パウダースノーの軽さから、パウダージャンキーの聖地ともいえる旭岳で滑ってきました。
大雪山系最高峰で標高2,291mの旭岳に、標高1,100~1,600mの範囲に旭岳ロープウェイスキー場があります。
ロープウェイの終点にある姿見駅(標高1,600m)から、さらに旭岳の頂上(標高2,291m)に向かって歩いて行くことも可能です。
ソロでバックカントリーはリスクが高すぎますので、ガイドツアーなどを強く推奨しますが、それでは旭岳はソロでガイド無しでは楽しめないのか?というとそんなことはありません。
ソロでも十分楽しめることを証明するために、コースメインで旭岳ロープウェイスキー場の動画を撮影してみました。
旭岳ロープウェイスキー場 アクセス
旭岳ロープウェイスキー場には、車で旭川市内から40分程度で到着します。
雪に覆われた忠別湖と旭岳を車内から見たときは、さらに気分が盛り上がります。
旭岳ロープウェイスキー場は大雪山国立公園内にあります。
看板を左に曲がるとあとは一本道ですので、迷うことはありません。(道道213号線経由の場合)
旭岳ロープウェイスキー場 ロープウェイ乗り場
道道1160号線の終点に、旭岳ロープウェイ山麓駅があります。
道路をそのまま進んでいると無料の駐車場に入っていきます。
スキー場といった感じではなくただのロープウェイ乗り場です。よくあるゲレンデとの違いを感じさせます。
始発のロープウェイは階段まで乗車まちの列ができます。
階段の先に乗車券売り場があります。
ロープウェイの料金は、1回1,300円です。
1日券は5,200円ですが、ロープウェイは20分間隔で運行されており所要時間は片道約10分かかります。姿見駅から視界良好のコンディションで寄り道せずに滑走しておよそ15分です。
平均するとおよそ45分で回せますが、満員でロープウェイに乗れなかったときは20分余分に時間がかかります。
4回以上回すのなら1日券を購入、4時間券(4,200円)はかなりあわただしくなるためオススメはしません。
旭岳ロープウェイの中から忠別湖が見えます。山頂まで2.36km、片道およそ10分間かなり気分が上がってくる瞬間です。
旭岳ロープウェイスキー場 コース紹介
ロープウェイの終点、姿見駅から外に出ると、西側斜面に旭岳ロープウェイスキー場のコースがあります。
旭岳ロープウェイスキー場のコースをかんたんに紹介すると、最初は姿見駅を基点として、AコースかBコースに入っていくことになります。
Aコースは現在クローズになっていますが、旭岳ロープウェイスキー場のコースはそもそもすべて自己責任ですので各自の判断で滑走可能です。
AコースからDコースへは登りになるので行くことはできません。(歩けば行けますが・・・)
Bコースから出発した場合にはCコースかDコースを選択することができます。
どのコースを滑走しても3キロ以上ありますので、長距離を滑ることが苦にならない程度の滑走スキルは必要です。
コース自体は圧雪車できれいに整地されていますので、不整地を滑るスキルはそこまで必要ではありません。(コースをなぞるだけでは旭岳ロープウェイスキー場を選択する意味はほとんどありませんが・・・)
コースをSONYのアクションカムAS300で撮影した動画で紹介していきますので、旭岳ロープウェイスキー場ってどんな所だろうと思われている方は参考にしてください。
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旭岳ロープウェイスキー場 BコースからDコース
旭岳ロープウェイスキー場で最初に足慣らしにピッタリなコースがBコースです。
登りがありますので、スピードを落とさず侵入することが重要です。勢いで登りをクリアすることは困難と思われますのでどこで登りをあきらめるかの判断が必要です。
Dコースは途中からロープウェイ付近を滑走することになります。
ロープウェイの中にいる人はコースを滑走する人の姿を見てコース状態を見極めています。
つまり、目立っていますので気合を入れてカッコつけて行きましょう。
Bコース(1,000m)+Dコース(1,800m)で2,800mの滑走距離になります。
旭岳ロープウェイスキー場 Bコースの分岐からCコース
旭岳ロープウェイスキー場のBコースの分岐からCコースの動画です。
旭岳ロープウェイスキー場の中ではスノーボード初心者の方も安心して滑れるコースです。
Cコース(2,500m)の滑走距離があります。ほとんど平坦と言って差し支えのない斜度です。
旭岳ロープウェイスキー場 AコースからCコース
旭岳ロープウェイスキー場でいちばんお世話になるであろう、AコースからCコースの動画です。
コースをなぞればハイスピードクルージング、コースを逸れればサイドカントリーに適した斜面で1回、回しただけではとてもコースを把握しきれず飽きることがありません。
Aコース(1,400m)+Cコース(2,500m)=3,900m
旭岳ロープウェイスキー場 Aコース外(大広間)からDコース
旭岳ロープウェイスキー場のAコースから右手にコースを外れて「大広間」と呼ばれる斜面を滑走している動画です。
方向を確認するためにカメラを止めたため動画は2分割されています。
Dコースからは他のスキーヤーが通った道に侵入してみました。
ノートラックで気持ちが良いように見えますが、斜度が無いために道をそれるとスノーボードの場合は埋まって大惨事になること間違いなしです。
旭岳ロープウェイスキー場 食事
ロープウェイ乗り場の2階に食堂があります。
アウトドア目的のお客さんが多いためか、揚げ物たっぷりのハイカロリー食が多かったです。
うま辛煮込みホルモンラーメン(味噌)1250円、揚げ餃子620円を注文しました。
ピリッと辛い味噌ラーメンが冷えた身体に染み込みました。
食堂の終了時刻が15:00と少し早いので、昼食抜きで滑ろうとしている場合は注意が必要です。
旭岳ロープウェイスキー場 まとめ
初めての旭岳ロープウェイスキー場ですが、天候の良い日を選んで訪れたため安全に滑ることができました。
スキー場といっても、よくあるゲレンデと違い何かあったら係の人が駆けつけてくれるわけではありません。
トラブルが起きたときは、遭難は警察(110)怪我は消防(119)に自力で連絡することになります。
山麓駅の売店はなかなかの品ぞろえです。
ステッカーなども豊富にありますので、コレクションされている方は必見です。