サイクリングを頑張りすぎたら、エネルギー切れをおこしてしまいます。
ハンガーノックと呼ばれる状態ですが、私はなったことがありません。
ヘタレて足が回らなくなったことはありますが、その場にへたり込むほどのエネルギー切れをおこしたことはないのです。
肥満とハンガーノック
デブはハンガーノックにならないのでしょうか?
人は空腹状態になると、脂肪が遊離脂肪酸となって血液中の濃度が高くなります。
この状態を利用して脂肪を効率的に燃焼させることができます→脂肪を減らすには遊離脂肪酸を効率的に消費しながらサイクリングがオススメ
では、肥満の有り余っている脂肪を、走っている最中に脂肪を遊離脂肪酸へと変換して、さらに糖に分解してエネルギーにすれば、ハンガーノックの対策になるのでしょうか?
ハンガーノックは激しい運動でグリコーゲンが枯渇してしまった状態です。
残念ながら体脂肪をいくら多く蓄えていてもハンガーノックの対策にはなりません。
運動をするときは、体に蓄えられたエネルギーを使いますが、体を高強度な運動をすればするほど、エネルギーの消費スピードが上がっていきます。
脂肪が糖に分解されるには時間がかかるため、サイクリングペースでもエネルギー変換には間に合わないでしょう。ウォーキングレベルならば大丈夫かもしれませんが。
ハンガーノック対策 サイクリン中に補給する
長時間のサイクリングを経験したことのない方は、走りながら補給をすることに違和感があるかもしれません。
しかし、サイクリングのカロリー消費はとても多いため補給を考えておかないと、つらい思いをすることになります。
空腹状態のサイクリングが脂肪燃焼に効果があるといっても、30km、90分程度を目安にこれ以上走る場合は補給を考えておきましょう。
都合よくコンビニでもあれば、おむすびを食べることができますが、初めてのサイクリングコースでは補給が読めないために非常食を持っておくと安心です。
補給食については→【ロードバイクは腹が減る】重量級サイクリストとカロリー補給の関係(初心者向け)
ハンガーノック対策 ペースを守る
一人でサイクリングするときは関係ないのですが、グループでサイクリングしたり、サイクリングイベントに出るときは気を付ける必要があります。
とくに、負けん気の強い方は気を付けましょう。実力以上のペースで走り、エネルギーを大量に消費してしまうと危険です。
まとめ
私が、ヘタレてもハンガーノックにならないのは、食べることが好きでいつも食べているからです。
疲れたと思ったら、すぐペースを落とす根性なしで、エネルギーが枯渇するほどの走りをしないせいでもあります。
逆に食べることにあまり興味がなく、根性があってどんどんペースを上げてしまう方はハンガーノックになるリスクが高いといえるでしょう。