沖縄の離島旅はどの島も特徴があってオススメですが、離島デビューに特にオススメなのが竹富島です。
竹富島は、住民の皆さんの努力で、沖縄らしい赤瓦の屋根とサンゴの岩を積んだ石垣の景観が保存されています。
沖縄のポスターなど沖縄を紹介する場合にほぼ竹富島の写真が使われています。
石垣島からのアクセスもよく、島に渡るだけで別の世界にいるようなのんびりとした時間が流れます。
そのアクセスのよさから、駆け足で観光して島を去る観光客のみなさんも多いのですが、ぜひ竹富島に宿泊してまったりと癒されてみてはどうでしょうか?
竹富島
竹富島は、のんびりした小さな島で、昼間は石垣島からの日帰り観光客でにぎわいます。
周囲/9.2km 面積/5.42km2 人口/355人 世帯数/193戸(2017年12月末現在)
竹富島へのアクセス
竹富島へは、石垣島離島ターミナルから高速船で渡ることになります。
安栄観光と八重山観光フェリーの高速船が就航しています。
乗船券は片道690円。燃料油価格変動調整金が別途かかります。(2018年現在、90円)
30分間隔で運行されており、所要時間は10分程度です。
石垣島発の最終便は4~9月は18:00、10~3月は17:00になるので石垣空港にギリギリに到着するときは注意が必要です。
那覇空港は昼すぎからよく遅延が発生するので、飛行機が遅れて到着したときはタクシーの運転手さんに竹富島に渡る事を伝えてタクシーに乗りましょう。間に合うかどうか教えてくれます。
タクシーは石垣空港から離島ターミナルまで、所要時間およそ20分、運賃約3000円です
竹富島のレンタサイクル
竹富島は自転車で大体2~3時間あればのんびり一周できます。
竹富島に到着したら自転車を借りましょう。宿に着いたらレンタサイクルの案内がありますので電話をかけて持ってきてもらいましょう。
宿と提携しているレンタサイクル屋さんならば、1日1000円ほどで借りる事ができます。
民宿に宿泊する時は、自前の自転車を用意しているところがありますので、勝手に自転車を借りていかないようにしましょう。
その場合でも1日1000円程度ですので、相場より高くなることはありません。
竹富島観光、楽しみ方
定番の観光スポットを簡単に紹介していきます。
町並み
竹富島は、「竹富町歴史的景観形成地区条例」と「竹富島景観形成マニュアル」で伝統的な建物や町並みの景観が守られています。
ゴリゴリに開発したリゾートではなく、こころが落ち着く癒しの風景を楽しむことができます。
いつまでも、この景色を楽しみたいものです。
水牛車
竹富観光センターと新田観光のふたつのルートがあります。水牛車に揺られて三線の音色に癒されましょう。料金はどちらのルートも1200円、所要時間は30分程度です。
海岸
コンドイ浜、カイジ浜、アイヤル浜があります。
アイヤル浜は少し離れているので観光客が少なく静かな時間をすごせます。
カイジ浜、アイヤル浜は遊泳禁止です
御嶽(うたき)
竹富島には大小さまざまな、御嶽があります。すべてをまわってみても楽しいかも。
神聖な場所ですので礼拝所に立ち入ってはいけません
シーサー
沖縄といえば屋根の上のシーサーが有名ですが、家ごとにすべて表情がちがいます。シーサーを探してまわっても楽しいでしょう。
シーサーの位置にも、意味があります。
星空
竹富島に宿泊した観光客だけが見ることのできる満天の星空。180度見渡せる天の川は圧巻です。
グルメ
そこそこの数のお店があるので、食事、デザート、ビールで困ることはないでしょう。
ただし臨時休業も多いため、お目当てのお店が閉まっていることも。
宿泊
高級リゾートから、民宿までさまざまな宿泊施設があります。プライベートな空間をどこまで必要とするかで選択するとよいでしょう。
竹富島を楽しむために
竹富島はリゾートではなく沖縄の古い町並みを残す素朴な島です。住民の方々とともに生活をしている感覚で、気遣いをもって観光すると楽しめます。
コンビニはありません、お店も早く閉まります
小銭を準備してから島に渡りましょう
郵便局は日曜日閉まります
住民の方が生活されている空間をお借りしています
まとめ
離島デビューにオススメの竹富島の楽しさを紹介しました。
石垣島観光のついでにあわただしく竹富島を訪れるのではなく、島に宿泊して何もしない旅を満喫してください。
住民の皆さんの努力で古い町がそのまま観光地になっている、すばらしい島です。
訪れた人をとりこにすること間違いなしです。