発的な人気を誇っているポンプがあります。
ポンピングが驚異的に軽い、新しいタイプの「例のポンプ」にさらに小さく軽量になった「例のポンプミニカーボン」が発売されていました。
2000円程度でお手軽なのでさっそく買ってみました。
体重が落とせたら一番良いのですが、そうもいかないので「例のポンプミニカーボン」のレビューをしたいと思います。
元祖「例のポンプ」についてはこちらに記事にしています→【例のポンプ】失敗しないロードバイクのオススメ携帯ポンプ!すこし肥満目線で選ぶ方法
例のポンプミニカーボン
すでに完売になっているみたいですので、類似品のリンクを貼っておきます。
例のポンプミニカーボンの重量は更に軽くなっていておよそ80gです。(例のポンプはおよそ110g)商品説明は65gとなっていますが、言い過ぎです・・・
中華製で名前だけ換えたOEM品が出回っていますので、一番安いものを探して購入しましょう。
「例のポンプミニカーボン」と「例のポンプ」を並べてみました。どちらの「例のポンプ」も新品のときは油でぬるぬるしています。
重さはそれほど変わらないのですが、ヘッド部分が「例のポンプミニカーボン」はアルミ製でできているため重量バランスがよく数値以上に軽く感じます。
元祖「例のポンプ」は留め金の強度がいるためか鉄製でできています。最初に「例のポンプ」を購入したときには気にならない重さでしたが「例のポンプミニカーボン」の重量バランスに進化が感じられます。
仏式バルブにもねじ切りがあるためにポンピングに集中できます。「例のポンプ」にはねじ切りがなかったため「お助けチューブ」がほぼ必須でした。
「お助けチューブ」はポンピングの手助けになるために、「例のポンプミニカーボン」でも使うことをオススメします。
「例のポンプミニカーボン」はかんたんに仏式と米式バルブを変更することができます。
「例のポンプ」はポンピングに力を必要としないとはいえ、何百回と繰り返しているとタイヤ側のバルブの付け根に負担がかかります。「お助けチューブ」は小型のポンプを使うときは必須の装備です。
例のポンプミニカーボン 使いどころ比較
「例のポンプミニカーボン」の実力どんなものでしょうか?とりあえず購入直後はオイルが染み出しているので軽く全体を乾拭きします。
小型されているために、確実にポンピング回数は増えます。いくらポンピングが軽いとはいえ、ゼロの状態から空気を入れるとなると相当なポンピング回数が必要になります。
従来の携帯ポンプに比べると明らかに疲労は少ない「例のポンプ」ですが、回数が増えてくるとヘッド部分を支える手が疲れてきます。それでも「例のポンプミニカーボン」はヘッド部が軽く疲れが少ないようにも感じました。
ただし、ポンピング回数が多くなると疲れますので、そこは小型化と疲労のバランスでポンプの大きさを選ぶ必要があります。
「例のポンプミニカーボン」は通常サイズのツールケースにいれることができます。ということは通常サイズのツールケースに入る大きさとしては最高の効率でポンピングできることになります。
「BM WORKS TOOL CAPSULE」を使用していますが、余裕で「例のポンプミニカーボン」を入れることができます。
暫定的に今まで使っていたair bone(エアボーン) スーパーミニポンプ が追い出されてしまいました。
今までの使い方は→【例のポンプ】失敗しないロードバイクのオススメ携帯ポンプ!すこし肥満目線で選ぶ方法
暫定的にというのは、ツールケースに入れている空気入れは、やはりCO2インフレーターが圧倒的に便利で素早空気を入れることができます。
そのため携帯ポンプはCO2インフレーターを使うまでのつなぎとして使っているからです。(携帯ポンプで高圧にしない)
「例のポンプ」はその高性能と引き換えに定期的なメンテナンスが必要です。(といっても注油だけですが)
実は、Continental(コンチネンタル)のタイヤに変えてからサイクリング中のパンクの頻度がめっきり減りました。そのためにツールケースの携帯ポンプの出番があまりないのです。
「例のポンプ」の唯一の欠点として、いざというときに空気漏れが発生する可能性があるということです。
私はまだこの現象を確認していないために、どこまでの空気漏れがあるのかわかりません。
割と神経質で、意味はなくとも定期的にシリコンオイルを注油しているせいかもしれません。
よくある防錆潤滑剤はゴムに対して攻撃性があるので厳禁です
空気漏れに関しては、これからも注意していきたいと思います。
パンクが減ったことについては→【ロードバイクのタイヤ】種類別のメリットとデメリット!重量級サイクリストむけの選び方
まとめ
「例のポンプミニカーボン」軽いポンピングで高圧まで入れることができるため、車を使わない飛行機輪行などで追いポンプにぴったりです。
ゼロからミニポンプで空気を入れることは避けたいので、CO2インフレーターや可能ならば大型フロアポンプを併用して時間と体力を節約したいものです。