始めてスノーボード(スキー)に誘われたとき、持っていくべきもので初心者の方は悩むと思います。
誘ってくれる人が世話焼きさんなら安心して参加できますが、誘うだけ誘ってほったらかしにされたら目も当てられません。
続けるかどうかわからないのでフルセット揃えるかどうか決めかねている初心者の方向けに、できるだけお金をかけないで済むようにアイテムを厳選してみました。
レンタルできるスノーボード持ち物リスト
スノーボードのアイテムにはゲレンデでレンタルできるものと、できないものがあります。
レンタルできるものは、レンタルで済ませましょう。
スノーボード(板)
最初から板を買う必要はないでしょう。
ただし次も滑りたいと思ったら、マイボードを購入してしまった方が、結果的に安くつきます。
スノーボードは滑りに合わせた板を購入したほうが上達が早くなります。3点セットで物足りなくなったら(滑りの方向性が決まったら)特化した板を購入しましょう。
ビンディング
普通は板と一緒として考えるものですのでレンタルで問題ありません。
ブーツ
普通は板をレンタルするのならばブーツもレンタルすると思います。
ブーツも板と同じで、続けたいと思ったときは購入したほうがレンタルよりも安くつきます。
購入するときは、ビンディングとの相性もありますので注意しましょう。
ステップインにすると装着は楽ですが、基本的にブーツとビンディングを同じメーカーでそろえることになります。
ウェア
ウェアはレンタルにするか、しないかで意見が分かれるところです。
ビッグゲレンデではまだマシですが、小規模ゲレンデではデザインが痛すぎます・・・
かといって、新規に購入すると結構な出費となります。もし、一回しか着なかったら?かさばるしタンスの肥やしとなることでしょう。
そこでオススメなのは、カッパを着用することです。
たとえばこんなヤツです。
たためばコンパクトですし、スキーウェアに比べて格安です。
カッパを着用する注意点は、防寒性能が皆無ですのでインナーをしっかりしたものにする必要があります。
初心者の方は、インナーと言ってもピンと来ないかもしれませんが、汗冷えをふせぐような速乾性の生地の衣類にすれば問題ありません。
ゲレンデ外に出るわけではありませんので、普段から運動するときに着ているようなジャージで問題ないでしょう。
レンタルできないスノーボード持ち物リスト
レンタルできないものは、買うしかありません。
免許証や保険証など身元が確認できるもの
レンタルするときや怪我をしてしまったときに必要になります。
必ず携帯しておきましょう。
グローブ
レンタルできるところもあるようですが、グローブを忘れると売店で定価購入する羽目になります。
お金を使いたくないときのイチ押しのグローブは防寒テムレスです。
冷凍庫の中で作業する人向けに作られた本格派で、間違いなくオススメできます。
色は黒と青があります。
青色は普段使いにも違和感のないデザインということで、バックカントリーをするスキーヤー、スノーボーダーが買い占めてしまってわけのわからないプレミアがついていることがあります。
1,000円以下が適正ですのでプレミア価格て購入しないようにしましょう。
ゴーグル
初心者の方(とくに若い方)でゴーグルを付けずに滑っている方がいますが、ゴーグルは必須ですので、こればかりは購入するしかありません。
雪が降っていないからといって首にゴーグルをかけているなど、もってのほかでして・・・
紫外線で目をやられると、歳を取ったときに取り返しがつかないことになります。
紫外線から目をしっかり守りましょう。
ニット帽(ヘルメット)
防寒の意味合いのほうが注目されがちですが、けが防止のために帽子またはヘルメットは必須です。
次があるかどうかわからないのに最初からヘルメットを購入するのはオススメできません。
最初はとりあえずニット帽を準備しましょう。
しかし、スノーボードが楽しくて続けてみようと思ったらヘルメットは必須になります。
ヘルメットはニット帽に無いメリットがあります。
頭部の保護
ニット帽より暖かい
雪に強い
ゴーグルが曇りにくい
ニット帽より高価
かさばる
インナーウェア
理想はアウトドアメーカーなどの高機能インナーです。
吸湿性・通気性・保温性は高価なだけあって、とても優れています。
最初はヒートテックなどのお手頃インナーで大丈夫です。
汗をかいて体を冷やしてしまいますので、着替えを忘れないように準備しておきましょう。
靴下
長いものならば何でもよいと思います。
厚いものがよくオススメされていますが、私は足裏感覚が鈍くなるのを避けるために薄めのものを使用しています。
フェイスマスク
滑ることがままならない初心者の方は、あってもなくてもよいかと思います。
ただし、日焼け止めの効果も期待できますので日焼けを気にする方は購入しておくとよいでしょう。
日焼け止め
雪山は晴れると紫外線が大変なことになります。焼きたくない人は日焼け止めが必要です。
春スキーで、鼻の皮がむけて、唇がただれたことがあります。肌の弱い人は注意しましょう。
まとめ
ゲレンデだからと言って、高価な道具を一式そろえる必要はありません。
気にせず楽しみましょう、だれも他の人のことは気にしていないので大丈夫です。
次も滑りたいと思ったら、レンタルではなくて道具を少しずつでかまいませんのでそろえていくことをオススメします。